Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 3 をリリース

(この記事は 2013 年 11 月 25 日に The Exchange Team Blog に投稿された記事 Released: Exchange Server 2013 Cumulative Update 3 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   Exchange 製品 チームは、四半期ごとに提供している Exchange Server 2013 の更新プログラムの最新版をリリースしたことを発表しました。 Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 3、および UM 言語パックの更新版は、現在 Microsoft ダウンロード センターで入手可能です。累積更新プログラム 3 には、お客様からご報告いただいた問題についての修正、製品の小規模な機能強化、およびこれまでにリリースされたセキュリティ情報についての修正が含まれています。お客様からのご報告を受けて Exchange Server 2013 の累積更新プログラム 3 で解決された問題のリストは、サポート技術情報記事 KB2892464 でご覧いただけます。 注意: このブログ記事が投稿された時点では、このサポート技術情報の記事に掲載されたリンク先の一部がご覧いただけない可能性があります。リリースノートなど、Exchange Server 2013 に関するドキュメントの更新版は、近日中に TechNet で公開する予定です。 Exchange…


Exchange 2013 の NIC での動的 DNS 登録について

Exchange 2013 において、DNS サーバーの設定がされている、最低でも 1 つのネットワーク インターフェイスの動的 DNS 登録 ([この接続のアドレスを DNS に登録する]) が有効になっていない場合には、以下の現象が発生するのでご注意ください。 ・ MSExchangeSumission や MSExchangeFrontendTransport、MSExchangeTransport サービスの起動に失敗する。・ メールの発信 (メールボックスからトランスポートへメールの受け渡し) がされず、メールが送信トレイ (OWA の場合には下書きフォルダ) に滞留する    例: 動的 DNS 登録の設定     これは、ネットワーク インターフェイスの設定情報から DNS サーバーのリストを取得する際の処理で、動的 DNS 登録の登録を明示的に確認する動作となっているためです。下記の TechNet サイトの記載では必要不可欠とまで記載はございませんが、この設定は Exchange 2013 においては必須です (本ブログ記載時では、Exchange 2013 RTM CU2 までの動作を基にしております。将来的に動作が変更される可能性はございますので予めご了承ください)。    高可用性とサイト復元の計画   http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd638104(v=exchg.150).aspx   —   [この接続のアドレスを DNS に登録する] チェック ボックスをオンにします。   —


Exchange Server 2013 の未開封通知の問題

こんにちは、Exchange サポート チームの小間です。今回は Exchange Server 2013 に報告されている未開封通知の問題についてご案内します。 Exchange Server 2013 のメールボックスに配送された開封確認付きのメールが、何らかの操作によってメールボックスから削除もしくは移動されると、ユーザーの意図しない未開封通知が送信されます。問題の発生する状況と、問題の回避策をご紹介します。 問題の発生する状況 具体的には以下のような状況で、開封確認に対してユーザーの意図しない未開封通知が送信されます。ここでは UserB は Exchange Server 2013 にメールボックスがあるユーザーとします。 ケース 11. UserB の Outlook プロファイルで .pst データ ファイルを作成ます。2. UserA から UserB へ開封確認付きメールを送信します。3. UserB が Outlook で受信したメールを手動もしくは仕分けルールによって .pst データ ファイルに移動します。4. UserA へ未開封通知が送信されます。 ケース 21. UserB の Outlook プロファイルで .pst データ ファイルを作成します2. 作成した .pst データ ファイルを、Outlook プロファイルのメール配信場所に設定します。3. UserA から UserB へ開封確認付きメールを送信します。4. UserB が Outlook でメールを受信します。5. UserA…


