Azure Search にコードなしでデータを読み込む

このポストは、11 月 10 日に投稿された Load data into Azure Search with zero code required の翻訳です。

私たちはこの数か月間、ユーザーの皆様に Azure Search を気軽に使い始めてもらうにはどうすればよいかを考えてきました。そして、使い始めるにあたってまず面倒なのが、サービスにデータを読み込むことだったのではないかと気付きました。もしそうであれば、SQL および DocumentDB 向けのインデクサー (機械翻訳) を使っていただければ、問題は今すぐ解決します。

今回、これまで寄せられていた多くのご要望にお応えして、インデクサーの作成と監視を Azure Search ポータルで完全にサポートしました。今後は一切コードを記述することなく、データを Azure Search に読み込むことができます。操作がなるべくシンプルになるように、スキーマ検出などの処理によってサブスクリプション下の適合するデータベースが自動的に表示されるようにしました。では、ご詳しく説明しましょう。

ガイド付きのワークフローとして「Import Data」を利用できます。これが、セットアップのすべての手順を案内してくれます。新しく導入されたデータベース選択ツールでは、サブスクリプション下にあるデータベースの一覧を見て、そこから選択することができます。自分で検索を実行したり、接続文字列を組み立てたりする必要はありません。

データベースを選択するとユーザーが自動的に検出され、接続をテストできます。接続が成功すれば、テーブルの一覧 (または、DocumentDB のコレクションの一覧) が表示されます。

以前は、インデクサーを作成するときに、インデックス スキーマをゼロから定義する必要がありました。この作業は、特にペイロードを手作業で記述する場合、列数が数百にも上ると相当な手間になります。新しいデータ インポート機能では、データ ソースからスキーマが検出され、それを作業開始のベースとして利用することができます。データ型やキー値も提示されます。

データは最新の状態に保つことが重要であるため、更新のスケジュール実行を簡単に設定できるようになっています。スケジュールは、運用システムへの余分な負荷を避けるために、オフピーク時間 (真夜中など) に実行するように設定できます。

インデクサーでは、データベースへの負荷を減らすために変更追跡がサポートされています。SQL 統合変更追跡を使用している場合は、それが自動で設定されます。SQL 統合変更追跡を使用していない場合は、高基準値ポリシーを指定できます。

インデクサーのセットアップ後は、実行を監視して、すべてがスムーズに実行されているかを確認する必要があります。すべてのインデクサーの簡単な稼働状況が、インデクサー監視ページに表示されます。このページで、最後の実行のステータスやドキュメント数を確認できます。各インデクサーをドリルダウンして、実行履歴を確認することもできます。また、インデックス作成時のドキュメント レベルのエラーを追跡することもできます。

この新しいインポート機能を使用すれば、Azure Search を簡単に使用できるようになります。ご意見やご質問がある場合は、下のコメント欄までお寄せください。UserVoice (英語) でのフィードバックもお待ちしています。