Exchange Server 2013 と以前のバージョンの Exchange Server の共存環境での OAB 配布について


Exchange Server 2013 は Exchange Server 2007、および、Exchange Server 2010 との共存環境をサポートしております。
サポート対象の詳細なバージョンは、以下の技術情報をご参照ください。

Title: Exchange 2013 のシステム要件
URL: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa996719(v=exchg.150).aspx
⇒「サポートされている共存シナリオ」

Exchange Server 2013 と以前のバージョンの Exchange Server の異なる点の一つとして、オフラインアドレス帳 (OAB) の配布方法がございます。
以下の blog でもご案内しております通り、Exchange Server 2013 では OAB の配布方法は Web 配布のみをサポートしています。

Title: Exchange Server 2013 で OAB を管理する
URL: http://blogs.technet.com/b/exchange_jp/archive/2013/01/31/exchange-server-2013-oab-managing-oab-in-exchange-server-2013.aspx

よって、Exchange 2013 では、以前のバージョンの Exchange Server にて利用可能なパブリック フォルダによる OAB の配布はサポートしておりませんので、Exchange Server 2013 に対して自動検出サービス (Autodiscover) 接続を行い、OAB のダウンロード先を取得した場合は、仮に OAB にてパブリック フォルダ配布が設定されていたとしてもパブリック フォルダ配布の情報がクライアントに返されませんので、パブリック フォルダからの OAB の取得が行えません。そのため、Exchange Server 2013 と以前のバージョンの Exchange Server の共存環境では Web 配布のご利用をご検討いただきますようお願いいたします。

Exchange Server 2013 と以前のバージョンの Exchange Server の共存環境にてパブリック フォルダによる OAB の配布を利用したい場合には、Autodiscover の接続先を以前のバージョンの Exchange Server に設定いただきますようお願いいたします。
Autodiscover の接続先は、Exchange 管理シェルにて以下のコマンドを実行いただくことで変更可能です。

Set-ClientAccessServer -Identity “サーバ名” -AutoDiscoverServiceInternalUri “Autodiscover の接続先 URL”

なお、現在の Autodiscover の接続先は以下のコマンドを実行いただくことで確認可能です。

Get-ClientAccessServer | fl Identity, AutoDiscoverServiceInternalUri

Exchange Server を構築、運用いただいている皆様において、Exchange Server 2013 へ移行時の設定のご参考になりましたら幸いです。
今後も当ブログおよびサポート チームをよろしくお願いいたします。


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