Azure Backup が SQL や Hyper-V VM などのバックアップに対応

このポストは、10 月 7 日に投稿された Azure Backup introduces backup of SQL, Hyper-V VMs and more の翻訳です。

 

Microsoft Azure Backup サーバー (コードネーム「Venus」) で Microsoft SQL Server、Hyper-V VM、SharePoint Server、Microsoft Exchange、Windows クライアントをバックアップできるようになりました。

Microsoft SQL Server などの Tier-1 ワークロードのユーザーは、Microsoft Azure Backup サーバーでディスク バックアップを選択すると RPO や RTO を改善できます。また、Azure へのバックアップでは、引き続き D2D2C バックアップによる Azure の長期保有が適用されます。さらに、Microsoft Azure Backup サーバーでは、単一のオンプレミス コンソールですべてのアプリケーションのバックアップを監視できます。

Microsoft Azure Backup や Microsoft Recovery Services のエージェントではこれまで、ファイルおよびフォルダーの Azure へのバックアップがサポートされていました。今後も Azure への直接バックアップでこのエージェントを引き続き使用できます。アプリケーション ワークロードを保護する場合は、Microsoft Azure Backup をダウンロードしてサーバーにインストールします。ダウンロードするには、Azure サブスクリプションにログインして Azure Backup コンテナーに移動するか、アカウントを新規作成します。その後、クイック スタート ウィザードのページに移動し、Microsoft Azure Backup サーバーをダウンロードします。

アプリケーション ワークロード対応の Microsoft Azure Backup サーバーは、現時点では英語でのみ提供しています。マイクロソフトはより多くの皆様にご利用いただけるようにするために、他の言語でも Azure Backup エージェントと同様にできるだけ速やかに提供を開始する予定です。

Microsoft Azure Backup サーバーは現在、Microsoft Azure Government のデータセンターと 21Vianet が運営する中国の Microsoft Azure を除き、全世界の Azure 提供地域でご利用いただけます。現在ご利用いただけないこれらの地域でも、今年中に利用可能になるよう取り組みを進めています。

Microsoft Azure Backup では、こちらのページの料金モデルに従って、現在の Azure サービス (従量課金制、EA、Open License など) に応じた料金が引き続き適用されます。

また、ワークロードのサポート以外にも大規模なデータソース (英語) のバックアップ、最大 99 年間の長期保有別のサーバーを使用した Azure Backup コンテナーからのデータ復元など、さまざまな機能が新たにサポートされています。

詳しい前提条件や構成、よく寄せられる質問については、Azure Backup のドキュメント (英語) を参照してください。

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