Azure Automation : Runbook Webhook を使って仮想マシンの自動垂直スケール(スケールアップ / ダウン)

こんにちは、Azure サポートチームの山口です。 今回は Azure 仮想マシンのインスタンス サイズを垂直スケール(スケールアップ / スケールダウン)するための Runbook をご紹介したいと思います。 はじめに 突然ですが、お使いの Azure 仮想マシンは、トラフィックが少なくなる夜間や休日などの間、無駄に強力なパワーで稼働していませんか? 同じインスタンス サイズで静的に固定された仮想マシンは、ワークロードが少ない時間帯が来るとコンピューティング リソースが余ってしまいます。それだけでなく、ワークロードが増加する時間帯にはリソースが枯渇し、サーバーダウンにつながる恐れもあります。 この手の問題に対処する一番シンプルな方法は、想定される最大の負荷に耐えられるインスタンス サイズにあらかじめ設定しておくことですが、これは費用の観点から見るとベストな方法といえないこともあります。なぜなら、耐えられる負荷の量が大きくなると、掛かるコストも高くなるからです。 「負荷がかかる時間になれば自動的にスケールアップし、負荷が少ない時にはスケールダウンする」といったインスタンス サイズの動的スケーリングは、コスト最適化を実現する上では必ず考慮すべき対策のひとつです。 与えられたワークロードに必要な分のコンピューティング リソースだけを割り当て続けることが出来れば、必要最低限の出費だけで済みますよね。:) この記事では、そんな動的スケーリングを実現するための Runbook を紹介したいと思います! スケールアップ / ダウン後のインスタンス サイズの取得 まずは、インスタンス サイズを与えると、スケールアップ(スケールダウン)した後のインスタンス サイズを返す PowerShell の関数から紹介します。 後のセクションでこの関数を使った Runbook を説明しますので、「とにかく速く動的な垂直スケールを実現したい!」という方はこのセクションを飛ばして頂いても構いません。 関数中のデフォルトのスケール セット $Default_VerticalScaleTable は、本記事執筆時における東日本 / 西日本リージョンで利用可能なすべてのインスタンス サイズに対応しています。しかしながら、インスタンス サイズ名や利用可能なインスタンス サイズは、今後変更される可能性もございますのでご注意ください。 PowerShell スクリプト Function Get-UpOrDownScaledVmSize { Param ( [Parameter(Mandatory…


Azure to Azure の DR 対策でフェールオーバー後に再保護を実施する際、 Azure 仮想マシンが削除されない機能改善について

こんにちは、Azure サポート チームの伊東です。 Azure Site Recovery を用いて Azure 仮想マシンを Azure リージョン間でレプリケーション、フェールオーバーする機能 (Azure to Azure) のプレビュー版が先日公開されました。 本機能について、フェールオーバー後に再保護を実施しても仮想マシンが削除されないよう機能改善が実装されましたのでご案内いたします。 DR対策として Azure to Azure の機能を用いる際、下記手順を実施いただいております。 Recovery Services コンテナーから対象の仮想マシンについて、レプリケーションを有効化する。 必要時にフェールオーバーを実施する。 フェールオーバーが完了後、コミットを行い復旧ポイントを確定する。 フェールオーバー後にセカンダリ リージョンに作成された仮想マシンを再保護する。 フェールバックを行う際は、セカンダリ リージョンに作成された仮想マシンに対してフェールオーバーを実施する。   上記手順を実施した際、4 の再保護の動作中にプライマリ リージョンにあるフェールオーバー元の仮想マシンは今までは削除されておりました。しかし、先日発表された “Update Rollup 20 for Azure Site Recovery” により、再保護を実施しても仮想マシンは削除されないように機能が改善されました。こちらは、フェールバックした際に対象の仮想マシンを再利用することを目的とした機能改善でございます。 Azure Site Recovery の機能自体には影響はございませんので、ご安心ください。   – 参考 <Update Rollup 20 for Azure Site Recovery>…


Azure Automation: PowerShell Runbook で Azure VM の起動 / 停止(割り当て解除)

こんにちは、Azure サポートチームの山口です。 今回は Azure Automation を使用して、Azure 仮想マシンを起動 / 停止(割り当て解除)する PowerShell Runbook を紹介したいと思います。 本記事は、主にスクリプトコードの紹介となります。ポータル上での Runbook の作成方法やスケジュール設定については、以下の記事を参考にしてください。 Azure Automation で VM を自動停止する https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2017/09/01/azure-automation-%E3%81%A7-vm-%E3%82%92%E8%87%AA%E5%8B%95%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%81%99%E3%82%8B/ Runbook 以下は、Azure 仮想マシンを起動 / 停止(割り当て解除)する PowerShell Runbook のスクリプトコードです。 PowerShell Runbook Param ( [Parameter(Mandatory=$false)] [String] $SubscriptionNameOrId, [Parameter(Mandatory=$false)] [String] $ResourceGroupName, [Parameter(Mandatory=$false)] [String] $VMName, [Parameter(Mandatory=$false)] [Bool] $StartVM = $true ) Function Get-AzureRmVMPowerState { Param ( [Parameter(Mandatory=$true)] [Object]…


