Project Online の 3 つの機能強化

(この記事は 2015 年 12 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 3 new enhancements to Project Online の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

マイクロソフトは、イノベーションを継続するという方針の下、ユーザーの皆様からのご要望にお応えし Project Online で新たに 3 つの機能強化をロールアウトします。

メール通知

チーム メンバー、プロジェクト マネージャー、リソース マネージャーは、各自に割り当てられたタスクや、他のメンバーが完了を待っている保留中の項目について常に把握しておく必要があります。これを支援するために、Project Online のメール通知機能の強化を実施しました。この機能を使用すると、今後の予定が常に通知され、それぞれの期限や現在すべきことを把握できます。

 

メール通知機能を活用する方法については、以下の資料をお読みください。

 

この機能は、本日からすべての Project Web App (PWA) サイトでご利用いただけます。

プロジェクト ID

新規プロジェクトに対して一意のプロジェクト ID を生成する機能についても、皆様から継続的にご要望を頂いていました。プロジェクト名は変更される可能性がありますが、この機能を使用するとプロジェクト名に依存せずにプロジェクトを参照できます。これまでは、プロジェクト作成時に手動で順次番号を入力してワークフローに組み入れたり、カスタム イベント ハンドラーを使用したりするなど、各企業はさまざまな方法で対処していました。マイクロソフトでは、カスタム ソリューションを構築したり手動の手順を踏んだりせずに、こうした機能をサービスに実装するべきだと考え、プロジェクト作成時に独自のプロジェクト ID を生成する新機能を導入することにしました。

この機能を有効化するには、エンタープライズ プロジェクトの種類 (EPT) の一要素としてプロジェクト ID を定義する必要があります。

 

各 EPT で独自のプロジェクト ID を定義します。固定の接頭辞や接尾辞、開始番号、最小間隔を指定できます。このプロジェクト ID は、PWA 内の各種ビューやカスタム レポートに表示できます。また、CSOM を使用してプログラムで更新することも可能です。

この機能については現在最終調整を進めており、今後 2 か月以内に PWA サイトでの提供開始が予定されています。リリースについての最新情報は、Office のロードマップ (https://success.office.com/ja-jp/roadmap (英語)) を参照してください。

レポートのカスタムフィールドの制限の引き上げ

お客様からのフィードバックでは、レポートで使用するテキスト カスタム フィールドの上限数を引き上げてほしいというご要望も多数頂いていました。これを受けて、レポートで使用可能な全種類のカスタム フィールドについて制限を緩和しました。

新しい制限は以下のとおりです。

 

プロジェクトのカスタムフィールド

タイムシートのカスタムフィールド

タスクとリソースのカスタムフィールド ( 合わせて )

テキスト フィールド: 450 個

テキスト フィールド: 450 個

テキスト フィールド: 450 個

参照テーブル: 450 個

参照テーブル: 450 個

参照テーブル: 450 個

その他すべての種類のカスタム フィールド (コスト、日付、期間、番号、フラグ): 450 個

その他すべての種類のカスタム フィールド (コスト、日付、期間、番号、フラグ): 450 個

その他すべての種類のカスタム フィールド (コスト、日付、期間、番号、フラグ): 450 個

 

この変更は、本日からすべての PWA サイトでご利用いただけます。

今回ロールアウトされる新機能が、皆様の生産性向上にお役立ていただければ幸いです。Project Online の今後の機能強化の詳細については、Office のロードマップ (https://success.office.com/ja-jp/roadmap (英語)) をご参照ください。

 

—Chris Boyd (Project チーム、主任プログラム マネージャー)

 

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