メールボックスの移動でエラーが発生する事象について (その 2)


現象について
メールボックスの移動を実施する際に達成率が 95% で以下の致命的なエラーが発生してメールボックスの移動に失敗する場合があります。上記のエラーで着目するべき点は黄色部分であり、該当フォルダに紐付いて格納されているルールが破損している可能性がございます。

エラーの詳細: MapiExceptionInvalidParameter: Unable to modify table. (hr=0x80070057, ec=-2147024809)
Diagnostic context:
Lid: 55847 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc called [length=76]
Lid: 43559 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc returned [ec=0x0][length=136][latency=1]
Lid: 23226 — ROP Parse Start —
Lid: 27962 ROP: ropIdFromLtid [68]
Lid: 31418 — ROP Parse Done —
Lid: 55847 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc called [length=69]
Lid: 43559 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc returned [ec=0x0][length=132][latency=1]
Lid: 23226 — ROP Parse Start —
Lid: 27962 ROP: ropIdFromLtid [68]
Lid: 31418 — ROP Parse Done —
Lid: 55847 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc called [length=185]
Lid: 43559 EMSMDBPOOL.EcPoolSessionDoRpc returned [ec=0x0][length=648][latency=4]
Lid: 23226 — ROP Parse Start —
Lid: 27962 ROP: ropModifyRules [65]
Lid: 17082 ROP Error: 0x80070057
Lid: 27745 
Lid: 21921 StoreEc: 0x80070057
Lid: 27962 ROP: ropExtendedError [250]
Lid: 1494 —- Remote Context Beg —-
Lid: 1238 Remote Context Overflow
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67870102
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x668F0040
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67AA000B
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67870102
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x668F0040
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67AA000B
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67870102
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x668F0040
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67AA000B
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67870102
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67F60040
Lid: 48851 
Lid: 21970 StoreEc: 0x8004010F PropTag: 0x67F60040
Lid: 65267 
Lid: 40691 
Lid: 5559 StoreEc: 0x80070057
Lid: 65015 
Lid: 65439 
Lid: 4302 StoreEc: 0x80070057
Lid: 1750 —- Remote Context End —-
Lid: 26849 
Lid: 21817 ROP Failure: 0x80070057
Lid: 29150 
Lid: 20446 StoreEc: 0x80070057

エラー コンテキスト: ——–
操作: IDestinationFolder.SetRules
OperationSide: Target
プライマリ (<MailboxGuid>)
ルール: [Rule: Condition: none; Actions: [RuleAction: OOFREPLY TemplateEID:[len=70, data=<省略>], TemplateGuid:<TemplateGuid>, Flags:0]; Name ”; Provider: ‘MSFT:TDX OOF Rules’; ProviderData: ; ExecutionSequence: 100; Level: 0; StateFlags: 141; UserFlags: 2; IsExtended: False]
——–
フォルダー: ‘/Top of Information Store/Inbox’、entryId [len=46, data=<省略>]、parentId [len=46, data=<省略>]

特に “Provider: ‘MSFT:TDX OOF Rules'” と記載されていることから、不在時のアシスタント (OOF) に関連するルールが該当して発生していることになります。

対処策について
上記のエラーでメールボックスの移動に失敗する場合、該当メールボックスにて不在時のアシスタントの設定をクリアすることで回避出来る場合がございます。
不在時のアシスタントの設定をクリアするだけでは回避しない場合には以下で記載する MFCMAPI を使用して不在時のアシスタントに関連するアイテムを削除することでメールボックスが移動出来るようになるかご確認ください。

– MFCMAPI による不在時のアシスタントに関連するアイテムの削除
(1) MFCMAPI をダウンロード
以下のページから MFCMAPI をダウンロードし、該当メールボックスに接続可能な Outlook 端末にファイルを展開します。

MFCMAPI
http://mfcmapi.codeplex.com/

(2) オンライン モードのプロファイルを用意
該当メールボックスに接続可能なプロファイルでキャッシュ モードをオフにします。
キャッシュ モードをオフにする方法は以下のページをご参照ください。

Exchange キャッシュ モードのオンとオフを切り替える
(Outlook 2010) http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HP010355560.aspx
(Outlook 2007) http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HP001232935.aspx
(Outlook 2003) http://office.microsoft.com/ja-jp/outlook-help/HP001022343.aspx

(3) 不在時のアシスタントに設定している現在の内容をバックアップ
後述で不在時のアシスタントに関連するアイテムを一部削除するため、現在設定している内容を予め控えておいてください。

(4) MFCMAPI を使用して不在時のアシスタントに関連するアイテムを削除

1. MFCMAPI を起動します。
2. [Session] メニューより [Logon…] を選択します。
3. 該当メールボックスにアクセスする際に使用するプロファイルを選択し、[OK] をクリックします。
4. [<メールボックスの SMTP アドレス>] を右クリックして [Open Store] を選択します。

5. [Root Container] – [Top of information Store] ([インフォメーション ストアの先頭]) を展開します。
6. エラーに記載されているフォルダーを右クリックして [Other tables] – [Rules table…] を選択します。

注: 今回はエラーに記載されているフォルダーが “Inbox” (受信トレイ) の例となりますが、他のフォルダーでエラーが発生しているケースもありますのでご注意ください。

7. “PR_RULE_PROVIDER” が “MSFT:TDX OOF Rules” であるアイテムを全て削除します。


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