Exchange Server 2016 自習書シリーズを新たに公開

昨年リリースしたExchange Serverの最新版、Exchange Server 2016の自習書シリーズを本日Technetで公開しました。 自習書のダウンロードはこちらからどうぞ ➡ https://technet.microsoft.com/ja-jp/mt691869.aspx     本シリーズでは 1.アーキテクチャ編 2.移行・共存編 の2つを公開しています。   1のアーキテクチャ編では、 Exchange Server 2016 で強化・変更されたアーキテクチャ、および、他サーバーとの連携 (具体的には Office Online Server) に関して説明しています。 第 1 部 Exchange Server 2016 の新しいアーキテクチャ 第 2 部 Office Online Server との連携   2の移行・共存編では、、Exchange Server 2016 を社内に導入するために必要な情報を次の章に分けて説明しています。 第 1 部 Exchange Server 2016 の移行共存 第 2 部 既存 Exchange 組織への Exchange…


バッチ移行を使用したパブリック フォルダー移行での注意点

Exchange Server 及び Exchange Online を日々ご利用頂きありがとうございます。 既存の Exchange Server のリプレース作業に伴い、多くのお客様が Exchange Server 2013/2016 への移行やクラウド シフトのために Exchange Online への移行を進められている傾向が見られます。 そのため今回はバッチ移行を使用した従来のパブリック フォルダー移行に関する注意点についてご紹介します。特に大規模 Exchange 組織で従来のパブリック フォルダーを頻繁に利用されるお客様にとっては重要なお知らせとなります。 従来のパブリック フォルダーを Exchange Server 2013/2016 へ移行する場合は、以下の KB  3161916 の問題があることをご留意ください。   ID   : 3161916 Title: Data loss may occur during public folder migration to Exchange 2013, Exchange 2016, and Exchange Online Url: https://support.microsoft.com/en-us/kb/3161916…


よくわかる Exchange Online のメッセージ追跡 ~ Part 1 取得編 ~

みなさんこんにちは、Exchange Server サポートの 杉山 卓弥 です。Exchange Online で送受信されているメッセージを調査する場合、管理者にてメッセージ追跡を実行する機会は非常に多いかと思います。そこで、メッセージ追跡に役立つ情報を順次 Exchange Server サポートよりご紹介していきます。Part 1 では、Exchange Online のメッセージ追跡の実行方法、取得方法について使用頻度が高い順にご説明していきます。 Exchange Server サポートからのお願い ******************************************************** 弊社サポートにメッセージ配信に関するお問い合わせをいただく際、メッセージ追跡ログをあらかじめ送付いただくことで、すぐに調査を開始することができます。また、事象の早期解決に結びつくことも多くございますので、事前の HistoricalSearch (詳細版) の取得にご協力をいただけますようお願いいたします。 ******************************************************** <取得方法> A. HistoricalSearch (詳細版) B. MessageTrace (詳細版) C. MessageTrace (要約版) D. HistoricalSearch (要約版) <事前準備> Windows Powershell から Exchange Online に接続します。 Title: リモート PowerShell による Exchange への接続 URL: https://technet.microsoft.com/library/jj984289(v=exchg.160).aspx ================== A. HistoricalSearch…


