Exchange 2010 でも !!!

こんにちは ! Exchange CRT の大松と申します。 4 月より CRT の一員としてこれまで以上により緊急度の高いお問い合わせを日々対応しています大松です。よろしくお願いします。 ここ最近、急激に温度が下がりましたが、いかがお過ごしでしょうか? さて、ここ最近気なっていることですが、以前、このブログの Windows Server 2008 + Exchange 2007 でこれだけはあててほしい修正でも紹介しました KB971795 についてです。 Exchange 2007 ではお蔭様でお問い合わせも少なくなり、実際適用されている環境も多くなってきましたが、Exchange 2010 では意外と適用されていない環境も見られます。 この問題は Windows 2008 の問題であり、Exchange は 2007 であろうと、なかろうとインデックス破損は発生する可能性はあります。 Exchange 2010 をお使いのお客様でも Windows 2008 SP2 をお使いでしたら、是非適用をお願いします。 ちなみに Windows 2008 R2 は対象にならず、適用の必要はありません。 では、今後も当ブログ及びサポート チームをよろしくお願いいたします。


カレント ログ欠損によるデータベース ディスマウントについて

こんにちは。Exchange サポート チームの西村です。8 月の TechEd で Exchage 2007/2010 トラブルシューティング Tips のセッションにお越しいただいた方、ありがとうございました!!セッションのスピーカーにアサインされたのはその 1 ヶ月前。実は PowerPoint もあまり良く分からない状態からのスタートで、1 ヶ月ほとんど寝ずに準備しました。そんなセッション、現在少しでも皆さんのお役に立てていればと思います。さて、セッション内の事例紹介で、カレント ログの欠損についてお話させていただきましたが、その後もカレント ログ欠損によりデータベースがディスマウントした現象のお問い合わせを立て続けにいただいております。そのため、今回の記事でも再度、カレント ログ欠損の現象の注意喚起を目的としています。   現象=====ストアが突然ディスマウントされる現象です。(Exchange 2003/Exchange 2007 では、ストレージ グループ内のデータベースでトランザクション ログが共有されているため、ストレージ グループ単位でディスマウントされます。Exchange 2010 ではデータベースとトランザクション ログは 1 対 1 で作成されていますので、データベース単位でディスマウントされます。) アプリケーション ログにはディスマウントされた時間帯に以下のような ESE ID:486 のエラー イベントが記録されていることが確認できた場合、カレント ログ (Exx.log) の欠損によりディスマウントが発生しています。また、トランザクション ログの配置フォルダからカレント ログがなくなっていることが確認できます。   Source : ESEEvent ID : 486 Type : Error…


Exchange Server 2010 SP1 がリリースされました!

先日、Exchange Server 2010 の SP1 がリリースされました。 TITLE: Microsoft Exchange Server 2010 Service Pack 1 (SP1)  URL : http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=50b32685-4356-49cc-8b37-d9c9d4ea3f5b TITLE: Release Notes for Exchange Server 2010 SP1 URL: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff728620(en-us).aspx TITLE: What’s New in Exchange 2010 SP1URL: http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ff459257(en-us).aspx TITLE: The Future of Exchange Starts Here: Exchange Server 2010 SP1 Is Now Available URL: http://msexchangeteam.com/archive/2010/08/25/455861.aspx


Office Communicator 2007 R2 を開始すると、最大表示のウィンドウが表示される現象について

Office Communicator 2007 R2 を開始すると、Communicator のウインドウとは別に、ブルー (環境によってはブルー以外の色の場合もあります) の最大表示のウインドウが表示されることがあります。 この現象は、Communicator をインストールしたクライアント PC のメモリが不足している場合に発生しやすくなります。また、この最大表示のウインドウは Communicator を終了すると、一緒に終了します。   この現象は以下の修正モジュールを適用することにより回避可能です。本修正モジュールは Microsoft Update にて公開されていますが、インターネットに直接アクセスできない環境の場合には、以下の修正モジュールを手動で適用ください。   – 現象の詳細 TITLE : Office Communicator 2007 R2 を開始すると、空白のウィンドウが予期せず表示されます。 URL : http://support.microsoft.com/kb/983215/ja   – 修正モジュールのダウンロード先 TITLE : Microsoft Office Communicator 2007 R2 Hotfix KB 978564 URL : http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=en&FamilyID=515d6dba-4c6a-48bb-a06a-d99c5742676d


Exchange Management Shell、 Exchange Management Console が使用できない !

こんにちは。Exchange CRT の竹田です。 今回は、Exchange 2010 にて、トレースを採取する際の注意点をご案内します。 Exchange 2007 および 2010 では、トレースを採取することで、問題の現象が発生している際のより詳細な動きが確認でき、問題解決へ向けての更なる調査に有効な情報の採取ができるようになります。 これまでに、Exchange 2007 および 2010 のお問合せをいただいたことがあるお客様の中には、担当のサポート エンジニアからこのトレースの採取の依頼があったり、また問い合わせの際に採取された方もいると思います。   今回は、このトレース制御を Exchange 2010 で実行する際の注意点として、以下の技術情報として公開されている内容についてご案内します。   TITLE : An error message is generated in Exchange Server 2010 when you use Exchange Troubleshooting Assistant  URL : http://support.microsoft.com/kb/979801/en-us   – 注意  トレースを採取する際に、下図のように “デバッグ” にチェックが入っていて、かつ、コンポーネントを選択する際に、ADProvider の ClientThrottlingState のタグを有効にすると、w3wp.exe (MSExchangePowerShellAppPool) がクラッシュします。どちらかのチェックが入っていなければ問題ないです。 なお、これらのタグを有効にした状態でトレースを採取すると、トレースの採取を停止していても現象が発生し続けるため、要注意です! …


