IE11 インストール失敗への対処方法 (3)


こんにちは。Internet Explorer サポートの植木です。
今回も引き続き、IE11 のインストールに失敗する場合の対処方法を一つご紹介させていただきます。

IE11 をインストールする際には、Windows OS 内の様々なファイルを参照します。
しかし、インストール中に参照するファイルがなんらかの理由で欠損している場合、IE11 のインストールに失敗することがあります。

まずは、「 IE11 インストール失敗への対処方法 (1)」と「 IE11 インストール失敗への対処方法 (2)」をご確認の上、
それらに該当しないケースの場合は、以下の 3 つの対処策を順にお試しください。
(以下の 3 つの対処策を実施してもインストールに失敗する場合は、大変恐縮ながら OS の再インストールが必要となるケースが多数を占めます。)

対処策1 : コンポーネント ストアの不整合の確認 (KB947821)  
下記弊社公開情報より、[システム更新準備ツール] をダウンロードして実行します。
これより、OS 内のファイルに不整合が発生していないかどうかをチェックし、修復を行います。

システム更新準備ツールは、以下のサポート技術文書からダウンロードが可能です。
また、併せて実行手順も記載されておりますので、ご参考ください。

DISM またはシステム更新準備ツールを使用することによって Windows 破損エラーを解決する
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/947821

対処策2 : システム ファイル チェッカー  
システム ファイル チェッカーを用いて、システムの整合性のチェックと修復を行います。
コマンド プロンプトを管理者権限で起動し、下記のコマンドを実行します。

sfc /scannow

– 補足
所要時間は 10 ~ 20 分程度です。
システム ファイル チェッカーの実施後、端末の再起動が必要になります。

対処策3 : インプレース アップグレード
OS が起動している状態で Windows 7 のインストール メディアを挿入し、「アップグレード」を実行します。
インプレース アップグレードとは、インストールしているアプリケーションや作成したドキュメントなどはそのまま残した状態で、
Windows 部分のみを上書きインストールする操作です。

Upgrade2

 

図: Windows 7 sp1 における「アップグレード」選択画面

 

Windows 7 のシステム本体と、IE を含む OS に付随するアプリケーションなどは上書き・初期化されますが、
ユーザーがインストールしたソフトウエア、ユーザー プロファイル、ユーザー データなどはそのまま残ります。

注意点

  • 例外的にサードパーティ製のドライバやアプリケーションなどの一部で再インストールが必要になるケースもございます。
  • 使用するインストール メディアは以下の注意点が必要です。
    • 同じアーキテクチャ (32bit用、64bit用) のメディアを使用する。
    • RTM 環境では RTM 用のメディア、SP1 環境では SP1 用のメディアを利用する。
    • インストール中にプロダクト キーの入力が必要になるため、事前にプロダクト キーを控えておく。
  • システムの破損状況やハードウェアに起因するトラブルの場合、インプレース アップグレード自体に失敗する可能性があります。
    その場合はOS が起動できなくなるケースもあるため、事前にデータのバックアップを実施してくださいますようお願いいたします。

 

– 参考資料
Windows 7 に “修復インストール” がない!?
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2010/10/15/windows-7-quot-quot.aspx

How to Perform an In-Place Upgrade on Windows Vista, Windows 7, Windows Server 2008 & Windows Server 2008 R2
http://support.microsoft.com/kb/2255099#appliesto
※英語となりますが、詳細な手順がございます。

ファイルをバックアップする
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Back-up-your-files


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