Azure Backup でロード バランサーと CloudLink で暗号化された IaaS VM をサポート

このポストは、11 月 18 日に投稿された Announcing Azure Backup support for Load Balancer and CloudLink encrypted IaaS VMs の翻訳です。

Azure Backup は、Azure で実行する Virtual Machines (Windows および Linux) の一貫したバックアップを提供する、シンプルで信頼性の高いサービスです。既に提供を開始している一般提供版 (英語)機能強化 (英語) に加えて、今回新たな Virtual Machine 構成をサポートすることになりました。

  • ロード バランサー構成 (内部、外部) の Virtual Machines
  • 複数の NIC を持つ Virtual Machines
  • 複数の予約 IP アドレスを持つ Virtual Machines
  • CloudLink SecureVM (英語) で暗号化した VM

新たな構成と CloudLink SecureVM をサポートしたことで、Azure Backup は、Azure で実行する Virtual Machines を確実にバックアップできるエンタープライズ クラスのバックアップ ソリューションとなりました。

CloudLink SecureVM で暗号化された VM のサポート

重要な VM やデータを Azure に移行しようとしている企業にとって、暗号化とバックアップは欠かせない機能です。Azure Backup と CloudLink SecureVM を使用すれば両方をシームレスに行うことができます。データの暗号化はすべて VM 層で透過的に行われます。Azure Backup が VM のディスクのスナップショットを取得してデータを転送する際にアクセス/転送するのは。暗号化されたデータのみです。復元時にはページ BLOB のデータが暗号化されたままで、復元された VM で SecureVM エージェントがブート時にサーバーに接続してキーの認証を行います。

Virtual Machines のバックアップ

上記の Azure IaaS Virtual Machines 構成のバックアップは、以下の手順で簡単にセットアップできます。

  1. Azure Backup を使用して、Backup 資格情報コンテナーで保護する必要がある Virtual Machines を見つけます
  2. 見つけた Virtual Machines を Backup 資格情報コンテナーに登録します。
  3. 登録した Virtual Machines をバックアップ スケジュールやバックアップ コピーの保存期間を定義したポリシーで保護します。

Virtual Machines の復元

Azure Backup 資格情報コンテナーで保護されている Virtual Machine は、UI または PowerShell で復元できます。UI から Virtual Machine を復元する場合は新しいクラウド サービス オプションを使用することをお勧めします。PowerShell を使用すれば、Virtual Machine ディスクを Backup 資格情報コンテナーから復元できます。復元したディスクは PowerShell コマンドレットで作成した指定の VM 構成にアタッチできます。

使用を開始する

Azure Backup の使用を開始するには、Azure サブスクリプションが必要です。Azure サブスクリプションを取得したら、Azure Backup 資格情報コンテナー (英語) を無料で作成できます。IaaS Virtual Machines のバックアップ方法 (英語) は 5 分ほどで習得できます。

関連リンクと追加コンテンツ