Exchange Server のパフォーマンス問題のトラブル シューティング

こんにちは Exchange サポート チームの河本です。Exchange Server を運用している中で、Outlook クライアントからの接続が遅いやメールを開くまでに時間がかかるなど何かしらのパフォーマンス問題を経験されている方が多いかと思います。パフォーマンス問題は一時的な高負荷で発生し、自然解消するものもあれば長期に渡って断続的に発生する場合もあります。また要因はハードウェアーやネットワークがボトルネックであったり、メールボックスにアクセスするユーザー操作や Exchange Server 上にインストールされているサード パーティ製のアプリケーションなど様々です。このようなパフォーマンス問題の要因を特定し、同様の事象が発生しないように対処することは Exchange を運用する上で重要だと思いますので、本ブログを執筆しました。Exchange Server のパフォーマンス問題をトラブル シューティングする上で以下の 2 つが必須となりますので、それぞれの項目について案内します。 1. パフォーマンス ログの取得2. パフォーマンス ログの分析  1. パフォーマンス ログの取得Exchange Server のパフォーマンス状況を確認するためにはExchange サーバーのトラブル シューティングに必要なパフォーマンス モニターのカウンターを設定する必要があります。Exchange Server 2013 では既定で以下のパスに自動的にパフォーマンス ログが日時で保存されているので、そのログを採取するだけです。 <インストール ディレクトリ>:\Microsoft\Exchange Server\V15\Logging\Diagnostics\DailyPerformanceLogs  一方 Exchange 2007/2010 では既定ではパフォーマンス ログは取得しないため、手動で取得するパフォーマンス カウンターを設定する必要があります。Exchange サーバーのトラブル シューティングに必要なパフォーマンス モニターのカウンターを手動で設定するのは大変な作業となりますが、よい知らせがあります。これらを自動設定するためのスクリプト ExPerfwiz が用意されているのです。以下に紹介します。  ExPerfwiz によるパフォーマンス ログの取得手順 1. 以下のページから ExPerfwiz 1.4.5 (ExPerfwiz.zip) をダウンロードして展開します。   TITLE: Experfwiz (Exchange Performance Data Collection…


Forefront 製品のサポート終了に伴う FPSP のアンインストール方法について

こんにちは。Exchange/Forefront サポート チームの伯谷です。   これまで本 Blog でもご紹介してきた Forefront 製品ですが、サポート終了まで残り 3 ヶ月となりました。 サポート終了に伴い、私たちサポート チームでお受けする Forefront 製品に関するお問い合わせも、これまでに比べてアンインストールに関する質問の割合が増えてきています。サポート終了にむけ、本 Blog でも Forefront 製品のアンインストール手順をご紹介したいと思います。   まず、第一弾として、Microsoft Forefront Protection 2010 for SharePoint のアンインストール手順をご紹介します。   – 手順 1. Microsoft Forefront Protection 2010 for SharePoint (以下 FPSP) をアンインストールする対象のサーバーにログオンし、以下の 2 つのサービスを停止します。      Microsoft Forefront Server Protection コントローラー    World Wide Web Publishing Service…


Exchange 2010 でアップグレードする場合の委任について

いつも Exchange Server 製品をご利用いただきありがとうございます。今回は Exchange Server 2010 環境で、インストール (セットアップ) / アップグレードを実施する場合の管理者アカウントの権限の委任についてご紹介します。 Exchange 2010 をインストール (セットアップ) / アップグレードを実施する場合のアクセス許可や権限、委任に関しては以下の公開情報があります。   Title: Exchange 2010 から Exchange 2010 SP1、Exchange 2010 SP2 または Exchange 2010 SP3 にアップグレードする  URL: https://technet.microsoft.com/ja-JP/library/bb629560(v=exchg.141).aspx————————————-・以下の手順を実行するには、使用するアカウントが “Delegated Setup/委任セットアップ” 管理役割グループまたは “組織の管理/組織の管理” 管理役割グループのメンバーである必要があります。 ・エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされている Exchange 2010 サーバーに Exchange 2010 Service Pack を適用するには、使用するアカウントが該当のコンピューターのローカルの Administrators グループのメンバーである必要があります。 ・Exchange 管理ツールのみがインストールされているコンピューターをアップグレードするには、そのコンピューターのローカルの Administrators グループのメンバーであるアカウントを使用してログオンする必要があります。 ・Exchange 2010 SP1 または…


Exchange Server 2010 がついに RTM!

Exchange チームの池田です。 Exchange Server 2010 が 10/9 に RTM されました!           Exchange Server 2010 では、Exchange Server 2007 をベースにしておりますが、例として以下のように様々な面で改善されております。   ・Exchange コントロール パネルやモデレート (メール配信の承認機能) といった管理機能の追加 ・Database Availability Groups (DAG) による高可用性の管理 ・メール送信前に警告を表示する Mail Tips 機能 ・ディスク IO の改善   また、細かいところでは今まで Outlook Web Access という名称でしたが、Outlook Web App に名称が変更されていたりします。   Exchange Server 2010 の概要や新機能の概要については、以下を参照ください。  …