Windows 2003 SP2 上にインストールした Exchange 2007 クラスタのクラスタ ログのサイズとレベル


Exchange Team の太田です。
 
Windows 2003 SP2 クラスタ上に Exchange 2007 をインストールすると、Exchange インストーラーはクラスタ ログのサイズとレベルを変更します。
この動作は、Exchange クラスタの情報エントリの出力量が非常に多いために、クラスタ ログの上書き頻度が高くなることの対策として行われています。

Windows 2003 クラスタ環境の既定のクラスタ ログ サイズは 8MB です。
クラスタ環境から記録されるログ出力が 8MB に達すると最初の 4MB 分の記録が破棄され、後半 4MB のみがログに残されサイズが 4MB に縮小されます。
その後は再びログ サイズの上限である 8MB まで記録し続け、また上限に達した際に最初の 4MB を破棄するサイクルを繰り返します。
Exchange 2007 は情報エントリに関するログの出力が大変多いため、このサイクルが激しく、何らかの障害が発生した際にも障害時の状況が破棄され確認できないという事態に陥る可能性がありました。
そのため、Exchange インストーラーは、クラスタ ログのサイズを 32 MB に拡張し、さらに情報エントリの出力を停止する設定に変更しています。
 
これらの設定は変更することが可能です。
以下の手順を実施することで、ログ サイズを変更することができます。

1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
2. [詳細設定] タブをクリックします。
3. [環境変数] をクリックします。
4. [システム環境変数] 内の [ClusterLogSize] を選択し、[編集] をクリックします。
5. [変数値] を実際の動作を考慮した値に変更し、[OK] をクリックします。 (実際の動作を考慮したサイズとは、障害が発生してからログを保存するまでの十分な期間、ログが破棄されないサイズを示します)
6. コンピューターを再起動します。
以下の手順を実施することで、情報エントリもログに記録することができます。
1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
2. [詳細設定] タブをクリックします。
3. [環境変数] をクリックします。
4. [システム環境変数] 内の [ClusterLogLevel] を選択し、[編集] をクリックします。
5. [変数値] を “3” に変更し、[OK] をクリックします。 (ダブル クォーテーションは含みません)
  なお変数値の意味は、それぞれ以下の通りです。
  0 : ログを出力しません。
  1 : すべてのエラーを記録します。
  2 : すべてのエラーと警告を記録します。
  3 : すべてを記録します。
6. コンピューターを再起動します。
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