Exchange Web サービス (EWS) Java API がオープン ソースに


(この記事は 2014 年 8 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 Open sourcing Exchange Web Services (EWS) Java API の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Exchange チームのプリンシパル アーキテクトを務める Victor Boctor の記事をご紹介します。

マイクロソフトが Exchange Web サービス Java API を最後にリリースしたのは 2013 年 1 月でした (こちらのブログ記事 (英語) を参照)。以後、Java クライアント API のサポート モデルに関する課題についてご意見が寄せられています。たとえば、以下に挙げる課題がありました。

  • ライセンスの制限が厳しい: 修正したソース コードをマイクロソフト以外の相手と共有することができない。
  • 協力が難しい: このプロジェクトでは、CodePlex (英語)GitHub (英語) などのような共同作業支援プラットフォームが利用されておらず、バグ、レポート、パッチの提供といった協力活動をスムーズに行うことができない。
  • リリース サイクルの課題: リリース周期を短くして、より多くの修正や機能強化を実施する必要がある。

こうしたご意見を参考に、マイクロソフトでは EWS Java API を真のオープン ソース プロジェクトにするための取り組みを行うことにしました。その一環として、今回のリリース (1.3) では以下の変更を加えました。

 

  • MIT License (英語) の下でリリースされました。これは、Open Source Initiative によって承認された、オープン ソースの製品と商用製品での使用に適したライセンスです。
  • ・ソース コードが GitHub 上の ews-java-api プロジェクト (英語) を通じてリリースされました。GitHub は、このプロジェクトの開発における主要なプラットフォームとして活用される予定です。
  • ・マイクロソフトでは、GitHub のイシューやプル リクエストなどによるコミュニティの皆様のご参加をお待ちしています。

こうした改善によって、Java 開発者の Exchange コミュニティの皆様は、プロジェクトの推進に向けてご参加いただけるようになります。また、皆様のシナリオを実現するうえで必要な場合、最新の dev (開発版) リリースまたは stable (安定版) リリースをご活用いただくことも可能です。

1.3 リリースにおけるその他の変更点としては、これまでのところ、以下のようなものがあります。

以上のように改善されたことで、プロジェクトに対する共同作業を効果的に推進できるようになります。個人的に修正された方がいらっしゃいましたら、ぜひ GitHub のプル リクエストとしてお送りください。1.3 以降のリリースへのご協力をお願いいたします。

さらに、OAuth 2.0 のサポート (英語) を含む Office 365 REST API と、その REST API を使用する Android SDK (英語) も利用可能になりました。Office 365 のお客様を対象としている開発者様には、この新しい API が推奨されます。なお、お客様がオンプレミスの Exchange を採用している場合や、必要な機能が REST API の一部としてまだ提供されていない場合は、引き続き EWS Java API を使用できます。

最後になりますが、Exchange に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。マイクロソフトの API に関するご意見をお待ちしておりますと共に、API をご利用いただき、より良いものにしていただけますと幸いです。

—Victor Boctor (Twitter: @vboctor)

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