メモリー使用量が増える現象 (メモリリーク)

今回は Internet Explorer を利用している場合に発生するメモリー使用量が増える現象についてお話しします。   なお、本記事に掲載している内容は、Internet Explorer 以外の、例えば Microsoft Edge や Google Chrome、Firefox といったほかのブラウザーでも有効な部分があります。ぜひ参考にしてみてください。   そこそこのボリュームがあるため、全部で 2 回に分けて記事をまとめる予定です。 Internet Explorer を利用しているときに「あれ?おかしいな…」と思ったら、下記手順に従い確認をしてみてください。   第 1 回 : メモリー使用量が増える現象 (本記事) 第 2 回 : メモリー使用量が増える具体的な例 (執筆中)   本記事では、Internet Explorer を利用している場合のメモリー使用量が増える現象について、まずは一般的な知識と、それを切り分ける方法についてまとめました。 Internet Explorer 上でのメモリー使用量の増加の現象は、単純な方法での調査が難しく、本記事に記載したような内容をコツコツと時間をかけて確認する必要があり非常にお時間がかかるケースが多いですが、少しでも参考になれば幸いです。   1. メモリー使用量が増えるのはなぜ? そもそも Internet Explorer で Web ページを閲覧していると、徐々にメモリー使用量が増えていくのはなぜなのでしょうか。   この疑問に答えるには、まずブラウザーって何?という点を理解する必要があります。   ご存じのとおり、Internet Explorer…

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今日からできる!再現サンプルを作成しよう!

Internet Explorer サポートの藤代です。   IEで発生する問題についてお問い合わせを頂きご支援を承る上で、問題の切り分けがとても重要です。 Web アプリケーションでは、IE の挙動のみではなくHTML/CSS の構成内容、JavaScript の処理内容、通信、Web サーバーの処理等多くの要素が存在します。   しかし、問題はイントラネット等限られた社内からのみしかアクセスできない Web アプリケーションで発生する事があります。 また、表面的には同一の事象に見えても、技術的にはポイントが異なることも多々ある為、文面や口頭でお伝え頂く内容のみでは有益な調査が行えない場合があります。   調査をより有益なものとし、かつ、より迅速に情報のご提供に繋げられるよう、「シリーズ : 問題の切り分け」と題し、よくあるシナリオ例をベースに私たちの調査ノウハウについてご紹介をしていきたいと思います。   シリーズ : 問題の切り分け part1 は『今日からできる!再現サンプルを作成しよう!』です。 ~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・ お問い合わせ状況例 提供している Web システムを利用するユーザーからあるコンテンツのページの表示状態が崩れるという申告があった。 以下のような理由で再現サンプルを作成できていない。   Web サーバーはユーザー環境のイントラネットに構築されており、手元からはアクセスできない Web システムは Java/ASP.NET などで作成されており、データーベースからデータを取得し表示するような仕組みである。 データベース等が必要であり複雑な構成であることから一部を切り出す事が難しい   問題の初診 このような事象では事象発生時/非発生時のスクリーンショットを比較することが状態を理解する為の First Step になります。 但し、以下のような事も理解しておかなくてはいけません。   ・Web サーバー側でどのような技術が用いられていても、基本的には “クライアント” で受信するものは HTML/CSS/JavaScript/画像 等で構成されたコンテンツである ・ブラウザでの表示上、同じように見えるコンテンツでも…

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Internet Explorer の脆弱性 (セキュリティ アドバイザリ 2963983) について

こんにちは、Internet Explorer サポート担当の原です。 4 月 28 日に公開しました Internet Explorer の脆弱性について、ご心配をおかけし申し訳ございません。 取り急ぎとなりますが、現時点で公開している回避策などの詳細について紹介します。   [2014 年 5 月 14 日 10:30 追記] MS14-021 の置き換えとなる新しいセキュリティ更新プログラム MS14-029 を公開しました。 MS14-029 では、MS14-021 で対応している脆弱性の問題に加え、異なる脆弱性の問題を修正しています。 MS14-029 を適用すれば、MS14-021 の適用は必要ありません。   なお、MS14-029 は "累積的な" セキュリティ更新プログラムではないことに引き続きご注意ください。 後述の [注意点 2] にあるように、別途最新の累積的なセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。     マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-029 – 緊急   Internet Explorer 用のセキュリティ更新プログラム (2962482)   https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-029   [2014…