Exchange 2007 で GC ダウン時にユーザー操作ができなくなる現象について

複数のグローバル カタログ サーバー (以下 GC) が稼働している環境において、Exchange 2007 が参照している先のサーバーがダウンした場合には、Exchange は 構成ドメイン コントローラー (以下、構成 DC と呼びます) を変更いたします。これにより、GC に対して冗長性を確保でき、1 台の GC がダウンしても、Exchange 2007 は動作を継続可能です。 これに対し、例えば New-Mailbox コマンドレット等、ユーザー操作に関しては受信者更新サービスが GC に対して LDAP クエリを発行します。この対象サーバーはサービス起動時に取得され、その後サービスが再起動されない限り更新されることはありません。なお、本動作は、受信者更新サービスの実装上の動作であり、Exchange 2007 の受信者更新サービスにおいては、参照ドメイン コントローラー (以下、参照 DC と呼びます) の冗長性を持っておりません。このため、参照 DC が何らかの理由により長期間ダウンした場合など、新規ユーザーの追加ができなくなります (New-Mailbox コマンドレットの実行に失敗します)。 なお、Exchange 2000/2003 においては、受信者更新サービス (RUS) のオブジェクトは Active Directory に存在していましたが、Exchange 2007 より廃止されております。しかしながら、Active Directory 上からは廃止されましたが、同様の働きを行うコンポーネントが Exchange 2007 上にて稼動しております。 回避方法========参照…


Exchange 2007 で長い件名が文字化けする現象について

Exchange 2007 において、長い件名のメールを受信すると、件名 (Subject) が文字化けする場合があります。非 ASCII 文字セットのインターネット メール ヘッダーのエンコードについて規定している RFC 2047 では、エンコーディングされた文字列は 76 Byte 以下にするように規定されており、Exchange 2007 においては RFC 2047 の規程に従いつつも、すこし余裕をもたせた 256 Byte までを既定値として処理いたします。 しかしながら、この Exchange 2007 の既定値である 256 Byte を超えた文字数の件名のメールを受信した場合には、Exchange 2007 は非 ASCII 文字セットのデコードを行わず、受信したメールの件名をデコードせずにそのまま表示します。(例 : =?ISO-2022-JP?B?xxxxxxxxx(任意の文字列)) このため、受信したメールの件名にて文字化けが発生いたします。 Exchange 2007 での回避手順==========================以下の手順を実施することにより、メールの件名の制限値を変更することが可能です。下記の例では制限値を 1024 Byte に変更しています。また、設定可能な制限値の最大は 4096 Byte となっています。 この設定は問題となるメッセージを SMTP で受信するハブ トランスポート サーバーに設定する必要があります。 手順~~~~1. ハブ トランスポート サーバー上で、[Microsoft…


Mailbox Calculator について (6)

Storage Designシートの日本語説明です。(やっとやっと最後です!) 使用した Mailbox Calculator のバージョンは 6.3 です。バージョンが異なると入力項目や選択可能な値が異なる場合がありますので、その点ご注意ください。   パート 1 はこちらをご覧ください。 パート 2 はこちらをご覧ください。  パート 3 はこちらをご覧ください。 パート 4 はこちらをご覧ください。 パート 5 はこちらをご覧ください。   参考情報 Exchange 2010 Mailbox Server Role Requirements Calculator Updates to the Exchange 2010 Mailbox Server Role Requirements Calculator Mailbox Calculator ダウンロード   Calculator.xlsx の構成 Calculator は以下の7枚のシートで構成されています。今回は、赤い文字のシートについて説明をしていきます。 [Input] シート  -  このシートはメールボックス…


Outlook 2003 から Exchange 2010 への接続について

Outlook 2003 を使って Exchange 2010 に接続することはサポートされています。しかし、Exchange 2010 では既定で RPC 接続の暗号化が必須になっているため、Outlook 2003 を使用する場合はサーバー側、またはクライアント側にて暗号化の設定を変更する必要があります。 なお、Outlook 2007 では既定で暗号化が有効になっていますので追加で変更する必要のある設定はありません。 対処方法~~~~~~~~以下のいずれか 1 つを実施します。 ・Exchange 2010 にて暗号化されていない通信を許可する。・Outlook 2003 にて暗号化通信を有効にする。 1. Exchange 2010 の暗号化通信の解除~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下の手順にて、暗号化されていない通信を許可するように Exchange 2010 を設定します。 1. Exchange 2010 上にて [Exchagne Management Shell] を起動します。 2. “Get-RPCClientAccess | fl” コマンドレットにて、暗号化されていない通信が許可されているかどうか確認します。EncryptionRequired : True となっている場合には、暗号化されていない通信が許可されていません。 3. “Set-RPCClientAccess -Server <Exchange サーバー名> -EncryptionRequired $false” を実行し、暗号化されていない通信を許可します。すべての CAS…