[今週の技術解説] IT 技術者のさまざまな働き方と家族の暮らしを支援する Windows Home Server にトライ!

※ この記事は、2 週間前 『20 万人の IT エンジニアが愛読する、現場に役立つニュースレター TechNet Flash』 の特集として配信されたものです。
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多くの人がさまざまなデバイスを使い、さまざまなサービスを利用するようになってきています。この潮流にのって IT に携わる人々が多種多様な働き方を始める契機としています。でも個人情報の観点や、より大きなデータの取り扱いなどまだまだ改善の余地があります。そこで今回は IT 技術者の日常に注目し、Windows Home Server を取り上げてみます。

 

きっぱり言いたい、IT 技術者も人間であり、家族があり、プライベートがあります。

メインフレームを中心としてきたシステム作り中心で、通信も発達していなかった頃にはコンピューターで業務をするためには会社にいる時間が肝だったわけで、私もコンソールの前に何時間も何時間も座っていたものです。今は通信手段の発達とともに、PC での開発も容易になり、運用もリモート監視がかなり容易になってきて、人と話す時間をより多く取れるようになりました。

しかし、今度は業務と個人の時間の境がつきにくくなり、人間の側が意識して境目をつけないと永遠に業務ができてしまうジレンマに陥るようなことも起きています。「いつでも人に連絡できる」というのが当たり前になったわけですね。一方で携帯電話の普及で電話番号を覚える訓練を人間がしなくなって、今 旧式の電話に戻ると焦る人がどれだけいるかわからないでしょう。

逆転の発想が必要ですね。IT が便利になるということは家族との時間をより多く割くことに IT が使えるということ、業務を最も効率的に行うためにITが使えると考えると世の中はいい方向に進んでいることは間違いないことが感じられるでしょう。

皆さんもよくご存じのようにマイクロソフトは利用者の生産性向上のために Office を開発してきましたし、より使いやすい OS を求めて Windows 7 まで辿り着きました。しかし、プライベートの時間と業務の間に着目した製品が 1 つあります。それが Windows Home Server (以下 WHS) です。業務用に開発された技術を家庭にまで広げようとしたこの製品は他の製品に無い面白さが存在します。

一番注目されてきたのは家庭で扱われる電子ファイルの保管庫としての機能で、旅行の写真やビデオ、音楽などを家庭内で利用するところに多くの人が驚くべき便利さを感じていただきました。これらは押入れに大事にしまってきた従来のアルバムやビデオ テープと同じで家族の絆と歴史の記録です。どれだけの人がそのデータ損失の危機に陥り、焦ったことでしょう。特に頼りにされている ITを知っている方は大変です! 家族中から信頼の裏返しに責められます。 Windows Home Server で保管しておけば...

 

でも今回注目したいのはどこでも働けて、家の情報に外部からもアクセスできるリモート アクセスの機能です。

Windows Home Server の製品ページにある活用術の資料は秀逸でぜひお使いいただきたいですが、こういう製品マニュアルは後ろの方の章をなかなか読まないもので、機能を使いこなせていない人が結構いることに気づきます。電化製品で私も同じ体験を数々行ってきました。リモート アクセスの機能は活用術で言う第 7 章になります。

Windows にはリモート PC の画面に接続してあたかもそこに座っているかのように使えるターミナル機能であるリモート デスクトップがあります。同じように外部から家やホーム オフィスにある WHS に接続することができる非常に便利な機能があります。家で作業した素晴らしい文書を忘れてくることはもうありません。

WHS の良さは比較的難しいとされるインターネットとの接続を意識しないで設定ができることで、リモート接続をオンにする手順で機器も構成しにいってくれます。

リモート デスクトップで接続する他にも、ファイル交換サービスやクラウドのファイル管理サービス (一例 : SkyDrive) に比べ、容量の制限は可能な通信帯域に依存し、最近のビデオ ファイルのサイズなどを考慮すると比較的大きなものでも交換可能なことも結構魅力でしょう。

 

上記で掲載した画像は下記のリモート アクセス環境設定に関する資料からの抜粋です。

 

WHS は通常の Windows と違い、パッケージの箱だけでは売っていない OS になります。PC にプレ インストールされていてすぐに利用できるタイプと部品と一緒に購入してご自身で保有している PC にインストールする方法がありますので若干注意です。とは言え、他の Windows Server 兄弟の中では価格も利用規模も最も小さいものになりますので手が届きやすいのではないかと思います。

 

面白いなぁ、とご興味を持っていただいた方はぜひこれからさまざまなキャンペーンが行われていきますので注目です。製品ページも合わせてぜひウォッチいただきたいと思います。

 

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皆様の 2011 年の IT ライフが Windows Home Server で豊かに、そして安全になりますように!