OneNote を利用したグローバルな学習と共同作業

(この記事は 2015 年 12 月 15 日に Office Blogs に投稿された記事 Global learning and collaboration with OneNote の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回は、ベルギーで社会人教育コースの講師を務める Koen Timmers 氏の記事をご紹介します。 私は、ベルギーで社会人を対象にコンピューター サイエンスと Web デザインを教えています。講座を担当するうえでの目標は、クラスのペーパーレス化と受講生の意欲を引き出すことです。授業では共同作業を通じて課題解決型学習 (Project Based Learning) を行うことで、受講生が自身のニーズや興味を満たせるようにサポートしています。また、ブレンド型学習 (Blended Learning) を採用しているため、授業の半分は自宅から Skype for Business を使用して行っています。 OneNote は、私と受講生の両者のニーズを満たしてくれる存在です。この記事では、私の授業での OneNote の活用方法をご紹介したいと思います。 ペーパーレス化の必要性 クラスのペーパーレス化を目指す理由は、紙のドキュメントはすぐに情報が古くなるうえ、環境にも悪く、双方向性に欠ける ためです。ペーパーレス化を実現するためには、古くなった学習用ソフトウェア (コースウェア) を更新したり、そのコースウェアを共有する難しさを克服したりと、さまざまな問題を解決する必要がありました。私の授業は課題解決型であるため、コース ウェアは常に受講生のニーズに合っていなければいけません。たとえば、受講生から追加情報が欲しいという要望があったため、付録を追加する必要がありまし た。また、大量のドキュメントを用意していたにもかかわらず、以前のデジタル教科書には授業スケジュールやその他の重要な情報が含まれていませんでした。 そのため、受講生は必要な情報を見つけるために 20 ものファイルを検索しなくてはいけませんでした。さらに、一部の受講生からは動画や音声という形で簡単なヒントを提示して欲しいという声が挙がりました。 そこで、私は OneNote の導入を決めました。1 つの OneNote…


共同作業に対応した Outlook 2016 のファイル添付機能

(この記事は 2015 年 11 月 9 日に Office Blogs に投稿された記事 Attachments in Outlook 2016—ready for collaboration の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)  直前まで作業していたファイルを添付しようとして探し回ったり、共有されたリンクを探して後からメールの山をあさったり するのは面倒です。Windows 版 Outlook 2016 のリリースにより、ファイルの添付が大幅に簡単になりました。今後は、PC、スマートフォン、タブレットのいずれを使用している場合にも、ファイルの検索 や共有に伴う手間が省けます。 新しくなったファイル添付機能で最初に目に付くのは、[Recent Items] として最近アクセスしたドキュメントの一覧が表示されることです。[Recent Items] リストには、ローカル ハード ドライブに加えて、OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint のドキュメントが表示されるため、お手持ちのあらゆるデバイスからアクセスしたファイルを簡単に選択できます。 目的のファイルが [Recent Items] リストに表示されない場合は、[Browse Web Locations] を選択すると OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint に簡単に移動できます。また、PC に保存した他のファイルを添付する場合は、[Browse this PC] を選択するとエクスプローラーが開きます。 OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint に保存されたファイルを共有する場合、Outlook の新しいファイル添付機能では、受信者に付与する権限をひとめで確認することができます。これらの権限を変更することはもちろん、共有する代わりにファイ ルのコピーを添付することも可能です。いずれの操作もファイルが保存されている場所まで自分で移動する必要はありません。 メールを送信すると、Outlook…


