Azure Government Cloud で米国公共機関向けに Azure Backup を提供

このポストは、9 月 30 日に投稿された Azure Government cloud announces Azure Backup for U.S. public sector の翻訳です。

 

オンプレミスとクラウドの資産を効率的かつ安全に保護したいという米国公共機関のお客様から寄せられた多数のご要望にお応えして、このたび Azure Government CloudAzure Backup をご利用いただけるようになりました。Azure Backup には主に次のような機能が組み込まれ、それによって Azure Government Cloud でバックアップ サービスを提供するための要件が満たされることになります。

  • 分離 : Azure Government Cloud では、米国公共機関の厳格なコンプライアンス基準を満たすために、ネットワークが分離されています。Azure Backup を利用すると、SQL Server、SharePoint、Exchange、Azure Government Cloud で実行されている Hyper-V VM などのワークロードのビジネス データを保護することができます。
  • 担当者の審査 : Azure Government Cloud の一部として、Azure Backup の運用とサポートは素性を審査された米国籍のスタッフが担当します。
  • セキュリティ : Azure Backup では、データはオンプレミスからの送信前に暗号化されます。この暗号化されたバックアップ データは HTTPS プロトコルを使用して安全に送信され、暗号化された状態で Azure Government Cloud に保存されます。
  • ビジネス継続性 : Azure Backup は、99.9% の可用性を保証する非常に信頼性の高いサービスです。データは耐障害性に優れたストレージに保管され、800 キロ以上離れた場所にある 2 つの Azure Government Cloud データセンターに最大 6 つのコピーが保存されます。
  • 効率性 : Azure Backup では、連続する 2 つのバックアップの間に変更されたブロックのみが転送される増分バックアップを実行します。また、ブロックを Azure に送信する前に圧縮することで、ネットワーク帯域幅やクラウド ストレージを最大限に活用できます。

利用を開始するには、Azure Government の無料評価版サブスクリプション (英語) をご依頼ください。Azure Government サブスクリプションを既にお持ちの場合は、10 分ほどで Azure Backup をお試しいただけます。

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