VMware からの移行と災害復旧をサポートする ASR 機能強化を発表


このポストは、1 月 11 日に投稿された Announcing enhanced migration and disaster recovery for VMware using ASR の翻訳です。

このたび、Azure Site Recovery (ASR) の VMware to Azure 機能が強化され、一般提供が開始されました。これにより、Azure IaaS でレプリケーション コンポーネントやオーケストレーション コンポーネントをデプロイしなくても、VMware 仮想マシンや物理サーバーを Azure に簡単に複製し保護できるようになりました。今回の ASR 機能強化 (英語) によって、ASR をデプロイして VMware ワークロードを Azure に複製し保護 (または移行) する場合の総所有コストが大幅に削減されると同時に、管理のしやすさや簡易性が大きく改善されます。

従来の VMware to Azure 機能を使用するシナリオも現時点では引き続き可能ですが、今後 VMware のワークロードや物理サーバーを Azure に複製する際は、強化された新しい機能を使用していただくことを強くお勧めします。

この機能は 2015 年 10 月からプライベート プレビューとして提供が開始され、初期ユーザーの皆様から厳格な評価と検証を受けました。その結果多くの初期ユーザーの方が運用環境のワークロードをこの強化されたサービスに移行しています。ASR の VMware to Azure ソリューションは既に大手企業のお客様にご利用いただいており、これまでにお寄せいただいたフィードバックが反映されています。今回新たに SLA の適用対象となり、皆様のオンプレミスのワークロードを Azure に複製する準備が整いました。

今回強化された VMware to Azure 機能は ASR のワークロード対応型の災害復旧/保護ソリューションを基盤として構築され、異種混在環境やハイブリッド環境に対応しています。

  • IaaS コンポーネント/アプライアンスの実行が不要。Azure コンピューティング リソースの料金が発生するのは、Azure へのフェールオーバーや移行が開始された場合のみです。アプリケーション データはお客様の Azure Storage のアカウントに複製され、セキュリティと分離性が確保されます。また、仮想マシンが Azure にプロビジョニングされるのは、フェールオーバーや移行が開始された場合のみです。
  • MSI ベースの統合型セットアップ機能でオンプレミス コンポーネントをセットアップ。従来の複製ソリューションにかかるコストが不要になると共に複雑さが解消され、Azure への複製の構成を簡単な手順で行えるようになります。スケールアウト モードでは、ASR が実行中の複製および保護による保証を利用しながら複数の高負荷ワークロードを保護することができます。
  • サービスを中断せずに復旧テストが可能。VMware 仮想マシンを Azure にフェールオーバーするテストを数分で簡単に実行することが可能で、Azure でのワークロードのパフォーマンスも確認できます。このとき、実行中の複製処理や運用環境のワークロードへの影響はありません。
  • ASR 統合型のフェールバックを使用可能。オンプレミス サイトの使用準備が完了したら、Azure の仮想マシンをオンプレミスの ESXi 環境に複製し、元の場所か代替の場所にフェールバックすることができます。

次の表は、今回行われた VMware to Azure 機能の主な強化点をまとめたものです。

今回の ASR 機能強化による変更点

セットアップの簡素化と複雑さの軽減

総所有コストの大幅な低減

エンタープライズ クラスのマルチ VM ワークロードのサポートを拡張

企業向け対応の強化

オンプレミス コンポーネントを MSI ベースの統合型機能でセットアップおよび登録

ASR 統合型フェールバック エクスペリエンス

Azure IaaS インフラストラクチャのコンポーネント/アプライアンスが不要

構成サーバープロセス サーバーオンプレミスの同じ場所に配置、またはスケールアウト構成でデプロイ

追加コンポーネントをデプロイせずにフェールバック時に ExpressRoute を使用可能

Windows および Linux でクラッシュ時およびアプリケーションの整合性を保ちながら複製可能

サービスを中断せずに災害復旧機能をテスト可能 (TFO)

実行中の複製処理に影響を与えずに復旧元のボリュームのサイズ変更が可能

フェールオーバー中に復旧元の仮想マシンのシャットダウンが可能

vCenter Server 6.0 および RHEL 6.7 をサポート

従来のサービスを使用する顧客が、既存のアプリケーション データを強化されたサービスにオンデマンドで移行可能

FQDN の使用、ポートやインストール パスのカスタマイズが可能

高負荷ワークロードの動作を確認済み

 

これらの機能強化は、異種混在環境のワークロードのサポート、VMware vCenter Server の自動検出、継続的なデータ保護 (CDP)、ASR 復旧計画による 1 クリックのフェールオーバー、リッチな正常性監視、メールによる通知などの既存機能と同時に使用できます。

詳細な説明と使用方法については、VMware および物理サーバーのシナリオに関するドキュメント (英語) をお読みください。また、さらに詳しい情報や他のユーザーとの情報交換には MSDN の Azure Site Recovery フォーラム (英語) を、機能に関するご要望には ASR UserVoice (英語) をご利用ください。

ASR を使用するにはまず詳細な製品情報をご確認いただき、そのうえで Azure Site Recovery を使用してワークロードを Microsoft Azure に複製してください。強化された Azure Site Recovery の複製機能は 31 日間無料でご利用いただけます。新しい物理サーバーや仮想マシンの複製にご活用ください。

Azure Site Recovery は Microsoft Operations Management Suite の一部であり、Azure、AWS、Windows Server、Linux、VMware、OpenStack のどのサービスでワークロードを実行している場合でも、コスト効率が高いオールインワンのクラウド IT 管理ソリューションでワークロードの制御と管理が可能です。既存の System Center ユーザーは、Microsoft Operations Management Suite アドオンを使用すると、現在使用している資産をより有効に活用することができます。現在 System Center をご利用のすべてのユーザー向けに段階的な料金が設定されていますので、Operations Management Suite の各種新規サービスをご確認ください。IT 管理サービスは必要なものだけを使用することも可能で、手軽に実装してその価値をすぐに活用し、使用した機能の分の料金だけを支払うこともできます。ぜひお試しください。

Comments (1)

  1. Anonymous says:

    このポストは、1 月 11 日に投稿された Announcing enhanced migration and disaster recovery for VMware using ASR の翻訳です

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