Forefront 製品のサポート終了に伴う FPE のアンインストール方法について


Exchange/Forefront サポート チームの伯谷です。
 
Forefront 製品のサポートも 2 週間を切り、サポートには Forefront のアンインストール手順の確認やアンインストール時のトラブルシューティングのお問い合わせが増えています。
アンインストール シリーズの第三弾は Microsoft Forefront Protection 2010 for Exchange です。
以下の TechNet でも手順は公開していますが、本ブログではスクリーンショットも併せてご紹介します。
 
Title: FSC ユーティリティを使用した製品の無効化/有効化
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd639369.aspx
 
Title: スタンドアロン サーバーからのアンインストール
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc482969.aspx
 
- 手順
1. Microsoft Forefront Protection 2010 for Exchange (以下 FPE) をアンインストールする対象のサーバーにログオンし、以下のサービスを停止します。サービスの停止に伴い、メールボックスへのログオンやメッセージの配信はできなくなりますので、利用するユーザーの少ない時間帯にご実施ください。
 
・ハブ トランスポート サーバー
   Microsoft Forefront Server Protection コントローラー
   Microsoft Exchange Transport
 
・メールボックス サーバー
   Microsoft Forefront Server Protection コントローラー
   Microsoft Exchange Information Store
 
2. コマンド プロンプトにで、FPE のインストール ディレクトリに移動します。
 
   cd "C:\Program Files (x86)\Microsoft Forefront Protection for Exchange Server"
 
3. 以下のコマンドを実行し、FPE に関するサービスの状態を確認します。
 
   FSCUtility /status
 
実行後 FSCController、FSCMonitor、MSExchangeTransport、MSExchangeIS、FSEMailPickup が [停止] になっていることを確認します。
 
・ハブ トランスポート サーバー
 
 
・メールボックス サーバー
 
 
4. 以下のコマンドを実行し、FPE の依存関係を無効にします。
 
   FSCUtility /disable
 
実行後、"状態: Microsoft Forefront Protection は統合されていません" の応答を確認します。
 
・ハブ トランスポート サーバー
 
 
・メールボックス サーバー
 
 
5. コントロール パネルより、[プログラムのアンインストール] にて [Microsoft Forefront Server Protection] を [アンインストール] します。
6. アンインストールが正常に完了した後、Microsoft Exchange Information Store サービス、Microsoft Exchange Transport サービスの順にそれぞれ手動で開始します。アンインストール後もインストール フォルダ配下にダウンロードしたエンジン ファイルの他、検疫されたインシデントの情報を格納しているデータベースを含む Data フォルダは残存しますので、必要に応じて手動で削除してください。
 
 
!!アンインストール時のトラブルシューティングについて!!
FPE をアンインストール後にハブ トランスポート サーバーの役割の Exchange サーバーで Microsoft Exchange Transport サービスが開始できない場合がございます。
これは、FSCUtility /disable コマンドによる FPE に関するトランスポート エージェントの削除処理が正常完了しなかった場合に発生します。
 
アンインストール作業において、Microsoft Exchange Transport サービスが開始できないような状況が発生した場合には、トランスポート エージェントが正常に削除されているかご確認ください。
もし Forefront に関するエージェントが残存する場合には、エージェントを無効化およびアンインストールし、Microsoft Exchange Transport サービスを手動で開始します。
 
- 手順
1. トランスポート エージェントの状態を確認します。Exchange 管理シェルより以下のコマンドを実行します。
 
   Get-TransportAgent
 
2. 出力結果に FSE Routing Agent が有効 (True) となっている場合には、3. 以降の手順をご実施ください。無効 (False) の場合には、5. 以降の手順をご実施ください。
 
  
 
3. 以下のコマンドにて Forefront に関するトランスポート エージェントを無効にします。
 
   Disable-TransportAgent -Identity "FSE Routing Agent"
 
4. 正常に無効化されたこと Get-TransportAgent コマンドにて確認します。
 
  
 
5. 以下のコマンドにて Forefront に関するトランスポート エージェントを削除します。
 
   Uninstall-TransportAgent -Identity "FSE Routing Agent"
 
6. Microsoft Exchange Transport サービスを手動で正常に開始できることをご確認ください。
 
 
Forefront 製品のその他の Blog 記事
Title: Forefront Protection 2010 for Exchange Server (FPE) のライセンスの使用期限の延長について
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2014/05/09/3629247.aspx
 
Title: FPE がインストールされている Exchange サーバーのメモリ不足や CPU 高負荷の問題
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2014/05/14/3629562.aspx
 
Title: Forefront 製品の診断ツール: FSCDiag
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2014/11/17/3641209.aspx
 
Title: FPE で間違ってスパムとして判定されてたメールを誤検知として報告する
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2015/03/17/3646617.aspx
 
Title: FPE で間違ってマルウェアとして判定されてたメールを誤検知として報告する
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2015/03/25/3647110.aspx
 
Title: Forefront 製品のサポート終了に伴う FPSP のアンインストール方法について
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2015/09/30/how-to-uninstall-the-forefront-protection-for-sharepoint.aspx
 
Title: Forefront 製品のサポート終了に伴う FSSP のアンインストール方法について
URL: http://blogs.technet.com/b/exchangeteamjp/archive/2015/12/04/how-to-uninstall-the-forefront-security-for-sharepoint.aspx
 
 

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