Azure ポータルの一般提供開始を発表


このポストは、12 月 2 日に投稿された Announcing Azure Portal general availability の翻訳です。

このたび、portal.azure.com (コードネーム「Ibiza」) の一般提供 (GA) が開始され、Azure の既定のポータルとして始動しました。

ポータルの一般提供を開始するにあたっては、時期を急ぐのではなく品質を重視しました。この取り組みは長期にわたりましたが、皆様からの継続的なフィードバックとご協力がなければとうてい成し遂げることはできなかったでしょう。Azure チームは、ポータルの一般提供開始の条件として、ユーザビリティパフォーマンス信頼性の 3 点について独自に設定した品質基準を達成することを掲げ、これらの分野の改善に重点的に取り組んできました。そしてようやく、無事にすべての品質基準を満たすことができました。

Azure ポータルは、Azure 上でスケーラビリティと可用性に優れた、大規模でグローバルなクラウド ユーザー エクスペリエンスを構築できることを実証しました。以下にそれを裏付けるデータをいくつかご紹介します。

  • 毎月 2.5 億件の要求を処理
  • 毎月 2,200 万のブレードを表示
  • 急速に成長する Marketplace で 3,500 以上のアイテムを提供
  • 18 の言語をサポート
  • 20 の地域で利用可能
  • 75 以上の機能で 1,800 以上のブレードを用意
  • 過去 6 か月間で、起動時のパフォーマンスを約 50% 改善、リソース ブレードのパフォーマンスを平均 300% 改善

上記の使用状況は加速度的に拡大しています。ポータルの一般提供開始に向けた取り組みの一環として、これらの成長パターンへの対応準備も行われました。

パフォーマンス

パフォーマンスについてはフィードバックが集中し、Azure チームも重点的に取り組みを進めてきました。パフォーマンスの改善はあらゆる分野にわたり、特にポータルの起動リソース ブレード、ポータルの主要機能 ([All resources] など) に関するパフォーマンスに注力しました。品質基準の評価は、すべての地域のすべてのユーザーを対象とした実際の使用状況 (利用統計情報を使用) に基づいて行われ、各重点分野の中央値と 95 パーセンタイル値を計測しました。

その結果、より高速なエクスペリエンスを実現できました。いくつかのデータをご紹介します。

  • ポータルの起動速度を 50% 以上改善
  • リソース ブレード (Web Apps、VM、SQL Database) の読み込み速度を平均 300% 以上改善

信頼性

ポータルに縦に表示されるエクスペリエンス (App Service、IaaS、SQL Database など) はすべて「拡張機能」と呼んでいます。これらの拡張機能は、必要な場合にポータルに読み込まれます (たとえば、SQL Database を管理する場合は、必要に応じて SQL Database の拡張機能を読み込みます)。

今回のリリースでは、すべてのエクスペリエンスにおける拡張機能の読み込み成功率を 99.9% に引き上げることを目指し、見事この基準を達成しました。

ユーザビリティ

ユーザビリティについても、皆様から多数のフィードバックが寄せられました。これらのフィードバックを反映して、今年さまざまな更新が実施されました。以下のセクションでは、皆様からの実際のご意見と、それにお応えしてポータルに追加された機能をいくつかご紹介します。

「リソースを見つけやすくしてほしい」

上部バーの検索機能

上部バーに検索ボックスが追加され、すべてのリソースを検索できるようになりました。

左側のナビゲーションからリソース リストにアクセス可能

常にワンクリックでリソースにアクセスできます。また、閲覧リスト (左側のナビゲーション領域から表示) では、フィルタリング可能なリストからすべての Azure サービスにアクセスできます。

リソースの閲覧エクスペリエンスを強化

閲覧時に名前やサブスクリプションによるフィルタリングが可能になり、列を選択できるようになりました。リソースの閲覧中にリソースをクリックすると、閲覧ブレードが自動的に折りたたまれ、リソース名のみを表示するリストに切り替わります。リソース ブレードを閉じると、閲覧ブレードが復元されます。これによりリソース リストの閲覧が簡単になり、効率的に 1 つのリソースに絞り込むことができるようになりました。