Sway に OneDrive for Business を統合、iPhone および iPad 用 Sway を更新

(この記事は 2015 年 10 月 8 日に Office Blogs に投稿された記事 Sway adds OneDrive for Business integration, Sway for iPhone and iPad updates の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   数週間前、マイクロソフトは全世界に向けて Office 2016 をリリース (英語) しました。新しい Office では、共同作業、ユーザーに合わせて動作するアプリ、Windows 10 との完全な連携が重点的に強化され、Office 365 サブスクリプションをご利用のお客様に新しい価値を提供します。Sway は、シームレスな共同作業を実現できるように設計された、まったく新しいアプリケーションであり、クラウドでホストされる強力なデザイン アシスト機能を備えています。Windows 10 用の強力な Sway アプリでは、Web 版 Sway のリッチな機能に加え、PC およびタブレット向けの新機能を利用できます。 Sway の一般提供が 8 月に開始 (英語) されて以来、Sway チームはプレビュー期間中と同様に、継続的に更新をリリースしてお客様からのフィードバックにお応えしています。そして今回、職場および学校の Office 365 アカウントを使用して…


Outlook on the web で「いいね!」と @ メンションの機能を提供開始

(この記事は 2015 年 9 月 30 日に Office Blogs に投稿された記事 Likes and @Mentions coming to Outlook on the web の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   この数年で、ソーシャル ネットワークは私たちのコミュニケーションの形に変化をもたらしました。プライベートでは、Facebook で友人が近況を報告したら「いいね!」で賛同を表現でき、Twitter でメンション機能を使用してメンションの相手に投稿への注目を促すことができます。職場においても Yammer などのエンタープライズ ソーシャル ツールが利用され、ソーシャルの概念が浸透しています。この記事では、マイクロソフトが新たなステップとして提供を開始する Outlook on the web の「いいね!」と @ メンションの各機能についてご紹介します。 「いいね!」 – 優れたアイデアを目立たせる 電子メールは、友人や同僚とアイデアを共有したり、共同で作業したり、計画を作成したり、合意を形成したりするには有効な手段です。ディスカッショ ンが進む過程でさまざまな提案、意見、反論が重ねられ、電子メール スレッドがどんどん長くなることが多々あります。Outlook on the web の新しい「いいね!」機能を使用すると、特定の電子メールへの支持を表明したり、支持する意見やアイデアへの注目を集めたりといったことが簡単にできるよ うになります。 メッセージに「いいね!」を付けるには、閲覧ウィンドウの親指を立てたアイコンをクリックします。そうすると、アイコンの色が灰色 から青に変わり、「いいね!」を付けた電子メール内に「You like this」と表示され、電子メールのリスト ビューに親指を立てたアイコンが追加されます。スレッドに参加している全員が「いいね!」を付けることができ、それはメッセージ内にも反映されます。電子 メールに対して「いいね!」が押されると、その作成者に通知が届きます。 「いいね!」を使用すると個別のメッセージに簡単に注目を集めることができます。 メンション –…


教師の皆様から多数のご要望が寄せられていた機能を OneNote Class Notebook に追加

(この記事は 2015 年 10 月 5 日に Office Blogs に投稿された記事 Top teacher-requested features added to OneNote Class Notebooks の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回は、世界中のほとんどの地域で新学期が始まったのに合わせて、OneNote チームから嬉しいお知らせがあります。先月 Microsoft in Education Blog (英語) でご紹介したように、世界中の Office 365 をご利用のお客様 (教職員の皆様) に OneNote Class Notebook と OneNote Staff Notebook をご利用いただけるようになりました。現在、OneNote Class Notebook は世界 95 か国、Staff Notebook は世界 45 か国で利用されており、毎日新しい授業用ノートブックとスタッフ用ノートブックが教職員の皆様によって作成されています。 OneNote チームは教職員の皆様からのフィードバックに耳を傾け、そのご提案に基づいて Class Notebook の機能を強化しています。今回は、近日中に 2…


