Office 365 ユーザー顔写真の設定について (Part 1)


こんにちは、Exchange サポート チームの高橋です。今回は Office 365 のユーザーの顔写真設定について、2回に分けてご紹介いたします。
Part 1 の今回は、設定方法と注意点についてご紹介します。次回 Part 2 では、ユーザー設定の制御方法についてご紹介いたします。
 
Office 365 上でのユーザーの顔写真の設定には、以下の 3 つの方法があります。

1. DirSync で Office 365 とディレクトリ同期を行っている環境にて、オンプレミスのディレクトリ情報に顔写真の情報を追加し、Office 365 へ同期する方法。
2. ユーザーがOWA を使用して設定する方法。
3. ユーザーが Set-UserPhoto を実行することで設定する方法。

以下に、それぞれの方法についてご紹介します。
 
1. DirSync で設定する方法


オンプレミスのユーザーのディレクトリ情報 thumbnailPhoto 属性に、写真情報を入力します。
 
  
 
DirSync にてオンプレミスのディレクトリ情報が Office 365 へ同期されると、設定した写真が反映されます。
 
 


 
2. ユーザーが OWA から設定する方法


まず、OWA にログインし、設定変更を行うために [<ユーザー名>]-[自分について] をクリックします。

  
 
[写真の変更] をクリックすると、以下のような画面が表示されます。[参照] をクリックして写真を選択し、[保存] をクリックします。
 
   
 
 
 ユーザーの情報が変更されたのを確認します。
  
 


 
3. Set-UserPhoto コマンドで設定する方法


ユーザーは PowerShell を使用してコマンド実行することで、メールボックスに紐づく顔写真を設定可能です。
設定を行うためには、以下の “サービスへの Windows PowerShell の接続” を実施して Office 365 へアクセスし、後述の 2 つのコマンドを実行します。

サービスへの Windows PowerShell の接続
http://help.outlook.com/ja-jp/140/cc952755.aspx

Set-UserPhoto <ユーザー名> -PictureData ([system.io.file]::readallbytes("<ファイルのパス名およびファイル名>"))
Set-UserPhoto <ユーザー名> -Save

注意点について
・ Set-UserPhoto コマンドには、実行時に必要な対象ユーザーの情報を取得する処理が実装されておらず、Exchange Online ではコマンドの実行者と同じサーバー上に対象ユーザーのメールボックスがない場合、コマンド実行時にエラーが発生します。そのため、管理者が一斉にユーザーの顔写真を変更することはできません。

- 参照
管理者が Set-UserPhoto コマンドを使用してユーザーの顔写真を変更することができない
http://support.microsoft.com/kb/2886310

・ 上記 2 と 3 の設定方法に関して注意しなければならないのは、ユーザーが設定した写真情報は、Exchange Online 上のユーザー メールボックスに紐づいているため、Office 365 のディレクトリ情報とは別の場所にデータが保存されるということです。また、ユーザーが OWA の People タブ等から顔写真を参照する場合には Exchange Online メールボックスの写真情報を優先的に参照します。そのため、ユーザーがメールボックスに設定した写真情報がある場合、1 の方法で thumbnailPhoto 属性を DirSync で同期して上書き変更することはできません。

次回 Part 2 では、2 と 3 の設定を制御する方法をご紹介いたしますので、ぜひご参照ください。

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