Azure Site Recovery を用いてレプリケーションを有効化する際に Azure VM のターゲットの場所が選択出来ず、 [The selected target location ‘リージョン名’ is not enabled for VM creation in your subscription.] というエラーが生じる不具合について

こんにちは、Azure サポート チームの伊東です Azure Site Recovery を用いて Azure VM を別リージョンの Azure VM へ (Azure to Azure) レプリケーションする機能のプレビュー版が先日公開されましたが、現在レプリケーション有効化の際にエラーが生じるというお問い合わせを多くいただいております。ご迷惑をお掛けし大変恐れ入りますが、こちら Azure サービス側の原因によって不具合が生じております。本日は不具合への対処方法と機能修正の目途についてご案内いたします。 Recovery Services コンテナーから Azure Site Recovery を用いたレプリケーションを有効にする際、レプリケート対象の Azure VM をフェールオーバーする先のリージョンを [ターゲットの場所] で指定しますが、現在サポート対象のリージョンをご選択いただいても下記のエラー メッセージが生じてしまいます。 エラー メッセージ: [The selected target location ‘リージョン名’ is not enabled for VM creation in your subscription. Select a different location or contact Azure…


Azure Site Recovery を用いてレプリケーションを有効化する際に Azure VM のソースの場所が選択出来ず、[Azure Site Recovery replication for Azure VMs is not yet supported in “リージョン名” region.] というエラーが生じる不具合について

こんにちは、Azure サポート チームの伊東です。 Azure Site Recovery を用いて Azure VM を別リージョンの Azure VM へ (Azure to Azure) レプリケーションする機能のプレビュー版が先日公開されましたが、現在レプリケーション有効化の際にエラーが生じるというお問い合わせを多くいただいております。ご迷惑をお掛けし大変恐れ入りますが、こちら Azure サービス側の原因によって不具合が生じております。本日は不具合への対処方法と機能修正の目途についてご案内いたします。 Recovery Services コンテナーから Azure Site Recovery を用いたレプリケーションを有効にする際、レプリケート対象の Azure VM の [ソースの場所] を指定しますが、現在サポート対象のリージョンをご選択いただいても下記のエラー メッセージが生じてしまいます。 エラーメッセージ: [Azure Site Recovery replication is not yet supported in “リージョン名” region. Refer to https://aka.ms/a2a-supported -regions for the list of supported regions.] こちらは Azure…


Azure Site Recovery を用いた Azure IaaS 仮想マシンの Azure to Azure のレプリケーション

こんにちは、Azure サポート チームの伊東です。 Azure Site Recovery を用いて Azure IaaS 仮想マシンを別リージョンの Azure 仮想マシンへとレプリケーションする機能 (Azure to Azure) のプレビュー版が、先日公開されました。今回はこの新機能の概要と、レプリケーションの有効化後、フェールオーバー、フェールバックする際の手順をご紹介します。 ※ Recovery Services コンテナーは作成済みとします。 概要 Azure Site Recovery は、プライマリ リージョンの仮想マシンや物理サーバーを継続的にレプリケートし、障害発生時にセカンダリ リージョンのサーバーにフェールオーバーすることで障害から素早く復旧するためのソリューションです。 今まで Azure Site Recovery ではオンプレミスのサイト間、もしくはオンプレミスのサイトと Azure 間でのみレプリケートすることが可能でしたが、Azure 上の仮想マシンを別のリージョンにレプリケートすることは出来ませんでした。しかし、2017 年 5 月 31 日 (日本では 6 月 1 日) から、異なる Azure リージョン間でのレプリケーション機能が公開 (プレビュー)されました。 この新機能により、Azure 仮想マシンを自動的に別のリージョンにレプリケートし、障害発生時にフェールオーバーすることが可能になりました。 メリット シンプルでコスト効率に優れたバックアップ (BaaS) ソリューション…


仮想マシンの監視メトリックの詳細について

こんにちは。Azure サポートチームの佐藤です。 Azure ポータルでは、仮想マシンの診断機能を有効化することで、ポータルから仮想マシンの監視を行うことが可能です。 さらに、アラートルールを作成することで、監視メトリックに基づいて、通知を受け取ることができます。そこで、今回は、アラートルール作成時に選択可能な監視メトリックの詳細について、ご紹介いたします。 ※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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Linux 仮想マシンの OS ディスクの拡張方法 (ARM編)

最終更新日:2016/09/07   こんにちは。Microsoft Azure テクニカル サポートの乾です。   Microsoft Azure 上の多くの Linux 仮想マシンの OS ディスク (/dev/sda1) は 30 GB に設定されています。ディスクを追加してマウントすることは容易ですが、OS ディスクの拡張が必要となることもあるかと思います。今回は、リソース マネージャー デプロイ モデルの CentOS6.7 の仮想マシンの OS ディスクの拡張方法をご案内いたします。ディストリビューターやバージョンが異なる仮想マシンで本手順を実施いただく場合、実行できるコマンドが異なる場合がございますので、ご注意ください。 ※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、更新日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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仮想マシンにおけるプロビジョニングの失敗エラーについて

皆さんこんにちは、Azureサポートチームの平原です。よくお客様からお問い合わせのある内容として、「プロビジョニングの失敗」エラーについてご案内します。比較的、多くある設定に起因するものですので、少しでもご参考になれば幸いです。 ※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。  

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