Application Insights の Proactive Detection を発表


このポストは、1 月 20 日に投稿された Application Insights Proactive Detection の翻訳です。

Visual Studio Application Insights のパフォーマンス分析がさらに進化しました。新機能として Proactive Detection が新たに加わり、Application Insights のテレメトリから異常なパターンを自動で検出できるようになりました。この機能を使用するのに特別なセットアップや構成は不要です。アプリケーションから十分なテレメトリが送信されれば、この機能で毎日自動的に分析が行われます。

たとえば、OS の一部のバージョンでアプリの読み込みが遅い場合や特定の地域で応答が遅い場合、その問題が検出され、メールが送信されます。Proactive Detection では機械学習とデータ マイニングを使用することで、これまでなら顧客からクレームがくるまで気付かないような、検出が難しい問題を発見することができます。

受信するメールは以下のようなものです。

こうした問題は思ったよりも一般的で、顧客からクレームを寄せられて初めて気付くケースも少なくありません。しかし、気付いた時点ではもう手遅れで、顧客が他社製品に切り替えていたり、さらに悪い場合は手厳しいレビューが投稿されていたりすることもあります。

構成は不要

パフォーマンスに関するテレメトリがアプリケーションから Application Insights に十分に送信されれば、Proactive Detection が毎日自動で分析を行います。アプリケーションにパフォーマンス異常が見つかった場合は、通知が送信されます。この機能を使用するのにわざわざオンとオフを切り替えたり、しきい値やルールを設定したりする必要はありません。

現在 Proactive Detection では、ページ ビューの読み込み時間、サーバーの要求応答時間 (Application Insights SDK または Status Monitor を使用)、依存関係の応答時間を分析できます。分析の対象となる項目は今後さらに追加される予定です。

メール受信者の一覧を設定するには、[Proactive Detection] ブレードの [Settings] を使用します。既定ではリソース管理者に設定されています。

分量に関する条件が設定されているため、サービスまたはアプリのトラフィックが不十分な場合や開発環境でデバッグしている場合、パフォーマンスが全体的に安定している場合には、Proactive Detection は表示されません。

Proactive Detection で検出された問題を調査する

Application Insights では、問題を定義するプロパティによって問題がフィルタリングされ、通知からその問題に関連するレポートやイベントを簡単に表示することができます。

受け取った通知メール (またはサービスの概要ブレード) から、Azure ポータルの [Proactive Detection] ブレードを開きます。

表示された通知をクリックすると関連するグラフが表示されます。このグラフを問題の優先順位の決定や診断に役立てることができます。たとえば、読み込みが遅いページに関する通知を受け取った場合、そこからページの読み込み時間のメトリックや個別のイベントを確認することができます。こうした問題は、問題を定義するプロパティ (地域、OS のバージョンなど) でフィルタリングされます。

Proactive Detection で検出される問題には以下のようなものがあります。

  • Web アプリケーションでページの読み込みが遅いブラウザーのバージョン。そのブラウザーのバージョンでは、アプリケーションの一部の機能が意図したとおりに動作しない可能性がある
  • 実行に時間がかかりすぎてユーザー エクスペリエンスに影響するアプリケーションの処理
  • Web サイトの他のページよりも読み込みに大幅に時間がかかるページ。そのページで読み込まれるコンテンツが多すぎる可能性がある

まとめ

Proactive Detection は、アプリケーションの問題を自動で検出できる事前対応型の新しい機能です。Proactive Detection のメリットや改善点、あるいは今後追加を希望する機能などがありましたら、ページ下部のコメント欄までお寄せいただくか、Application Insights チーム宛てにメール (AppInsightsML@microsoft.com) でご連絡ください。皆様からのたくさんのフィードバックをお待ちしています。

Comments (1)

  1. Anonymous says:

    このポストは、1 月 20 日に投稿された Application Insights Proactive Detection の翻訳です。
    Visual Studio Application Insights

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