こんにちは。マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの村岡です。
本日 (2009/6/10)、Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム MS09-019 (969897) が公開されました。
この更新プログラムでは合計 8 つの脆弱性に対する修正が含まれており、情報の漏洩やリモートでコードが実行される危険性が解決されます。
今回は Internet Explorer 5.01 から Internet Explorer 8 までの各バージョンに適用される内容となっています。
この更新プログラムで提供される修正のセキュリティの深刻度は次の通りです。
[緊急] Windows 2000 の IE 5.01、Windows XP および Windows Vista の IE6, IE7, IE8
[重要] Windows 2000 の IE6 SP1
[警告] Windows Server 2003 および Windows Server 2008 で実行されている IE6, IE7, IE8
また IE6 については Web ページの閲覧時にクラッシュする 2 件の修正も含まれています。
936882 [FIX アクセス違反が発生するされ、Internet Explorer 6 で SSL を使用する Web ページを開くとき、エラーメッセージが表示されます
970656 Web ページ上でフレーム内にあるドロップダウン リストからオプションを選択するときに Internet Explorer 6 がクラッシュします。
詳細な情報はセキュリティ情報のページでもご覧いただけます。
マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-019 - 緊急
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