IE8 自動配布の無効化ツールキットのご紹介


皆さん、こんにちは。


マイクロソフト株式会社 Internet Explorer サポートの衣川です。


 


マイクロソフトでは多くのお客様にセキュアで最新の環境をご利用いただくため、 Windows Update により Windows Internet Explorer 8 (以下、IE8) の配布を開始しております。


また、今後、自動更新機能による IE8 の自動インストール通知を行っていく予定です。


 


多くの企業では IE8 の展開時期や展開方法を IT 管理部門で管理していることと思います。


自動更新による IE8 のインストールを延期したいお客様は自動更新が開始される前に IE8 自動配布の無効化ツールキットを展開することで、自動更新によるインストールをブロックすることができます。


今回はこの IE8 自動配布の無効化ツールキットのご紹介をいたします。


 






注意 :


自動配布の無効化ツールキットは、自動更新、Windows Update 及び Microsoft Update 高速インストール オプションを通じて、IE8 が優先度の高い更新プログラムとして自動的に提供されるのを防ぐツールです。 IE8 は引き続きオプションの更新プログラムとして表示され、ユーザーは Windows Update または Microsoft Update カスタムインストール オプションを通じて選択できます。 Microsoft ダウンロードセンターからの IE8 のダウンロードや外部メディアからの IE8 のインストールはこのツールにて妨げられることはありません。






 


   ダウンロード方法


IE8 自動配布の無効化ツールキットは以下のサイトからダウンロードできます。


 


Internet Explorer 8 自動配布の無効化ツールキット


http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=4ae6a6d2-b7b8-49ae-8f34-1f181925c699&displaylang=ja


 


ダウンロードしたファイル (IE8BlockerToolkit.exe) を実行すると以下の 4 つファイルが展開されます。


 


IE80Blocker.adm


IE80Blocker.cmd


IE80BlockerHelp.htm


IE80BlockerHelp-GPFilteringDialog.jpg


 


展開されたファイルを使用して、レジストリをコンピューターに設定することで IE8 の自動配布を無効にします。


方法としては以下の 2 つの方法があります。


 


    IE80Blocker.adm (グループポリシー管理用テンプレート) を使用し、グループポリシー機能を利用してコンピューターにレジストリを設定する方法


    IE80Blocker.cmd (スクリプト ファイル) を使用し、レジストリを設定する方法


 


グループポリシーを利用すると Active Directory 環境にある複数のクライアントの IE8 の自動配布の有効/無効を集中管理することができます。


特定のコンピューターのみにレジストリを設定するには IE80Blocker.cmd を使うほうが簡単です。


 


   IE8 自動配布を無効にするレジストリ


レジストリー キー : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Setup\8.0


名前 : DoNotAllowIE80


種類 : REG_DWORD
















データ


結果


レジストリなし


IE8 の自動配布はブロックされません


0


IE8 の自動配布はブロックされません


1


IE8 の自動配布はブロックされます


 


   グループポリシー機能を使用して自動配布を無効化する方法


以下は Vista SP1 UI にて説明させていただいておりますが、その他の OS においても同様な手順で設定が可能です。


また、以下の手順はローカル コンピュータ ポリシーを使用して説明しておりますが、Active Directory 環境にて各クライアントに IE8 の自動配布の無効のレジストリ設定を配布する場合には、GMPC (Group Policy Management Console) Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインを使用し、GPO (グループポリシーオブジェクト) を編集してください。


 


1. 管理者権限のあるユーザーで IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューターにログインします。


2. [スタート] – [検索の開始] ボックスに GPEDIT.MSC と入力し、[グループ ポリシー オブジェクト エディタ] を起動します。


3. [コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] を右クリックし、[すべてのタスク] – [テンプレートの追加と削除] を選択します。


 



 


4. [追加] ボタンをクリックし、IE8BlockerToolkit.exe を展開し、生成された IE80Blocker.adm を選択します。 [閉じる] ボタンをクリックし、[テンプレートの追加と削除] 画面を閉じます。


 



 


 


5. [グループ ポリシー オブジェクト エディタ] のメニューバー – [表示] – [フィルタ] を選択します。 [完全に管理されているポリシー設定のみ表示します] チェックボックスをオフにします。 [OK] ボタンをクリックし、[フィルタ] 画面を閉じます。


 



 


6. [コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] – [従来の管理用テンプレート (ADM)] – [Windows Components] – [Windows Update] – [Automatic Updates Blockers v2] が追加されていることを確認します。


Windows XP Windows Server 2003 の環境では、[コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] – [Windows Components] – [Windows Update] – [Automatic Updates Blockers v2] が追加されます。


 



 


 


7. [Automatic Updates Blockers v2] を選択した際の右ペインに表示される “Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates” をダブル クリックします。


 



 


 


IE8 の自動配布を無効にする場合は本ポリシーを有効にします。


IE8 の自動配布の無効を解除するには本ポリシーを “無効” にします。


 


8. 設定終了後、[グループ ポリシーオブジェクト エディタ] を閉じます。


 


[グループ ポリシー オブジェクト エディタ] に追加したテンプレートを削除する方法 :


1. [コンピュータの構成] – [管理用テンプレート] を右クリックし、[すべてのタスク] – [テンプレートの追加と削除] を選択します。


2. [テンプレートの追加と削除] 画面にて IE80Blocker を選択し、[削除] ボタンをクリックします。


 


注意


“Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates” ポリシーにて有効を選択後、未構成に変更した場合にもポリシーが適用されたクライアント端末のレジストリは削除、変更されることはございません。


IE8 の自動配布の無効を解除するためには、“Do not allow delivery of Internet Explorer 8 through Automatic Updates” ポリシーにて無効を選択してください。


 


   IE80Blocker.cmd を使用して自動配布を無効化する方法


IE8BlockerToolkit.exe を展開して生成された IE80Blocker.cmd を実行することでグループポリシー機能を使用せずに IE8 の自動配布を無効にするレジストリを設定することができます。


 


1. 管理者権限のあるユーザーで IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューターにログインします。


2. [スタート] [すべてのプログラム] [アクセサリ] [コマンド プロンプト] を右クリックし、 管理者として実行を選択します。


3. IE8BlockerToolkit.exe を展開して生成された IE80Blocker.cmd が保存されているフォルダに移動します。


4. IE8 の自動配布を無効にする場合は以下のコマンドを実行します。


 


C:\IE8BlockerToolkit> IE80Blocker.cmd [machine name] /B


 


    [machine name] には IE8 の自動配布を無効にしたいコンピューター名を指定します。


    IE8 の自動配布の無効を解除するには、以下のコマンドを実行します。


 


C:\IE8BlockerToolkit> IE80Blocker.cmd [machine name] /U


 


   その他


Internet Explorer 8 Blocker Toolkit: よく寄せられる質問


http://technet.microsoft.com/ja-jp/updatemanagement/dd365124.aspx


 


Internet Explorer 8 の自動更新については、IE8自動更新情報ページ にて最新情報をご案内していく予定です。


 


コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。


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