Azure Backup Agent で使用されるキャッシュ フォルダのサイズ要件について


こんにちは、Azure サポート チームの世古です。

 

今回は Azure Backup Agent (MARS エージェント) を使用したバックアップを実施した際に Azure 上に送信する前の一時領域として使用されるキャッシュ フォルダのサイズ要件についてご案内いたします。
以下の公開情報にございます通り、キャッシュ フォルダの最小サイズ要件はバックアップするデータ容量の 5 %  です。

 

https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/backup-azure-file-folder-backup-faq
キャッシュ フォルダーの最小サイズ要件を教えてください。
キャッシュ フォルダーのサイズによって、バックアップするデータ量が決まります。 キャッシュ フォルダーは、データの格納に必要なスペースの 5% に設定する必要があります。

 

尚、この要件は最小要件となり、使用される容量についてはファイル数に応じ増加します。その為、100 万ファイルを超える場合には、最大で 20 % 程度使用される可能性がございます。
またこのキャッシュ フォルダはバックアップ データからの復元の際にも使用されます。復元速度を上げる為、一時的にキャッシュ フォルダに復元するデータを保持し、実際の復元場所にリストアします。復元処理においては、復元するデータ容量の 5 ~ 10 % 程度が使用される可能性がございますので、必要量の空き領域をご用意ください。

 

上記内容よりバックアップおよびリストアに使用されるキャッシュ領域の容量を検討いただけますと幸いです。またサポートとしては、キャッシュ領域はバックアップするデータ容量の 15 ~ 20 % 程度の空き領域を確保頂くことを推奨しております。

 

以下キャッシュ フォルダを他の場所に変更する手順をご案内します。

 

- 補足: Azure Backup エージェント用に指定されたキャッシュの場所を変更する方法を教えてください。

  1. タスク マネージャー (Ctrl + Shift + Esc キー) を起動し、[サービス] タグの「obengine (Microsoft Azure Recovery Services Agent)」を停止します。

 

2. 現在のスクラッチ フォルダー (C:\Program Files\Microsoft Azure Recovery Services Agent\Scratch) のバックアップ対象ファイルやフォルダーを十分な空き容量のあるスクラッチ フォルダーへコピーします。(例えば E: 配下のスクラッチ フォルダーにコピー)

 

3. レジストリ エディター (スタートボタン + R キーし、「regedit」と入力) を起動し、以下 2 箇所の設定を手順 2 と同じ内容に設定変更します。
レジストリ パス : HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Azure Backup\Config
: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Azure Backup\Config\CloudBackupProvider
レジストリ キー : ScratchLocation

 

4.「obengine」を起動します。

※参考情報※
・Azure Backup サービスについての質問
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/backup-azure-file-folder-backup-faq#backup
参考 : [バックアップ] の "Azure Backup エージェント用に指定されたキャッシュの場所を変更する方法を教えてください。"

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