Azure プレビュー ポータルの Web Apps および App Service Environment の 9 月の更新

このポストは、12 月 17 日に投稿された September update for Web Apps and App Service environments in the Azure Preview Portal の翻訳です。

お伝えするのが少し遅くなりましたが、ここでは既に提供済みのいくつかの新機能と機能強化についてご紹介したいと思います。

.NET framework 4.6 のサポート

.NET Framework 4.6 がサポートされ、これを使用するようにアプリを構成できるようになりました。

プロセス エクスプローラー

プロセス エクスプローラーでは信頼性に関する不具合が修正されました。また、プロセスを表すアイコンが導入され、Web サイト、Site Extensions、WebJobs、Kudu のプロセスがすぐに見分けられるようになりました。

 

認証/承認

大規模なディレクトリに対する処理が改良されました。これにより、大規模なディレクトリを扱うシナリオでの UI の応答性が大幅に向上しました。

新しい CI プロバイダー: OneDrive

OneDrive フォルダーを一貫してデプロイメント元としてセットアップできるようになりました。

App Service プランの [Essentials] ウィンドウ

App Service プランの [Essentials] ウィンドウに、Web アプリ、モバイル アプリ、スロットの合計数が表示されるようになりました。また、[Browse] からすべての種類のリソースが 1 つの表に表示されます。

ツール

[Tools] メニュー

[Tools] メニューに [Events] と [Alerts] が追加されました。

 

App Service Environments (ASE) の更新

新しい ASE 作成エクスペリエンス

Web Apps の作成エクスペリエンス改良の経験をフルに活用して、ASE の作成エクスペリエンスを刷新しました。その結果、エクスペリエンスが大幅に合理化され、「隠されていたもの」が解放されて必要最低限の項目を入力するだけでよくなりました。

 

ASE の自動スケーリング機能のサポート

ASE のワーカー プールとフロントエンドで、指標やスケジュールに基づく自動スケーリングが可能になりました。

 

フロントエンドおよびワーカー プールの [Full Resource] ブレード

フロントエンドとワーカー プールをリソースごとに管理できるようになりました。

 

IP アドレス管理エクスペリエンス

新しい ASE の IP 管理エクスペリエンスでは、ASE でホストされているアプリで IP アドレスをスケーリング、使用できるようになりました。

 

ASE のすべての種類のリソースでアラートをサポート

ASE のワーカー プールとフロントエンドで、指標に基づくアラートを設定して、メール通知を受信したり新しい Web フック機能をトリガーしたりできるようになりました。

 ClearDB クラスターのサポート

ClearDB 向けの高パフォーマンスの MySQL SKU が新たに追加され、ミッション クリティカルなデータベースがサポートされるようになりました。また、Web Apps の作成エクスペリエンスの改良の経験に基づいて、作成エクスペリエンスが洗練されました。

この発表については、次のブログ記事で詳しく説明されています。
https://blogs.technet.com/b/jpitpro/archive/2015/10/21/announcing-new-mysql-premium-tiers-from-cleardb.aspx

 

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