Ubuntu を特殊化イメージでデプロイすると、既存のユーザーでログインできなくなる事象について


こんにちは! Microsoft Azure テクニカル サポートの高橋です。

今回は Ubuntu を特殊化イメージでデプロイすると、既存のユーザーでログインできなくなる事象について、

原因と対処策をご紹介いたします。

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、更新日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

 

事象について


既存の特殊化 Ubuntu イメージを以下の弊ブログ記事を参考に、デプロイすると設定していたユーザー / パスワードにて

SSH ログインができなくなる事象がございます。

 

 

原因


本事象が発生する背景としては、以下のドキュメントに記載がございます。 Ubuntu Cloud Image では cloud-init という固有のツールが起動し、通常は Azure Linux エージェントで管理されるはずの、さまざまな構成タスクが代わりに実行されることに起因します。Ubuntu 特有の cloud-init ツールの影響をうけ、もともと存在したユーザー名・パスワードがクリアーされてしまいます。

 

 

実際に再デプロイ後に cloud-init のログを確認すると、再デプロイ実行時間帯に以下のログの記録があります。

このことから、cloud-init による独自のユーザー名・パスワードへの設定処理が行われたことがわかります。

 

[CLOUDINIT] stages.py[DEBUG]: Running module set-passwords (<module 'cloudinit.config.cc_set_passwords' from '/usr/lib/python3/dist-packages/cloudinit/config/cc_set_passwords.py'>) with frequency once-per-instance]

 

RedHat と CentOS 、Windows OS では本事象は発生いたしません。
以上のことから、本事象は、Ubuntu の提供する cloud-init の動作の可能性が高いと当サポート部門では判断しております。
そのため、以下の対処策をご実施いただけますと幸いです。

 

対処策


パスワードのリセットを実行し、新規ログイン ユーザーとパスワードを設定します。

  1. ポータル(https://portal.azure.com/)にログインし、当該仮想マシンを選択します。
  2. [サポート + トラブルシューティング] メニュー内の [パスワードのリセット] をクリックします
  3. [モード] [パスワードのリセット] になっていることを確認し、[ユーザー名] [パスワード] を設定し、[Update] をクリックします。
  4. [3.] の手順にて設定した ユーザー名 / パスワードを使用し、 SSH 接続をします。ログインができることを確認します

 

ubu

 

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