Exchange Server 2013 のメッセージ調整について


Exchange Server ご利用の皆様

こんにちは、Exchange サポートの河本です。
今回は Exchange Server 2013 のメッセージ調整についてご案内します。
Exchange Server 2010 SP1 以降からメッセージ受信に関する以下の制限が導入されました。

  • RecipientThreadLimit: 受信者あたりのメール配信のスレッド数の制限
  • MaxMailboxDeliveryPerMdbConnections: データベースあたりのハブトランスポート サーバーからメールボックス サーバーへの配信の接続数

上記の制限によってメールの配信遅延が発生する場合は、ハブトランスポート サーバー上にある EdgeTransport.exe.config ファイル(既定で %ExchangeInstallPath%Bin の配下) にて制限値を上げることができます。
詳細は以下のブログにて紹介しております。

Title: Store Driver Fault Isolation Improvements in Exchange 2010 SP1
Url: http://blogs.technet.com/b/exchange/archive/2011/04/11/store-driver-fault-isolation-improvements-in-exchange-2010-sp1.aspx

Exchange Server 2013 では Exchange Server 2010 と比較し、トランスポートのメカニズムが大きく変更されておりますが、上述の制限値は Exchange Server 2013 でも存在しております。ただし制限値を変更する場合は、メールボックス サーバー上にある MSExchangeDelivery.exe.config ファイル (既定で %ExchangeInstallPath%Bin の配下) を編集する点をご注意下さい。
また、変更後は対象サーバーの “Microsoft Exchange メールボックス トランスポート 配信” サービス (サービス名: MSExchangeDelivery) の再起動を行うことで設定が反映されます。

補足情報
参考までに Exchange Server 2013 では以下が既定値となっております。 (ただし以降リリースされる CU によって既定値が変更される場合がございます。)

  • RecipientThreadLimit: 既定値 3
  • MaxMailboxDeliveryPerMdbConnections: 既定値 8

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