Exchange 2010 環境の ContentFilter パラメータで正常に動作しないプロパティ


こんにちは、Exchange サポート チームの輪島です。

今回は、New-MailboxExportRequest コマンドレットの ContentFilter パラメーターを使用した際の事象についてご紹介いたします。

事象について

New-MailboxExportRequest コマンドレットを使用して、メールボックスのコンテンツを検索し pst ファイルにエクスポートすることができます。
その際、ContentFilter パラメーターを使用して、メッセージの本文やサブジェクトの内容を基にフィルターすることが可能となっており、フィルター可能なプロパティを以下の技術情報で公開しております。

Title : -ContentFilter パラメーターのフィルター可能なプロパティ
URL : http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff601762(v=exchg.141).aspx

しかしながら、Exchange 2010 では、送信者や宛先に関連する以下のプロパティを指定しても、正常に動作しないことを確認しております。

  • BCC
  • CC
  • Participants
  • Sender
  • To

たとえば、以下のように ContentFilter パラメーターで Participants プロパティを使用した場合、コマンドレット自体は正常に終了しますが、エクスポートされた pst ファイルには、何もメッセージが含まれない状態となります。

例 : 
New-MailboxExportRequest -Mailbox archive@contoso.com -ContentFilter {Participants -eq ‘user01@microsoft.local’} -FilePath “\\ex01\c$\user01.pst”

原因と対処方法

本事象は、Exchange 2010 における不具合により発生します。
送信者や宛先に関連するプロパティでフィルターする場合は、ALL プロパティを使用することで回避可能です。

例 :
New-MailboxExportRequest -Mailbox archive@contoso.com -ContentFilter {ALL -like ‘user01@contoso.com’} -FilePath “\\ex01\c$\user01.pst”

ご不便をおかけして申し訳ございませんが、ContentFilter パラメーターで送信者や宛先に関連するプロパティを基にフィルターする場合は、ALL プロパティを使用してくださいますよう、お願いいたします。

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