OneNote — 教育現場の "十徳ナイフ"


(この記事は 2015 年 10 月 8 日に Office Blogs に投稿された記事 OneNote—the Swiss Army Knife of education の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、チェロキー郡教育学区のテクノロジ プロジェクト スペシャリストを務める Sandi Adams 氏の寄稿記事をご紹介します。

秋はアウトドアで過ごすには絶好の季節です。私はよくハイキングやトレッキングに出かけるのですが、日帰りでも泊まりでも必ずスイス アーミー ナイフを持っていきます。これさえあれば何でもできる、万能なツールです。

新学期が始まるこの季節は、私が気に入っている教育現場向けのツール、OneNote が活躍する時期でもあります。アーミー ナイフと同じく、OneNote もまた広範な用途に対応する万能ツールです。昔から使用していたルーズリーフ バインダーのように、デジタル ノートブックの OneNote では、無制限のページにドキュメント、写真、メール、スプレッドシート、録画/録音、手描きのメモなどを追加し、セクションやセクション グループに分けて整理することができます。また、OneNote を使用すれば、同僚や生徒ともスムーズに共同作業を行えるだけでなく、スマートフォン、iPad、Microsoft Surface、デスクトップ PC、ノート PC のどのデバイスを使用しているときでも最新バージョンのノートブックにアクセスできます。

画像提供: theshoppingmama.com (英語)

今回は、チェロキー郡教育学区 (英語) における OneNote の活用方法についてご紹介します。

個人の学校用ノートブック

私は新しい年度が始まるたびに個人の学校用ノートブックを作成します。このノートブックには学区内の学校ごとのセクション グループを作成し、各セクション グループには設備、スケジュール、教材、連絡のセクションを用意します。その他に、会議、特別プロジェクト、職員会議、手順、MIEE (Microsoft Innovative Educator Expert) のセクションを追加しています。ノートブックは iPad、スマートフォン、デスクトップ PC、ノート PC に同期されるため、仕事関連のすべてのコンテンツにすばやくアクセスできます。

スタッフ業務用ノートブック

テクノロジ部門の各メンバーは、スタッフ業務用ノートブックから必要なすべてのコンテンツにアクセスできます。このノートブックには、学校の見取り 図、プロジェクト ワークフロー、組織図、問題の解決策、人事記録、プロジェクト管理、評価に関する情報などが含まれます。しかも、変更を加えたときには、その内容がリアル タイムに反映されます。

学年別ノートブック

当学区の主任教師はチーム用のノートブックを作成し、授業計画を共同で作成したり、保護者とのやり取りを保存したり、年間行事を企画したりするとき に利用しています。これらすべての情報に 1 か所からアクセスできるため、OneNote はチームにとっても不可欠なツールとなっています。

Leader Keys Effectiveness System ノートブック

Leader Keys Effectiveness System (LKES) とは、州内学区間の一貫性と同等性を確保することを目的とした、共通のリーダー有効性の定義に基づく評価システムです。当学区では、リーダーシップ評価に 関する資料をらせん綴じの書類ではなく OneNote で作成するように移行しました。

各校の校長は、作成したノートブックを教育委員会と共有します。教育委員会は、各校が事前に設定した業績目標を達成できるように、複数のソースから 関連するデータを監視、分析、適用し、各校管理職の継続的な成長と発展を支援するための有用なフィードバックを含む記録を提供します。

LKES では、プロセス全体を通じて、学校管理職に明確かつ正確な指標と資料が提供されます。OneNote を使用すれば、常に最新のデータと情報を確認できます。

学校用ハンドブック

各校では、校則から教員の退職情報まで、あらゆる情報を含むハンドブックを年度ごとに用意しています。このハンドブックを作成するには、OneNote Staff Notebook (英語) が最適です。まず校長が、ノートブックを作成し、学校のあらゆるデータをコンテンツ セクションに盛り込んで、教頭と管理者権限を共有します。この優れたツールを使用すれば、全教員がリアルタイムでノートブックを更新することもできるので便利です。

共同作業セクションには、会議参加者が会議の内容を記録できます。学校管理職、テクノロジ部門、ホスピタリティ部門、教員などのさまざまな会議に使用可能です。また、このセクションは校長が教員からすぐに情報を収集したいときにも役立ちます。

各教員もそれぞれ個人用のノートブックを作成し、以下のように Teacher Keys Effectiveness System の評価基準ごとのセクションを作成しています。

  • 専門知識
  • 指導計画
  • 指導戦略
  • 生徒の多様性に応じた指導戦略
  • コミュニケーション
  • 評価戦略
  • 積極的な学習環境

教師は授業計画、コミュニケーション ツール、専門能力開発の記録をアップロードします。このプロセスにより、すべての情報が 1 か所にまとまった専門的なメディアを作成できます。また、管理者が常にアクセスできるため、評価も簡単に行うことができます。

OneNote Class Notebook

4 ~ 12 年生を担当する教師の多くは、OneNote Class Notebook (英語) を使用して生徒用のノートブックを作成しています。コンテンツ セクションは、科目の教科書に関する情報、課題、資料をアップロードするのに最適な場所です。

共同作業セクションには、各生徒の年鑑の写真を表示するスペース、その日の重要な質問、授業で扱ったテーマに関して議論するスペースなどを設けるこ とができます。また、課題、宿題、日記を提出する個人用スペースがそれぞれの生徒に用意されています。1 か所で課題を採点できるので、学級運営が円滑になります。

生徒への OneNote 導入は驚くほど高い効果を挙げています。生徒はこの環境に簡単に移行し、共同作業スペースを尊重しており、正しいデジタル シチズンシップを着実に身に付けています。宿題を提出したり、日記を付けたり、自分のすべてのコンテンツにアクセスしたりできる OneNote は、授業用ツールとしても最適です。

この他にも、専門能力開発の授業、Innovation Zones、EdCamp、Office 365 Swat チーム、授業計画などのノートブックとして OneNote を使用しています。OneNote の詳細については、OneNote for Teachers (英語) および こちらのページをご覧ください。

—Sandi Adams

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