Exchange 2013 環境で MonitoringDiagnosticLogs フォルダーが D ドライブに作成されてしまう現象について


今回は Exchange 2013 環境で Microsoft Exchange Health Manager サービスに関する一部の内部診断ログが意図せずに D ドライブに出力されてしまう不具合についてご紹介いたします。
Exchange 2016 RTM でも同様の問題が発生しますが、Exchange 2016 CU1 以降では本不具合は修正されています。
 
現象
Exchange 2013 がインストールされているサーバー上に D ドライブが存在する場合、以下のパスにフォルダーが作成されて Microsoft Exchange Health Manager サービスに関する内部診断ログが出力されます。

D:\MonitoringDiagnosticLogs\MSExchangeHMHost

また、D ドライブが存在しない場合には Microsoft Exchange Health Manager サービスの起動時に以下のエラーがアプリケーション ログに記録されます。

2017020101
 
原因
本現象は Microsoft Exchange Health Manager サービスに関する一部の内部診断ログの出力先が D ドライブにハードコードされていることが原因となります。
Exchange 2013 に関しては残念ながら現時点で修正が見送られておりますが、Exchange 2016 CU1 以降では以下のパスに出力されるように修正されています。

%ExchangeInstallPath%\Logging\Monitoring\Monitoring\MonitoringDiagnosticLogs\MSExchangeHMHost
 
補足
MonitoringDiagnosticLogs フォルダーの出力先に関しては Exchange Server でハードコードされていますので、設定などで変更する方法は残念ながらございません。
なお、D ドライブが存在しない場合にはサービス起動時に MSExchange Common のイベント ID 6003 のエラーが記録されますが、一部の内部診断ログが出力されないだけで Exchange Server の動作に影響を及ぼすものではございませんので、エラーは無視していただけますようお願いいたします。

 
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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