TechNet 2.0 – エピソード 4 – トラブルシューティングとダウンロードの検索

こんばんは、TechNetオンライン担当の松近です。毎日ブログを書いていると、投稿することがだんだん快感になってきました。どんなことでも継続すると、ハイな気持ちになる瞬間があるのかもしれません。

私の通っているテニススクールの先生が、スウィング(?)を教えるときに「乗りよく」「乗りよく」と口癖のように繰り返すのですが、TechNet 2.0 もブログもこの調子で「乗りよく」いきたいと思います。(^◇^) まずは、TechNet 2.0 第一弾、3月3日のLiveまで、「乗りよく」お付き合いいただけると嬉しいです。

さて、今回のリニューアルの中で、是非お試しいただきたいのが、本日ご紹介する検索機能です。

「皆さんが検索時に主に Google を使用していることは認識しています。ですが、IT プロフェッショナルがマイクロソフト製品やテクノロジに関する情報を検索する際には、Google よりもお役に立てるようになりたいと思っています 。」(エピソード 3 より)

そんな思いを込めて開発された検索ボックスです。トラブルシューターの皆様、是非3月3日にお試しください。

明日はエピソード5を投稿します。また明日お会いしましょう。

以下、Keith のブログ「TechNet 2.0 – Episode 4 – Troubleshooting and Download Finders」より。

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特定のソフトウェア製品を使用しているときにエラー メッセージや番号が表示されて、それがどういう意味を持つもので、どう解決したら良いか悩んだことはありませんか。このような場合、まず、どこで情報を探しますか。私の場合は、そのときに起動したブラウザーによって最初に調べる場所は異なります。ほとんどの場合は、IE 8 を起動するので、検索フィールドにエラー メッセージを入力して、Enter キーを押しています。私の既定の検索エンジンは、bing.com です。通常、Bing で検索すると、世界中のさまざまなサイトから膨大な量の情報が返されます。

このように膨大な量の情報が返されるのではなく、マイクロソフトの Web サイトに限定して情報を検索する洗練された方法があれば、と思っています。エピソード 3 で既に検索機能を取り上げましたが、今週は新しい "検索機能" (ファインダー) をご紹介したいと思います。

これを踏まえて、私は John Martin に連絡して、トラブルシューティングやダウンロードに関する情報を見つけるのに役立つ TechNet の機能についての彼の見解を話してもらうように依頼しました。エピソード 4 のポッドキャストには、下記の Silverlight アプリケーションからアクセスできます。前回までと同様に、.MP3 バージョンも提供していますので、iPod や Zune で再生することも可能です。重要なポイントについては、文字ベースでも説明します。

エピソード 4 のポッドキャスト

Get Microsoft Silverlight

はじめに

先週は、検索、検索結果の書式、TechNet ブランドを構成するプラットフォームを活用する検索機能について紹介しました。検索は注意が必要な処理で、適切な検索結果を返すクエリを構築するには配慮が必要です。ダウンロードを検索したり、問題のトラブルシューティングを行うという主要シナリオでは、IT プロフェッショナルが、検索に特化した新しい機能を使用して、この問題を克服できるようにしたいと考えています。非公式には、このような機能をファインダーを呼んでいます。

まず、ダウンロードを検索する場合について説明しましょう。

ダウンロードの検索機能

ダウンロードの検索機能には、選択できる 3 つのフィールドがあります。これらのフィールドは、必要なコンテンツをフィルター処理して見つけることができる簡易メニューのようなものです。たとえば、TechNet サブスクリプションを契約していない場合に、Exchange Server 2010 の評価版のダウンロードを探しているとしましょう。このダウンロードの検索機能を使用すると、検索範囲を迅速かつ簡単に絞り込むことができます。Bing によるトップ 5 の検索結果が、この検索機能の下に表示されます。詳細な情報が必要な場合は、More (詳細情報) をクリックすると、TechNet の検索機能により詳細な結果を確認できます。

ダウンロードの検索機能はどこにあるのか

この機能は、さまざまな場所で提供する予定です。ダウンロードの検索機能は、さまざまな製品の TechCenter のダウンロード ページの標準機能として提供します。特定の製品の TechCenter では、該当製品が自動的に選択されるので、製品名を指定する必要はありません。これは、エピソード 2 で紹介した、TechCenter の絞り込み検索と非常によく似ています。TechNet 2.0 では、ダウンロードの検索機能に加えて、問題のトラブルシューティングに役立つ機能をもう 1 つご用意しています。

トラブルシューティング

1 週間ほど前に、私は自分の PC を入れ替えました。その際、Outlook で使用するオフライン アドレス帳を同期する必要があったのですが、あるエラー メッセージが表示され、アドレス帳を同期できませんでした。私には理解できないものだったので、表示された 16 進数のエラー メッセージを IE 8 の検索フィールドに入力して、Bing で検索しました。念のため、Google も検索してみました。ご想像のとおり、どちらの検索エンジンでも、さまざまなサイトから膨大な量の情報が返されました。

technet.microsoft.com サイトの使用法から、多くのユーザーが検索を実行するために、TechNet サイトにアクセスしていることは認識しています。実に約 25% のユーザーが、情報を検索するために TechNet にアクセスしています。その点を考慮して、私がオフライン アドレス帳 (OAB) について抱えていたような問題のトラブルシューティングに役立つ機能を強化したいと考えました。

トラブルシューティングの検索機能

トラブルシューティングの検索機能には、3 つの入力フィールドがあります。

  • Search all resources (すべてのリソースを検索): このフィールドにキーワードを入力すると、TechNet ライブラリ、フォーラム、KB、ダウンロードからキーワードに一致するコンテンツが検出されます。
  • Search the KB (KB を検索): サポート技術情報 (KB) の番号を入力すると、KB のみを対象に検索を実行します。
  • Search Events & Errors (イベントとエラーを検索): イベント ID またはエラー コードを入力すると、イベントとエラーに関するデータベースに対象を絞って検索を実行します。

どの場合も、トラブルシューティングの検索機能により、検索条件に基づいて、最適な結果を得るために対象のデータベースを使用して洗練されたクエリが構築されます。この機能は、私が OAB のデータをダウンロードしようとしたときに発生した Outlook の同期に関するエラー メッセージを解決するうえで特に役立ちました。

また、ラップトップ コンピューターのシャットダウンで問題が発生したこともありました。私がハードウェアの神と崇めている人は、この問題についての知識があり、ある KB 資料に記載されている修正プログラムを入手するようにと教えてくれました。手元にあった情報は KB の番号だけです。この場合にも、上記のトラブルシューティングの検索機能が、このような範囲を限定した検索に役立ちます。

これらの機能の印象はいかがですか。ぜひ、ご意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。これらの機能は、近日中に technet.microsoft.com でお試しいただけるようになります。実際に新機能をご利用いただけるようになるまでは、このブログとポッドキャストで引き続き新機能を紹介します。

来週の火曜日に公開するエピソード 5 では、ビデオのエクスペリエンスを紹介します。ぜひ、またアクセスして、ご意見をお寄せください。またオンラインでお会いしましょう。