ハイブリッド環境で利用できる新しい自動トラブルシューティング機能を発表


(この記事は 2015 年 2 月 23 日に Office Blogs に投稿された記事 Automated Hybrid Troubleshooting Experience の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

Office 365 のサービスの中でも、特に Exchange Online でよく使用される展開オプションの 1 つが Exchange のハイブリッド構成です。この展開オプションを利用すると、一部のメールボックスを Exchange Online に移行し、残りのメールボックスをオンプレミスに残しておくことができます。Exchange のハイブリッド構成では、物理的に独立した 2 つの環境を 1 つの環境であるかのように動作させることを目標にしています。たとえば、メール フロー、予定の空き状況、メール ヒントなどの機能や、電子情報開示の検索といったコンプライアンス機能は、異なる環境のメールボックスに対してもシームレスに機能しています。

このように、既に多数の機能を自動で使用できるようになっていますが、実は課題もあります。それは、ハイブリッド構成ウィザード (HCW) に問題が発生した場合の対応がわかりづらいという点です。ユーザーの皆様からは「まるでブラック ボックスのよう」、「エラー内容が非常にあいまいだ」といった不満の声が寄せられていました。HCW には優れた面がたくさんありますが、一部の問題に対するトラブルシューティングが難しいことも事実でした。

新しい自動トラブルシューティング機能を発表

そこでこのたび、新しい自動トラブルシューティング機能を発表しました。この初回バージョンはシンプルなつくりになっており、エラーが発生した HCW の同じサーバーからトラブルシューティング ツール (https://aka.ms/HCWCheck) を実行するだけで利用できます (現時点では Internet Explorer のみ対応)。これで自動的に HCW のログが収集され、解析されます。

既知の問題である場合は、問題の詳細な説明と、解決策を取り上げている記事へのリンクがメッセージとして表示されます。

その他のメリット

トラブルシューティング ツールにはあらかじめ一定のパターンが設定されており、HCW のログから当てはまるパターンを検出して、結論が導かれます。結論が出たかどうかにかかわらず、HCW ログはマイクロソフトのデータセンターにアップロードされるため、お客様からサポート案件が報告されるとサポート担当者はその内容を確認することができます。これにより、問題解決にかかる時間を大幅に短縮できるのです。

今後について

このトラブルシューティング ツールにはさらに詳細なチェック機能を搭載し、きめ細かい診断結果が得られるように改良していく予定です。現在は、移行、空き状況、OAUTH に関する問題のトラブルシューティングとデータ収集を自動化する複数のトラブルシューティング ツールを開発中です。

フィードバックへのご協力のお願い

マイクロソフトでは皆様からのフィードバックをお待ちしております。HCWCheckFeedback@microsoft.com までぜひコメントをお寄せください。

Saidivya Velagapudi、Caius Preda、Scott Roberts、Nikhil Chinchwade、Karl Buhariwala、Timothy Heeney、Jeremy Kelly、Wei Wu、Cathy Westman、Gabriel Popescu、その他多くの皆様 (敬称略) からのご協力に感謝いたします。

Exchange Hybrid チーム

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