Exchange 2010 バックアップ時のトランザクション ログの切り詰め失敗

Exchange 2010 環境における Windows Server バックアップ採取時に、以下のイベントが記録され、トランザクション ログの切り詰めに失敗する現象について紹介させて頂きます。—————————————ID     : 9782ソース : MSExchangeIS説明   :Exchange VSS Writer (インスタンスxxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx:xx) は、データベース ‘xxxxxx’のバックアップを完了しましたが、エラーが発生しました。バックアップは正常に完了しませんでした。このデータベースのログ ファイルは切り詰められていません—————————————Exchange 2010 において、Windows Server バックアップによるトランザクション ログの切り詰めを行うには、VSS 完全バックアップを採取する必要がございますが、以下の手順にあるように[システム状態] とデータベースがあるボリュームのバックアップを同じジョブで実行した場合、切り詰めに失敗します。 Windows Server バックアップを起動します。 [バックアップ 1 回限り] を選択します。 [別のオプション] を選択し、[次へ] をクリックします。 [カスタム] を選択し、[次へ] をクリックします。 [項目の追加] をクリックし、”システム状態” とデータベースがあるボリュームを選択し、[OK] をクリックします。 [詳細設定] をクリックし、[VSS の設定] タブにて、”VSS 完全バックアップ”を選択して、[OK] をクリックします。 保存先などを選択し、バックアップを開始します。 バックアップは完了しますが、イベント ID 9782 が記録され、トランザクションログの切り詰めが行われません。 上記を回避するために [システム状態]…


Windows Server 2008 + Exchange 2007 でこれだけはあててほしい修正

こんにちは、プロダクト クオリティ チームの中尾です。 Windows 2008 上の Exchange 2007 でトラブル 最近、Windows 2008 上の Exchange 2007 でバージョン ストア でメモリ不足によりメールボックスにログオンできない、インデックスが破損したというお問い合わせが増加しています。これらの現象が発生する場合、Windows Server 2008 の LCMapString 関数の問題が原因で発生している場合がほとんどです。そして、それぞれの現象で下記のイベントログが記録されます。 本現象はいずれも Windows 2008 の LCMapStringが原因で、この問題はKB971795 の適用で防ぐことが可能です。Windows 2008 上で Exchange 2007 を運用しているお客様は、KB971795 の適用をぜひご検討ください。また、この問題に遭遇してインデックスが破損してしまったというお客様は、KB971795 の適用では破損を修復することはできないので、その場合は下記の修復方法をお試しください。 バージョン ストア領域不足の際に記録されるイベント —–イベント ID : 9786ソース : MSExchangeISタスクのカテゴリ : Database Storage Engineレベル : 警告説明:データベース エンジンは、ストレージグループ ‘ストレージ グループ名’ の “version store…


Exchange 2007 SP2 バックアップ (リストア編)

Exchange 2007 SP2 におけるバックアップについて手順をご紹介いたします。* こちらはリストア編となります。 (前: Exchange 2007 SP2 バックアップ編を見る) リストア========次は、取得したデータをリストアする手順です。 1. Windows Server バックアップを起動し、[回復] をクリックします。 2. バックアップされたデータが保存された場所を選択します。ここでは、ローカルの E ドライブ上に保存していますので、”このサーバー” を選択して [次へ] をクリックします。 3. リストアするデータを選択します。カレンダー上に、バックアップした日付が太字で表示されていますので、そのうちリストア対象となる日付、時刻を選択して [次へ] をクリックします。 4. [回復の種類の選択] 画面で、”アプリケーション” を選択して [次へ] をクリックします。 5. 回復するアプリケーションとして “Exchange” と表示されますので、確認後、[次へ] をクリックします。   6. 元の場所にリストアする場合には “元の場所に回復する” を選択します。通常、データベースを直接リストアする場合や、回復用ストレージ グループにリストアする場合にはこちらを選択します。 あるいは、バックアップ データからデータベースやトランザクション ログのみ取り出したい場合には、”別の場所” を選択します。今回の場合は、”元の場所に回復する” を選択して [次へ] をクリックします。 7. リストアするデータの一覧が表示されますので、確認後、[回復] をクリックします。 8. リストア処理が実行されます。…


Exchange 2007 SP2 バックアップ (バックアップ編)

Exchange 2007 SP2 におけるバックアップについて手順をご紹介いたします。* こちらはバックアップ編となります。 (続: Exchange 2007 SP2 リストア編を見る) —–環境、シナリオ=============Exchange 2007 SP2/Windows 2008 SP2 のメールボックス サーバー (スタンドアロン) で、C: ドライブにデータベース、トランザクション ログを配置しています。バックアップは毎日一定時間に同じサーバー上の E ドライブに取得します。 リストアの際には、回復用ストレージ グループではなく、直接データベース、トランザクション ログをすべて復元します。—– 事前準備========Exchange サーバー上で [スタート] – [すべてのプログラム] – [管理ツール] – [サーバー マネージャー] を起動し、 [機能] より、”Windows Server バックアップの機能” をインストールしておきます。 バックアップの取得==================ここからバックアップの取得を実行します。 1. [スタート] – [すべてのプログラム] – [管理ツール] – [Windows Server バックアップ] を起動します。 2. 右側のペインにある…


Exchange 2007 SP2 バックアップについて

Exchange チームの米田です。  今回は、先週リリースされた Exchange 2007 Service Pack 2 (SP2) の新機能である、Exchange 2007 でのバックアップ機能についてご紹介します。Exchange 2007 SP2 についてはこちらをご覧ください。 これまで、Windows 2008 上の Exchange 2007 では、Windows に付属の “Windows Server バックアップ” でバックアップは取得できませんでした。(オフライン バックアップを除く)Exchange 2007 SP2 の新機能により、バックアップ/リストアが可能になりましたのでご紹介します。以下のリンクより、それぞれバックアップの手順およびリストアの手順をスクリーン ショット付きでお見せいたします。 -> バックアップ編を見る-> リストア編を見る