OneNote と Windows タブレットを自閉症学級で活用

(この記事は 2015 年 7 月 28 日に Office Blogs に投稿された記事 Using OneNote and Windows tablets in a classroom for students with autism の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回はフロリダ州の小学校で特別支援学級の教師を務める Alexis Parker 氏の記事を紹介します。 私は特別支援学級の教師として、幼稚園から第 5 学年までの自閉症の生徒を担当しています。自閉症の生徒たちの得意・不得意はさまざまですが、私の生徒の多くには行動、コミュニケーション、運動スキルの 面で似た特徴があります。クラスのうち 6 人はやりたくないタスクに対する行動障害があり、7 人は言葉を話さないか話す言葉が限られています。何人かの児童は言葉を発する代わりに別のコミュニケーション手段を使うようになりました。そのうち 2 人がアルファベットで文字を書くことができ、2 人がお手本を見ながら文字を書き写すことができ、3 人は文字をなぞることができます。 行動、コミュニケーション、細かい運動スキルに支障がある場合、生徒の習得度を評価するのはきわめて困難です。普通学級 では、教師が質問した内容に対して生徒が口頭で答えることで、授業の理解度を評価できます。細かい運動スキルが発達していれば、ワークシートと鉛筆を用い て回答を記入することも可能です。しかし、このような方法は私の生徒たちには向いていません。彼らの習得度を知るには受容的コミュニケーションが最も適し ています。たとえば、異なる食べ物の写真を 3 枚並べてリンゴを指差すように指示する、という手法です。私の授業ではラミネート フォルダー アクティビティという方法を行っています。生徒にマジック テープのついたカードをフォルダー ボードに貼りつけてもらうことで、生徒の理解度や運動スキルを見ます。しかしこの方法には、ラミネート加工やマジック テープの費用に加え、アクティビティ制作に時間がかかるなど多くの難点があります。また、さまざまなスキルに対応したアクティビティをいくつも用意しなく てはなりません。何度か行うと生徒は正解を覚えてしまい、確実な判定ができないといった事態も起こります。他には、文字と数字のスタンプでワークシートの 問題に答えるという方法があります。たとえば、足し算の問題で数字を書く代わりに数字のスタンプを使って回答を記入します。しかし、生徒がワークシートを 終わらせるよりもスタンプに夢中になってしまい、そこら中インクだらけにしてしまうのが難点です。しかし、こうした方法は多くの教室で一般的に用いられて います。 2014 年…


夏休み中に準備していただけるように OneNote を強化。学校管理者や教職員、生徒の各ニーズに対応する新機能をリリース

(この記事は 2015 年 5 月 20 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote gets ready for summer technology planning with updates for everyone の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   「OneNote を導入したことで、私のクラスは本当の意味で変貌を遂げ、進化しています (中略) 1 人ひとりの生徒のニーズにすばやく、きめ細やかに対応できるようになりました」— マンテカ統一学区ウェストン ランチ高校、教員兼テクノロジ推進担当 Michael Williams 氏 (詳細については同氏が作成した Office Mix (英語) をご覧ください) 今回、OneNote Class Notebook (英語)、OneNote Staff Notebook、 および各プラットフォーム向け OneNote で特に多くのご要望を頂いていた多数の機能が、Office 365 ユーザーの皆様に提供されることとなりました。マイクロソフトの認識では、多くの学校やその IT 担当者の方は、Office 365 Education テナントに OneNote Class…


