Google Chrome での OWA の利用について


こんにちは、Exchange サポートの渡辺です。
今回は Google Chrome での OWA の利用について、ご紹介します。

Exchagne 2013 の Outlook Web App (OWA) や Exchange 管理センターに、Google Chrome を使用してアクセスした場合、一部のページやウィンドウが表示されないといった事象が発生する場合があります。
具体的には、OWA でアクセスした際に、添付ファイルの追加やアドレス帳の表示のボタンを押しても反応が無いといった報告がございました。

これは以下の公開情報にもございますとおり、Google Chrome がバージョン 37 から showModalDialog API をサポートしていないことによって発生します。

Title : Google Chrome を使用すると Outlook Web App または Exchange 管理センターの特定のページやウィンドウが表示されない
URL : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3001145/ja

上記の公開情報にもございますが、Exchange 2013 では CU8 にて showModalDialog API をサポートしていないブラウザーでも OWA などが動作するように修正されておりますため、CU8 を適用いただければ、同様の事象は発生いたしません。
CU7 以前のバージョンをお使いの場合は、Google Chrome を使用している端末で、レジストリ値を変更することで、事象を回避することが可能でございます。

また、上記の公開情報にはございませんが、Exchange 2010 では SP3 RU9 で修正されております。
Exchange 2010 の以前のバージョンでも、Exchange 2013 と同様に、クライアントのレジストリ値を変更することで事象を回避することは可能です。

しかしながら、回避方法としてご案内しているレジストリ値の変更については、 Google Chrome のサポートが、本ブログ記事の公開時点で 2015 年 4 月末までとなっており、今後のアップデートによっては、使用できなくなる可能性がございます。
その場合は、Exchange サーバーのバージョンアップや、 Internet Explorer 等の他のブラウザの利用をご検討いただければと存じます。

本ブログ記事の公開時点では Exchange 2010 でサポートしている Google Chrome のバージョンは “Chrome 3.0.195.27 以降のバージョン” 、Exchange 2013 では “Chrome 24 またはそれ以降” と公開情報に記載がありますが、上述のとおり、Google Chrome のバージョンと Exchange サーバーのバージョンの組み合わせによっては、一部の機能が使用できない可能性がありますので、ご注意いただければと存じます。

– 参考情報
Title : Outlook Web App について
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa998629(v=exchg.141).aspx

Title : Exchange 2013 の Outlook Web App の新機能
URL : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/jj150522(v=exchg.150).aspx

今後も当ブログおよびサポート チームをよろしくお願いいたします。


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