マイクロソフト、量子コンピューターの一般的な実用化にむけて Azure にも搭載

[2017 年 9 月 25 日]   現在利用できるいかなるスーパーコンピューターよりもさらに1億倍以上も高速に計算を行うことができる、そんな夢のコンピューターが「量子コンピューター」です。量子力学の重ね合わせを用いて並列計算を高速に行うことが可能で、現在のノイマン型のコンピューター (プログラムを記憶装置に格納し順番に読み込んで実行する方式) とは異なる方式です。現在のスーパーコンピューターだと数千年かかる課題も数秒で解けるようになる可能性を秘めています。特に AI の分野ではこの計算パワーが AI の進化にとても有効であるといわれています。たとえば、デジタルアシスタントであるコルタナのトレーニングアルゴリズムは、1か月かかるところを 1 日のうちに完了させることができるようになります。  


人工知能との会話のハードルを下げることで「AI の民主化」を進めるマイクロソフト

[2016 年 12 月 13 日]   マイクロソフトは、1991 年に Microsoft Research を設立してから25 年以上にわたり、AI の可能性に投資してきました。複数の業界標準ベンチマークにおいて、マイクロソフトの画像認識アルゴリズムは業界他社を凌駕しました。10 月に、マイクロソフトは、業界で初めて音声認識で人間と同等の成績を達成しました。 9 カ国語をサポートする Skype Translator も功績を達成しています。これは、研究開発から製品への移行が加速している実例です。また、マイクロソフトのビジョンが HoloLens などの製品や AI を活用したアプリを構築している Uber などのお客様によって具体的成果を上げています。


「AI の民主化」マイクロソフトの AI ビジョン~すべての人と組織が使えるように

[2016 年 9 月 30 日]   「AI を誰でも使えるようにする。」将来を考えるとき、過去の歴史に学ぶと方向性が見えてきます。マイクロソフトでは、AI を民主化して誰でも使えるようにする、という大規模でかつ大胆なアプローチを進めています。 近代の情報化の歴史を見ると、1400 年代に活版印刷の発明により情報の氾濫が始まりました。人類が広く学べるようになり「情報の民主化」が最初に行われた瞬間でした。 この時点から、人類は知識を創造して流布することができるようになり、人類の進歩の仕方が変わりました。ただし、時間がかかる、足りない、ということは相変わらず変わりませんでした。


音声認識技術の歴史~約 50 年にわたる歩み

1971: アメリカ国防高等研究計画局 (DARPA) が最初の音声認識プロジェクトに取り掛かる。 1975: 後で隠れマルコフモデルとして知られる技術が提案される。IBM が音声認識の研究を始める。 1978: Texas Instruments が Speak & Spell をリリース。 1982: 混合ガウスモデルが音声認識で利用され始める。 1986: 研究者がニューラルネットワークの実験を開始。 1994: Dragon Naturally Speaking (ドラゴンスピーチ) と IBM Via Voice が登場。 1995: マイクロソフトが Windows 95 に最初のスピーチツールを提供。 1996: SRI International が双方向のボイス応答ソフトウェアを提供。 2001: マイクロソフトが SAPI 5.0 で Windows XP と Office XP に音声認識を提供。