[ADSI プログラミング] お役立ちツールのご紹介

こんにちは、 ILM 一家のパパ ( お父さん ) です。
今週は、一家のお母さん(ういこさん)がいない、非常に寂しい日々を送っています。 ピロトと二人で留守を守り、指折り数えて帰りを待ってます。また、今月は余暇も非常にバタバタしていまして、ブログ書き込みもお休みがちでした、読者の方すみません。

さて、寂しさのあまりテンションも低い状況ですが、気を取り直してお役立ち情報をご紹介することにしましょう。
過去に製品の管理ツール、サポートツール、リソースキット等のユーティリティをご紹介しましたが、我々サポートエンジニアが、その他、トラブルシュートや動作の診断に使用しているツールは他にも多数あります。

まず、サイトを見ていただきましょう。

Windows Sysinternals
 https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/default.aspx

ここで紹介しているツール類は 10年以上前から使っていたものですが、以前は 他社(Sysinternals 社)のツールとしてご紹介に難がある状況がありました。2006年に マイクロソフトが買収したことにより Technet のサイトに内包されることとなっています。
このサイトには、我が Blog で扱っている ADSI、WMI、ILM のみでなく、一般的な Windows トラブル、プログラミングトラブルの診断に使用できるツールが数多く登録されています。

ADSI , WMI プログラミングで有効と考えられるツールとしては、以下のようなものがあります。

AD Explorer (英語)
Active Directory Explorer は、Active Directory (AD) の高度なビューアーおよびエディターです。

AD Insight (英語)
AD Insight は、Active Directory クライアント アプリケーションのトラブルシューティングを目的とした LDAP (ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル) リアルタイム監視ツールです。

AdRestore (英語)
削除した Server 2003 の Active Directory オブジェクトを復元します。

TCPView (英語)
アクティブなソケットを表示するコマンドライン ビューアーです。

AccessChk (英語)
このツールでは、ファイル、レジストリ キー、Windows サービスに対して、指定したユーザーやグループが持つアクセス権を確認できます。

AccessEnum (英語)
シンプルかつ強力なセキュリティ ツールです。システム上のディレクトリ、ファイル、およびレジストリ キーについて、どのユーザーがどのアクセス権を持っているかどうかを確認できます。このツールを使用すると、アクセス許可のセキュリティ ホールを見つけることができます。

Process Explorer (英語)
プロセスが開いたファイル、レジストリ キーなどのオブジェクト、読み込んだ DLL などを調べます。この非常に強力なユーティリティでは、各プロセスの所有者も表示できます。

PsTools
PsTools スイートには、ローカル コンピューターまたはリモート コンピューターで実行されているプロセスの一覧の取得、リモートでのプロセスの実行、コンピューターの再起動、イベント ログのダンプなど、さまざまな操作を行うためのコマンド ライン ユーティリティが含まれています。

なお、以下のようなスクリーンセーバもあるようですが、どうしたものでしょう.... サポート担当者としては微妙な気持ちです。

BlueScreen (英語)
このスクリーン セーバーは、ブルー スクリーンを正確に模した画面を表示するだけでなく、CHKDSK を含む再起動を模した画面も表示します。このユーティリティは、Windows NT 4、Windows 2000、Windows XP、Server 2003、および Windows 9x で使用できます。

いかがですか?
使えそうなツールはありますでしょうか。
またの機会に、この中の幾つかを具体的に紹介したいと思います。

今週は ろんりーはーと な
~ お父さんより ~