Windows Server 2008 + Exchange 2007 でこれだけはあててほしい修正


こんにちは、プロダクト クオリティ チームの中尾です。

Windows 2008 上の Exchange 2007 でトラブル

最近、Windows 2008 上の Exchange 2007 でバージョン ストア でメモリ不足によりメールボックスにログオンできない、インデックスが破損したというお問い合わせが増加しています。これらの現象が発生する場合、Windows Server 2008 の LCMapString 関数の問題が原因で発生している場合がほとんどです。そして、それぞれの現象で下記のイベントログが記録されます。

本現象はいずれも Windows 2008 の LCMapStringが原因で、この問題はKB971795 の適用で防ぐことが可能です。Windows 2008 上で Exchange 2007 を運用しているお客様は、KB971795 の適用をぜひご検討ください。また、この問題に遭遇してインデックスが破損してしまったというお客様は、KB971795 の適用では破損を修復することはできないので、その場合は下記の修復方法をお試しください。

バージョン ストア領域不足の際に記録されるイベント

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イベント ID : 9786
ソース : MSExchangeIS
タスクのカテゴリ : Database Storage Engine
レベル : 警告
説明:
データベース エンジンは、ストレージグループ ‘ストレージ グループ名’ の “version store buckets” リソースの xx% (最大数である xxxxx 個のうちの xxxxx 個) を使用しています。
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ログの名前: Application
イベント ID: 623
ソース: ESE
タスクのカテゴリ  : Transaction Manager
レベル:  エラー
説明 :
MSExchangeIS (xxxx) <ストレージグループ名>: このインスタンス (インスタンス番号) のバージョン ストアは、最大サイズ xx MB に達しました。長時間実行されているトランザクションが原因でバージョン ストアがクリーンアップされないため、サイズが増大している可能性があります。この長時間実行されているトランザクションが完全にコミットまたはロールバックされるまで、更新は拒否されます。
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ログの名前: Application
イベント ID: 1022
ソース: MSExchagneIS Mailbox Store
レベル: エラー
説明:
データベース “<データベースのパス>” に対するログオン エラー – Windowsアカウント <ユーザー名>、メールボックス <メールボックス名>。
エラー: -1069
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インデックスの破損で記録されるイベント

ログの名前 : Application
ソース : ESE
イベント ID: 467
タスクのカテゴリ: Database Corruption
説明:
MSExchangeIS (4684) <データベース名> : テーブル <テーブル名> のインデックス <インデックス名> が壊れています (0)。

インデックス破損の修復方法

まずは、この問題によるインデックス破損で出る症状は、次のとおり。

1. 特定のメールボックスにて件名や差出人での並べ替え順序が正しく表示されません。

例えば件名でソートしても以下のような順序で表示されることがあります。

件名
あああああ

いいいいい

ううううう

あああ

2. ソート後に正しくない位置に表示されたアイテム (上記例では一番下の件名 “あああ” ) の削除、移動を行えません。
3. アイテムの削除、移動が失敗したタイミングで Exchange サーバー上にはイベント ID: 467 が記録されます。

破損したインデックスを修復するには、以下のいずれかの方法で再構築します。

· 該当のメールボックスを別のメールボックス ストアへ移動します。
· 該当のデータベースに対してオフライン デフラグを実施します。

 

Windows 2008 上の Exchange 2007 にあててほしい修正

上記のトラブルに限らず、Windows Server 2008 に Exchange Server 2007 をインストールするお客様が最近増えてきています。そこで、あててほしい修正プログラムをまとめました。

1. Windows Server 2008 の Service Pack 2

2. Windows Server 2008 の 修正プログラム KB971795

3. Exchange Server 2007 の Service Pack1 用 Rollup 5 以降、できれば Service Pack 2

この 3 つです。

そのほか参照してほしい主要な KB もまとめました。 こちらもご参照ください。

1. KB974822
Windows Server 2008 + Exchange 2007 で直接DNS を参照している場合、一部のドメインあてのメッセージが滞留するようであれば、こちらをご参照ください。

2. KB952583
半角かなの文字化けを防ぐために、EdgeTransport.exe.config の編集をお勧めします。編集方法は KB952583 を参考にしてみてください。

3. KB946641
転送エンコード方式を変更する場合。EdgeTransport.exe.config の編集が必要です。

4. KB944752
Service Pack、Rollup 適用後に Exchange のサービスが起動しない場合

5. その他の KB

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