OneNote Staff Notebook で学校管理を合理化

(この記事は 2015 年 4 月 22 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote Staff Notebooks—streamlining the administration of a school の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回は、イギリスのサンディムーア スクールの Andrew Howard 校長による OneNote 関連の寄稿記事をご紹介します。   OneNote は、学校でテクノロジを使用する方法を完全に進化させ、従来のプロセスを改良して変革をもたらしました。教育現場ではこれまで何年もかけて、古い手法で 行っていた各種の作業をテクノロジにより刷新してきました。黒板はホワイトボードに、ホワイトボードはインタラクティブ ホワイトボードへと置き換わりました。しかし、これは文字どおりただ「置き換えた」だけでした。ビクトリア王朝時代の教員が現代の普通の学校を視察した ら、現代の教員があまりにも多くの日常業務を抱えていることに驚くでしょう。しかし、これは OneNote を使用していない場合の話です。私は以前 OneNote Class Notebook (英語) を使用してデジタル形式の演習ノートを作成する方法についての記事を執筆しましたが、OneNote にはもう 1 つ、学校の管理方法を進化させるうえで欠かせない要素があります。それは OneNote Staff Notebook です。 OneNote を使い始めてすぐに、管理者側のタスク調整や共同作業の効率化に役立つアプリケーションだとわかりました。事実上組織内の会議と委員会の組み合わせの数だ け個別にノートブックが必要となるので、非常に多数のノートブックを用意しないとならないという点が懸念されましたが、校内での会議や技術革新、共同作業 などの記録や最新情報を常に把握できるため、それだけの手間をかける価値はありました。私は OneNote を会議のための事前打ち合わせや共同作業に主に使用しており、OneNote Staff Notebook を導入してからはさらにこの傾向が顕著になっています。すべての会議にそれぞれ…


Office 365 Video の全世界へのロールアウトの開始とモバイル化

(この記事は 2015 年 4 月 16 日に Office Blogs に投稿された記事 Office 365 Video begins worldwide rollout and gets mobile の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回は、Office 365 チームのシニア プロダクト マネージャーを務める Mark Kashman による、Office 365 Video に関する記事をご紹介します。   「1 枚の絵は千の言葉に値する」という言い回しがありますが、それなら動画はジェームズ ジョイスの長編小説でさえも短く感じさせることでしょう。動画は、効果的かつ訴求力のある社内のコミュニケーション手段として注目を集め、その重要性を増 しつつあります。そして、企業全体で動画コンテンツを安全に投稿、共有、検索できる動画エクスペリエンスである Office 365 Video もまた成長を遂げています。Office 365 に埋め込まれているため、IT 部門のニーズに対応し、ユーザーの心をつかむことができます。 このたび Office 365 Video が、対象となる世界中の Office 365 企業ユーザーのお客様にロールアウトされました。さらに、新しい iPhone アプリと最新の Web エクスペリエンスが提供され、Office…


OneNote を使えば生徒の人生が変わる

(この記事は 2015 年 4 月 1 日に Office Blogs に投稿された記事 Let them use OneNote—it could change their lives の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)   今回は、ケント学区の教員である Becky Keene 氏の記事を紹介します。彼は、全米教育専門職基準委員会 (NBPTS) から優秀な教員として認定を受けており、またマイクロソフトからも Expert Educator (教育 ICT のエキスパート) およびマスター トレーナーとして認定されています。   私が OneNote の活用を強く勧めるのには理由があります。それは OneNote が「すべての教育現場に導入できる最高のアプリ」だからです。2005 年の春、公立学校教育プログラムに関心を持つ 100 組ほどの家族を対象に、プログラムの 1 年間の学習成果を発表する機会があり、その準備を進めていたときのことです。Tony という生徒が、発表会でスピーチをしたいと申し出てくれました。これには少し驚きました。彼はその年、学校での勉強に苦労しており、居残り学習や宿題のや り直し、日々の課題をこなすための手助けが必要なことも少なくなかったからです。どんな題材について発表するのか私には想像も付きませんでした。しかし 7 年生の彼が意欲を見せてくれたのですから、ぜひ参加してもらうことにしました。発表する生徒たちを集めてリハーサルを行った時点では、彼はまだスピーチ内 容を決めていませんでしたが、最終的に彼が便利だと思ったものについて話すことになりました。OneNote です。彼は OneNote を使用した課題の整理方法や時間の節約方法を取り上げました。 ついに保護者を呼んで発表する日が来ました。Tony に順番が回ってきたとき、実を言うと私はとても心配でした。発表が始まると、まず彼はこう言いました。「僕はもともと成績のぱっとしない生徒でした。で も、この学校に来て OneNote…