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Internet Explorer サポート技術情報の紹介

こんにちは、Internet Explorer サポート担当の原です。 Internet Explorer サポート チームでは、日本のお客様の事情に配慮し、日本ローカルなサポート技術情報を作成することがあります。 本日は、ここ半年ほどで公開しており、ご参考いただけそうなサポート技術情報を紹介します。 弊社製品の動作でご迷惑をおかけしている内容もございますが、お役立ていただけると幸いです。   保護モードが無効のセキュリティゾーンで証明書ダイアログを開くと Internet Explorer の応答が無くなる http://support.microsoft.com/kb/2939396/ja   Internet Explorer 9 以降、TextArea 内の縦書きの文字列をマウスで選択できない場合がある http://support.microsoft.com/kb/2934585/ja   Internet Explorer 11で contenteditable を有効にした div 要素や maxlength を設定したテキスト ボックス内で日本語入力ができないことがある http://support.microsoft.com/kb/2922126/ja   Internet Explorer 11 をビルトイン Administrator で使用すると、名前付きのウィンドウの名前が認識されない http://support.microsoft.com/kb/2909974/ja   Internet Explorer 10 以降で 32 bit の ActiveX コントロールを削除できない場合がある http://support.microsoft.com/kb/2915345/ja   Internet…

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Internet Explorer 一時ファイルが肥大化する

Internet Explorer サポートチームの藤代です。 今回は、Internet Explorer (以降 IE) のキャッシュの概要と一時ファイルが肥大化した場合の解消方法についてご紹介します。   – 目次 – ・IEが保持するインターネット一時ファイル(キャッシュ)の概要  - キャッシュファイルとインデックス情報   – キャッシュの容量 ・一時ファイル (Temporary Internet Files フォルダー)が肥大化した場合の解消方法  - どのような場合にキャッシュフォルダーが肥大化するか  - 解消方法   IE が保持するインターネット一時ファイル(キャッシュ)の概要 ================================================  キャッシュファイルとインデックス情報 ———————————————————— IE が保持するインターネット一時ファイルはキャッシュの実ファイルとそのキャッシュファイルを管理するインデックス情報の 2 つで構成されています。 Temporary Internet Files フォルダーでは保持されている一時ファイルを確認しやすいように表示していますが、実際の実キャッシュファイルとインデックス情報は以下のようなフォルダーに格納されています。   Windows XP 環境、または Windows Server 2003 環境の場合 (各 IE のバージョン共通) 実ファイルが格納されるフォルダー  C:\Document and Settings\<ユーザー名>\Local…

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IE でファイルのダウンロードができないときのトラブルシューティング

こんにちは。マイクロソフト Internet Explorer サポートチームの村岡です。   IE でよくお問い合わせいただく問題の一つに「ファイルがダウンロードできない」というトラブルがあります。 ファイルのダウンロードに失敗する原因には、ネットワーク回線やサーバー側の問題、セキュリティソフトの影響等、色々な要因がありますが、IE 側でもファイルを正常にダウンロードできない要因となる設定や制限値があります。 今回はファイルがダウンロードできないときに、お試しいただきたい内容や既知の問題などをご案内します。   – 目次 – 1. 「現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません」が表示される 2.  ダウンロードしたファイル名が途切れてしまう 3.  SSL (HTTPS) のサイトでダウンロード時にエラーメッセージが表示される 4.  セキュリティの情報バーをクリックしてもダウンロードが始まらない 5.  ダウンロードが完了しない   1. 「現在のセキュリティ設定では、このファイルをダウンロードできません」が表示される       IE のインターネットオプションでは、セキュリティゾーンごとにファイルのダウンロードを許可する設定があります。 デフォルトでは [制限付きサイト] 以外ではダウンロードは「有効にする」になっているので、あまり目にする機会はないのですが、「無効にする」の場合はダイアログが表示されダウンロードが行われません。   この設定は次の場所で確認することができます。 [インターネット オプション] > [セキュリティ] タブ – “対象のゾーン” > [レベルのカスタマイズ] ボタン > [セキュリティ設定] ダイアログの「ファイルのダウンロード」     (参考) ダウンロードするときのキャッシュ動作…

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