最近アクセスしたリソース

閲覧用に最近使用したリソースのカテゴリが追加され、左側の既定のナビゲーション領域からアクセスできるようになりました。

既定のダッシュボードに [All resources] を表示

既定のダッシュボードに [All resources] タイルが追加され、リソースにすばやくアクセスできるようになりました。

「リソースの管理方法をわかりやすくしてほしい」

すべてのリソースで一貫した [Settings] 機能

すべてのリソース ブレードには、対応する [Settings] ブレードが表示されます。このブレードには、そのリソースに関して設定可能なすべての項目が含まれます。ブレード内を検索できるほか、すべての種類のリソースで操作モデルが共通しています。

すべてのリソース ブレードで一貫した重要な情報を表示

すべてのリソース ブレードの上部には、共通の視覚的要素が配置され重要な情報が表示されます。

リソース ブレードを簡素化

パフォーマンスを高速化して画面を見やすくするために、リソース ブレードが簡略化され、表示されるタイルの数が減りました。また、必要に応じてブレードにタイルを簡単に追加できるようになりました。

発生したアクションを明確化

リソースに関する重要なイベントの通知が見やすく、見つけやすくなりました。トースト通知の導入、標準的な位置への通知の移動、コンテキストに応じた通知の追加が行われました。

コンテキスト情報を提供

ポータル内の移動をサポートするために、上部バーに便利でわかりやすい視覚的要素が表示されます。ナビゲーション パスに関する情報 (階層リンク) を確認できるほか、ポータルの共通機能 (設定、通知、ログインなど) にもアクセスできます。

「作業に必要な操作と視覚的要素を減らしてほしい」

主なタスク (閲覧、通知) の操作を簡略化

閲覧領域が見やすい場所に表示され、リソースにアクセスするまでの操作とブレードの数が減りました。また、Marketplace の検索も操作フローの早い段階で表示されるようになりました。

閲覧リストの機能強化: 列の追加、コマンド、リソースの新規作成

閲覧ビューに列を追加して充実させ、リソース ブレードを開かなくてもすべての詳細を表示できるようになりました。そのほかにも、閲覧ブレードからコマンドを実行したり、新規リソースを作成したりできます。

ナビゲーション バーのカスタマイズ

左側のナビゲーション バーをカスタマイズして、よく使用するサービスを見やすくワンクリックでアクセスできる場所に配置することができます。

ダッシュボードのカスタマイズ

ダッシュボードを自由にカスタマイズして、よく使用するリソースや情報を見やすくワンクリックでアクセスできる場所に配置することができます。

キーボード ショートカット

ポータルの共通機能をすばやく使用できます。

「ポータルからすべてのリソースにアクセスしたい」

閲覧の状態からすべての Azure サービスにアクセス可能

Azure ポータルの閲覧エクスペリエンスから、Azure ポータルと Azure クラシック ポータルのサービスを含むすべての Azure サービスにアクセスできます。

ポータルでサポートされるサービスと機能を追加

Azure ポータルには継続的にサービスや機能が追加されています。サービス一覧については、こちらのページ (英語) でご確認いただけます。

ポータルの今後について

ポータルへの取り組みはこれで終わったわけではありません。一般提供開始後も、ユーザー エクスペリエンスの改善、品質向上、高速化のために努力を続けていくつもりです。むしろこれまで以上のペースでイノベーションや改良を進めて行きたいと思いますので、どうぞご期待ください。

引き続き、以下の優先課題に取り組んでまいります。

  • 新ポータルへのすべてのサービスの追加。現時点で利用可能なサービスについては、こちらのページ (英語) でご確認ください。
  • パフォーマンスと信頼性の改善
  • 皆様からのフィードバックに基づくユーザー エクスペリエンスとユーザビリティの改善 (例: 水平スクロールへの対応)
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