OWA 検索における検索ヒットの強調表示の強化

(この記事は 2013 年 8 月 26 日に The Exchange Team Blog に投稿された記事 Improvements to hit highlighting for OWA search の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   ご存知のように、私たちが受信するメールの数は日々増えています。多くの場合、重要なメッセージには何らかの対応 (閲覧、返信、ファイリングなど) が行われた後、保管されます。しかし、こうしたメッセージを再度参照しなければならない状況が往々にして発生します。メッセージを探し出す際に簡単で手軽な方法が、検索です。キーワードやメッセージ送信者の名前を入力すると Exchange が検索結果を返してくれます。しかし、探している文面の一部が長い会話の中に埋もれている場合、目当ての箇所を見つけ出すのは大変です。 Outlook Web App では、ヒットした検索語句が強調表示されるので、その語句が長い会話のどこに含まれているかが簡単にわかります。このほど、マイクロソフトでは、Outlook Web App の検索ヒットの強調表示について 3 つの点で機能強化を行いました。内容は以下のとおりです。 ヒットを含む会話アイテムを自動拡張 最初の検索ヒットまで自動スクロール 会話の中にヒット ナビゲーションを追加 ヒットを含む会話アイテムを自動拡張 語句を検索して結果一覧から会話を選択すると、Outlook Web App では、その会話内で検索ヒットを含むアイテムすべてが開かれるとともに、該当する語句が含まれないアイテムは折りたたまれるので、検索内容に関連したアイテムに集中して作業することができます。 たとえば、以下のスクリーンショットでは、15 件のアイテム (3 件は未読) を含む会話が受信トレイに表示されています。 キーワード “73” で検索した場合、Outlook Web App では最初の出現箇所に自動的にスクロールし (これについては後ほどご説明します)、“73” が含まれるアイテムすべてを拡張表示して、検索語句が含まれないアイテムすべてを折りたたみます。検索語句が含まれないアイテムの内容を確認したい場合は、そのアイテムをクリックすれば拡張表示できます。検索語句が含まれているかどうかを調べるためだけに各アイテムを開く必要はありません。不要な作業に気を取られずに検索結果に集中できるので、これに勝るものはありません。…


Exchange 2013 の Outlook Anywhere 構成の注意点について

Exchange 2013 と Exchange 2007/2010 の混在環境での注意点についてご紹介します。   事象 Exchange 2007/2010 と Exchange 2013 の混在環境において、Exchange 2013 ユーザーが Outlook を使用して Exchange 2007/2010  上のパブリック フォルダやメールボックスへアクセスできないような事象が発生します (これは構成の問題のため 100 % の再現率となります)。例えば、パブリック フォルダを参照時に以下のようにエラーが表示されます (レガシーのパブリック フォルダが Exchange 2007/2010 上でホストされている前提です)。   原因 直接の原因は、Outlook プロファイルの RPC の認証設定において [匿名認証] が設定されており、匿名認証ではレガシーのサーバーにアクセスできないこととなります。 [匿名認証] は Autodiscover を使用して Outlook プロファイルを自動構成する際に設定されますが、これは Exchange 2013 の Outlook Anywhere の設定において、以下のように外部ホスト名が設定されており、且つ [ネゴシエート] が選択されている場合に発生します。   [ネゴシエート]…


Exchange Server 2013 RTM CU2 更新版

こんにちは、Exchange サポート チームの小間です。今回は Exchange Server 2013 RTM CU2 の更新版についてご案内します。 既に Exchange Server 2013 RTM CU2 (712.22) がリリースされていますが、パブリック フォルダー メールボックスを移動すると設定済みのフォルダー権限が失われる不具合が報告されています。 Exchange Server 2013 RTM CU2 (712.22) の不具合について 1. New-MoveRequest コマンドレットでセカンダリのパブリック フォルダー メールボックスを移動した場合、セカンダリのパブリック フォルダー メールボックスからすべてのパブリック フォルダーのフォルダー権限が失われ、既定の権限に置き換わります。元の権限は以下のコマンドでパブリック フォルダー メールボックスの完全同期を実行することで復元できます。 Update-PublicFolderMailbox -InvokeSynchronizer <Public Folder Mailbox> -FullSync 2. New-MoveRequest コマンドレットでプライマリのパブリック フォルダー メールボックスを移動した場合、すべてのパブリック フォルダーのフォルダー権限が失われ、既定の権限に置き換わります。 既定の権限では、Authenticated Users に作成者の権限が与えられます。 既に Exchange 2013 RTM…


