Azure Redis Cache: Premium レベルのパブリック プレビューの提供を開始


このポストは、10 月 2 日に投稿された Azure Redis Cache: Public preview of premium tier の翻訳です。

 

このたび、Azure Redis Cache で Premium レベルのパブリック プレビューの提供が開始されました。Premium レベルは、スケーラビリティの最大化とエンタープライズ統合を実現するエンタープライズ向けのサービス レベルです。

Basic および Standard と同様に、Premium もマイクロソフトが管理する専用サービス レベルです。Standard レベルの全機能に加えて、高パフォーマンスの Cache や大量のワークロード対応、データ永続化機能、高度なセキュリティなど、Standard レベルよりも大きなメリットが得られます。

ここでは Premium レベルで現在ご利用いただける機能をご紹介します。

機能紹介

Standard/Basic レベルよりも高いパフォーマンス

Premium レベルの Cache は高速なプロセッサを備えたハードウェアにデプロイされるため、Basic/Standard レベルと比較してパフォーマンスが向上しており、スループットの増加とレイテンシの低下が実現されています。

Cache のサイズが同じ場合、Premium レベルの方が Standard レベルよりも高スループットです。たとえば、53 GB の Cache では、P4 (Premium) のスループットが 250K RPS であるのに対し、C6 のスループットは 150K RPS です。

Premium レベルのパフォーマンス特性の詳細については、こちらの FAQ (英語) をご覧ください。

Redis のデータ永続化機能

Premium レベルでは、Redis に格納されたデータを Azure ストレージ アカウントに保存することができます。Basic/Standard レベルでは、すべてのデータはメモリのみに格納されるため、基盤インフラストラクチャに問題が発生した場合、データ損失を引き起こす可能性があります。そのため、Premium レベルで提供される Redis のデータ永続化機能を使用して、データ損失に対する回復性を高めることをお勧めします。

Azure Redis Cache では、RDP スナップショットと AOF (近日追加予定) の両方がサポートされます (「Redis の永続化 (英語)」ドキュメントで説明)。

Redis Cluster

53 GB よりも大きい Cache を作成したり、複数の Redis ノードにデータをシャーディング (分割) したりする場合には、Redis Cluster を使用できます。Azure Redis では、Redis Cluster (英語) のマスター/スレーブ モデルを採用しています。クラスター内の各シャード (Redis ノード) はマスターとスレーブのペアになっており、Azure Redis Cache サービスがこれらのクラスター内のノード間でのレプリケーションとフェールオーバーを管理します。

Redis のクラスタリングにより、スケーラビリティとスループットが最大化します。スループットは、クラスター内のシャード (ノード) の数に比例します。たとえば、10 個のシャードを含む P4 クラスターを作成した場合、スループットは 250K x 10 = 2.5M RPS となります。Premium レベルのパフォーマンス特性の詳細については、こちらの FAQ (英語) をご覧ください。

セキュリティの強化と分離

Basic/Standard レベルで作成された Cache はパブリック インターネットからアクセス可能で、Cache へのアクセスはアクセス キーによって制限されています。Premium レベルでは制限をさらに強化して、指定したネットワーク内のクライアントのみに Cache へのアクセスを許可できます。Redis Cache を Azure Virtual Network (VNET) にデプロイし、サブネットやアクセス制御ポリシーなど、VNET のあらゆる機能を使用して、Redis へのアクセス制限を強化できます。

料金と SLA

: Premium レベルのパブリック プレビュー期間中、特別プロモーションとして、Premium レベルを Standard レベルの料金でご利用いただけます。ただしこの期間中は、Premium レベルの SLA は提供されません。

詳細については、Redis Cache の料金ページをご覧ください。

Premium レベルでの Redis Cache の作成

Premium レベルで Redis Cache を作成する場合には、Azure プレビュー ポータルまたは ARM テンプレートを使用できます。近日中には、Azure コマンドライン ツールからも作成できるようになります。

ASP.NET Redis セッションと出力キャッシュ プロバイダーの更新

今回、Redis Cluster をサポートする ASP.NET Redis セッションと出力キャッシュ プロバイダーのプレビューもリリースされます。これは既存のプロバイダーに対するメジャー アップデートで、キー形式が変更され、クラスタリングがサポートされるようになりました。

今回のリリースでの変更点の詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。

関連ドキュメント

さらに詳しい情報は、Redis Cache のドキュメント (https://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/services/redis-cache/、英語) をご覧ください。

Premium レベルで Redis Cache を作成するにはさまざまな機能を活用できます。それぞれ以下のリンクからご確認ください。

ロードマップ

今回は、Premium レベルの最初の機能セットをリリースしました。これで、どのようなシナリオを実現できそうか、ある程度把握いただけたのではないかと思います。近日中にはさらに多くの機能をお届けする予定なので、ブログやポータルを忘れずチェックしてください。

なお、以下のプレビュー版の制限事項は、近いうちに撤廃される予定です。

  • 永続化機能と他の機能 (Redis Cluster など) の併用
  • Redis の永続化機能における RDB オプションの設定
  • Redis の永続化機能における AOF モードの有効化
  • クラスター内のシャード (Redis ノード) の数のスケーリング

まとめ

Premium レベルは、スケーラビリティの最大化とエンタープライズ統合を実現するエンタープライズ向けのサービス レベルです。ぜひお試しになり、ご意見、ご要望をお聞かせください。

フィードバックのお願い

新しい Premium レベルを試すにあたってご不明な点がありましたら、Azure Redis Cache フォーラム (英語) までご質問をお寄せください。また、新機能に関するご提案は、Azure Redis Cache UserVoice (英語) でお待ちしています。

Premium レベルでの制限事項やフィードバックについては、メールでも承っています。 

Comments (2)

  1. Anonymous says:

    このポストは、10 月 2 日に投稿された Azure Redis Cache: Public preview of premium tier の翻訳です。

    このたび、Azure Redis

  2. Anonymous says:

    このポストは、12 月 3 日に投稿された Azure Redis Cache: General availability of Premium tier の翻訳です。

    Azure Redis Cache

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