Exchange 2010 でのメールの検索について


Exchange 2010 環境において、Outlook オンラインモード、および OWA でのメッセージの検索は、既定では Exchange Search によるインデックスを使用した検索が行われます。

Microsoft Search では、検索対象のアイテムの文字列を日本語のワードブレーカーによって解析し、リストを作成します。アイテムを検索する際には、このワード リストにある単語に対して完全一致か、前方一致による検索が行われます。
例として、”警告通知メール” という文字列が “警告/通知/メール” のようにワードブレークされたとします。
この場合、「警」 という文字で検索した場合、前方一致により 「警告」 に合致しますが、「告」 で検索した場合、前方一致での検索に該当しないため、該当メッセージが検索結果に表示されません。

ワードブレークによるアイテムの文字列のワード リスト作成、及び検索する文字列の文章解析においては、文章内の句読点や文字の並びにより、抽出されるワードが異なることがあり、ワードの前後の文章などにも影響を受けるため、ワード抽出の固定的な法則はございません。
なお、このワードブレークにより、氏名による検索において意図した結果にならない例として 「西村」、「山部」、「新名」、「大場」、「三谷」、「森村」 といった報告がございました。

Exchange 2010 SP1 以降の検索について


Exchange 2010 SP1 以降では、パフォーマンスの改善のために、既定では前方一致での検索が行われません。
上記の例において、OWA にて 「警」 という文字を検索文字として入力したとしても、「警告」 に合致しません。 前方一致による検索を行うには、検索文字の後にアスタリスク (*) を付与して検索することで、前方一致による検索が可能となります (例: 警*)。

Title: How to Use AQS to Construct Complex Discovery Queries
URL  : http://blogs.technet.com/b/exchangesearch/archive/2012/03/10/how-to-use-aqs-to-construct-complex-discovery-queries.aspx

なお、OWA 検索時の既定の動作として、前方一致による検索を行わせるには、以下の手順で設定ファイルを変更します。 ただし、パフォーマンスへの影響がある可能性がございますので、ご注意くださいますようお願い致します。

1. OWA アクセスするクライアント アクセス サーバーにおいて、以下のフォルダを開きます。
   <Exchange インストールディレクトリ>\ClientAccess\owa
   例) C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\v14\ClientAccess\owa
2. web.config ファイルをテキストエディタで開きます。
3. 以下のように、<appSettings> 内に DisablePrefixSearch のエントリを追加します。

 


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