SQL AlwaysOn と Azure Site Recovery の統合を発表

このポストは、10 月 13 日に投稿された Integrating SQL AlwaysOn with Azure Site Recovery の翻訳です。

 

このたび、SQL AlwaysOn と Azure Site Recovery 統合のプレビュー版がリリースされました。Azure Site Recovery ではこれまでも、各アプリケーション独自の可用性要件に対応しながら、さまざまなワークロードの災害復旧セットアップを簡易化する取り組みが進められてきました。今回これが進化し、SQL AlwaysOn が Azure Site Recovery でネイティブにサポートされるようになりました。

仮想マシンと共に SQL 可用性グループを Azure Site Recovery の復旧計画に追加できるようになるため、バックエンドとして AlwaysOn レプリケーション構成で SQL データベースを使用する多層アプリケーションのフェールオーバー管理に、シーケンス処理、スクリプト化、手動操作などの Azure Site Recovery の復旧計画の全機能を使用できます。

通常 3 階層のアプリケーションは、データベース層、アプリケーション層、Web フロントエンド層で構成されます。SQL AlwaysOn は SQL Server の災害復旧テクノロジで、アプリケーション層と Web フロントエンド層を構成する仮想マシンは、Azure Site Recovery でサポートされている各種機能を使用して Azure に複製できます。

今回のリリースにより、Azure Site Recovery の高機能なフェールオーバー管理機能、さらにアプリケーションの各階層に最高クラスのレプリケーション機能を使用できるようになります。また、SQL AlwaysOn 可用性グループのフェールオーバーに関するスクリプトの作成や管理が不要になります。このソリューションは、現時点では System Center Virtual Machine Manager で管理されている環境でのみサポートされます。

詳しい設定方法は、Azure Site Recovery のドキュメントをお読みください。

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