バージョン間のメールボックス移動について


いつも Exchange Server をご利用いただきありがとうございます。Exchange サポート チームの松崎です。
今回は異なるバージョン間のメールボックスの移動についてご紹介します。

Exchange 2010 以降のバージョンでは、同一のバージョン間でのメールボックスの移動はオンライン移動となり、移動の最終処理を行う短い時間以外は、ユーザーはメールボックスの移動を意識することなくメールボックスへの接続が行えます。
また、異なるバージョン間 (Exchange 2000、Exchange 2003、Exchange 2007、Exchange 2010) でのメールボックスの移動については、以下の URL 先にある通り Exchange 2007 SP3 から Exchange 2010 への移動以外はオフラインの移動 (移動中はユーザーがメールボックスに接続できない移動) になります。

Title : 移動要求について
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd298174(v=exchg.141)

上記の情報では Exchange 2013、Exchange 2016 に関する記載がありませんが、実際には以下の通りとなります。新しいバージョンから Exchange 2007 へ移動する場合のみ、オフラインが前提ということになりますので、何らかの理由で過去バージョンへ移動する場合にはご注意ください。
* 本 Blog 執筆 (2017/4/17) 時点で、Exchange 2007 につきましてはサポート ライフサイクルが終了しております。もし一時的に Exchange 2007 への戻しを行う必要が生じた場合でも、可能な限り早めにサポートされるバージョンへの移行をご計画いただきますようお願いいたします。

Exchange のバージョン Exchange 2007 (移動先) Exchange 2010 (移動先) Exchange 2013 (移動先) Exchange 2016 (移動先)
Exchange 2007 (移動元) × -
Exchange 2010 (移動元) ×
Exchange 2013 (移動元) ×
Exchange 2016 (移動元) -

 
凡例

オンライン移動
× オフライン移動
- 共存環境が構成できない

 
- 補足
メールボックス移動がオンライン移動かオフライン移動かどうかは Get-MoveRequest コマンドの "IsOffline" の値から確認を行うことができます。
以下のように "IsOffline" が False である場合はオンラインの移動となります。

20170418
 
今後も当ブログおよびサポート チームをよろしくお願いいたします。

 

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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