Exchange 2013 の POP 接続に関する情報


日々、Exchange Server 製品をご利用いただきありがとうございます。
今回は Exchange Server 2013 を、仮想環境 (Hyper-V) 上にクライアント アクセス サーバーとメールボックス サーバーの役割を共存させた構成で構築した場合に発生する現象についてご紹介します。

現象について
Exchange 2013 で POP3 設定を有効 (* POP3 を有効にする手順は以下の参考情報を別途ご参照ください) にし、Outlook 端末などから POP アカウントで接続した場合に、以下のようなエラーがクライアント側に出力され、サーバーに POP 接続することができない現象が発生します。
もしくは、POP アカウントの作成時にエラーとなり、プロファイルなどの作成を行うことができず、正しく完了することができません。
* 本現象が発生することを確認しているバージョンは Exchange Server 2013 CU5、CU6、CU7 です。

・CU5 で出力されるエラー内容
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受信メールサーバー(POP3)へのログオン:受信(POP3)メールサーバーが内部エラーを報告しました。このメッセージを引き続き受信する場合は、サーバー管理者かインターネットサービスプロバイダー(ISP)に問い合わせてください。サーバが応答しました:-ERR Server Unavailable. 21
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・CU6、CU7 で出力されるエラー内容
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受信メール サーバー (POP3) へのログオン: 電子メール サーバーがログインを拒否しました。[アカウント設定] で、このアカウントのユーザー名とパスワードを確認してください。 サーバーが応答しました : -ERR Logon failure: unknown user name or bad password.
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・参考情報
 Exchange 2013 で POP3 を有効にする
 https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb124934(v=exchg.150).aspx

また、この場合 Exchange サーバー側で POP3 プロトコル ログを確認すると、以下のような内容が記録されています。
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ErrMsg=ProxyNotAuthenticated;Excpt=””Transport Layer Security (TLS) has already been negotiated.
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回避策について
Exchange サーバーに割り当てられた CPU コアが 1 つのみの場合、本現象が発生する可能性があります。
その現象に該当している可能性がある場合、CPU のコア数を 2 以上に変更することで、本現象が回避されるかご確認ください。


今後も当ブログおよび Exchange Server サポート チームをよろしくお願いいたします。


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