Exchange Server 2013 累積更新プログラム 2 がリリースされました

(この記事は 2013 年 7 月 10 日に The Exchange Team Blog に公開された記事 Released: Exchange Server 2013 RTM Cumulative Update 2 の翻訳です。最新情報は翻訳元の記事を参照してください。)   ダウンロード リリースノート UM 言語パック 本日、Exchange Server 2013 RTM 累積更新プログラム2 (CU2) がMicrosoft ダウンロードセンターに公開されたことを発表します。この記事に加えてExchange 2013 RTM リリースノート (CU2 向けに更新済み) もご利用可能です。 Exchange 2013 RTM CU2 の最終的なビルド番号は 15.0.712.24 です。712.22 ビルドをインストールしている場合は、712.24 にアップグレードして以下の不具合 (英語) (訳注: 日本語解説) の影響を受けないようにしてください。 注意: このブログ記事が投稿された時点では、このサポート技術情報の記事に掲載されたリンク先の一部がご覧いただけない可能性があります。リリースノートなど、Exchange Server 2013…


Exchange Server 2013 累積更新プログラム 1 がリリースされました

(この記事は 2013 年 4 月 3 日に The Exchange Team Blog に公開された記事 Released: Exchange Server 2013 RTM Cumulative Update 1 の翻訳です。最新情報は翻訳元の記事を参照してください。)   ダウンロード リリースノート 皆様が待ち焦がれていた Exchange Server 2013 RTM 累積更新プログラム1 (CU1) がMicrosoft ダウンロードセンターに公開され、すぐにダウンロードできるようになったことを発表します。これは Exchange Server 2013 の新しい保守モデルによる最初のリリースです。この記事に加えてExchange 2013 RTM CU1 リリースノート もご利用可能です。 注意: このブログ記事が投稿された時点では、このサポート技術情報の記事に掲載されたリンク先の一部がご覧いただけない可能性があります。リリースノートなど、Exchange Server 2013 に関するドキュメントの更新版は、近日中に TechNet で公開する予定です。 CU1 は 過去の Exchange Server バージョンとオンプレミス共存を行うための Exchange 2013 の最小要件です。CU1 の最終的なビルド番号は 15.0.620.29 です。共存に関する追加情報は「計画と展開」のドキュメントや、Exchange Server 2013…


Exchange 2013 の保守について

(この記事は2013 年 2 月 8 日に The Exchange Team Blog に公開された記事 Servicing Exchange 2013 の翻訳です。最新情報については翻訳元の記事を参照してください。)   6 年前 Exchange は製品保守について大きな一歩を踏み出しました。Exchange Server 2007 からマイクロソフトは、昔からのホットフィックスモデルの替わりにお客様にロールアップ更新プログラム (Rollup Update, RU) を提供する累積的モデルに移行しました。これによるお客様の主なメリットは、多くの更新プログラムが1つのパッケージで提供されるという、提供の仕組みが単純化されたことでした。複数の個別のパッケージを追跡してインストールするという従来の方法は必要なくなりました。より小さな更新パッケージをより多くの頻度で提供することで、お客様が変更を制御された形でより迅速に導入できるようになりました。この保守モデルは多くのお客様で受け入れられましたが、すべてのお客様ではありませんでした。ロールアップ更新プログラム モデルはセキュリティ更新プログラムを切り離して提供していなかったため、お客様がセキュリティ更新プログラムを適用したい場合にそれ以外の更新プログラムも必須になってしまうのが一部のお客様にとって課題となっていました。 同時に、お客様が Exchange を使う方法も同じくらい大きく変化しました。多くのお客様はメッセージ環境をクラウドに完全に移行し、メールボックスをオンプレミスとクラウドに分けて展開するがひとつの Exchange 組織として動作するハイブリッド環境を選択するお客様も増えてきました。   これらすべての点を考えた結果、Exchange チームは Exchange Server 2013  という製品で新しい保守モデルを発表しました。新しいモデルはマイクロソフトが提供してきた方法の中で最善を目指しており、従来の方法の課題で解決できるところを解決し、お客様の Exchange の展開方法を考慮したものにしています。 本日、Exchange Server 2013 の更新方法についての決まり事を発表します。更新プログラムは四半期に一回、累積更新プログラム (Cumulative Update, CU) の形で提供されます。四半期毎の各CUパッケージは Exchange 製品の完全なリフレッシュ版として提供され、「ビルド番号を更新するアップグレード」という形でインストールされます。この方式は前のバージョンの Exchange でもサービスパックを展開するときの仕組みでしたので、すでに Exchange のお客様にもなじみの深いものです。各…