Project Online: リソース管理とキャパシティ プランニング

(この記事は 2015 年 9 月 23 日に Microsoft Project Support Blog に投稿された記事 Project Online: Resource Management and Capacity Planning の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

本日 Project Online テナントにアクセスしたところ、リソース管理とキャパシティ プランニングの新しい機能がロールアウトされていました。ロールアウトは本日 (2015 年 9 月 23 日) から開始され、すべてのテナントで有効化できるようになるまでにはしばらく時間がかかります。これらの機能がまだ表示されていない場合は、もう少々お待ちください。最初に、すべての Project Online テナントを対象として管理センター内のメッセージ センターに通知が配信されます。テナント管理者はこの情報を利用して、新機能についてユーザーに通知することができます。

 「Complete action by」の日付はここではあまり重要ではなく、緊急の対応が必要な処理はありません。むしろ、運用環境のシステムで有効化する前に、テスト用 PWA サイトで新機能をじっくりお試しいただくことをお勧めします。

*** 9 月 25 日更新 - このメッセージは「Awareness」に変更され、「Complete action by」の日付は削除されました。そのため、上記のスクリーンショットとは多少異なります。***

新機能がテナントにロールアウトされると、ホーム ページ、リソース センター、PWA の [Server Settings] ページに黄色いバナーが表示されます。

PWA の [Server Settings] ページから [Additional Server Settings] にアクセスすると、これらの機能を有効化する新しいオプションが表示されます。このオプションをオンにすると、下図のようなポップアップが表示されます。

ポップアップに記載されているとおり、機能を有効化すると PWA インスタンスで移行プロセスが開始され、発行済みのリソース計画とタイムフェーズ リソース データがリソース予約に変換されます (詳細については、下記のドキュメント一覧に掲載した FAQ ドキュメントをご確認ください)。この時点でキャンセルすることもできますが、[OK] をクリックしても、ページを保存しなければアクションは確定されません。機能を有効化してページを保存した場合、元に戻すことはできません。前述のとおり、この手順を実行する前に、十分に新機能を試してご理解を深めることをお勧めします。

上図の「this guide」リンクからは、こちらのページ (英語) にアクセスできます。

このページでは、新機能に関するたいへん有用な情報をご確認いただけます。特に重要な内容をここに引用しておきます。
重要 リソース予約機能は、Project Online または Project Server 2016 Preview に接続された Project Professional 2016 または Project Pro for Office 365 でのみご利用いただけます。Project Standard 2016 にはリソース予約機能が含まれません。

Sonia が参考資料をまとめてくれました。こちらも併せてご確認ください。(注: 以下の英語サイトへのリンクは、一部リンク切れとなっている場合がありますのでご注意ください)

· 概要: リソース予約 (英語)

· リソースの時間を要求する (英語)

· 予約の要求を承認または却下する (英語)

· リソース最大利用可能時間を評価する (英語)

· リソースを Project Web App に追加する

· Project Online でリソース予約を有効化する (英語)

· FAQ: 従来のリソース計画からリソース予約への置き換え (英語)

皆様にこの新機能を気に入っていただければ幸いです。Project のその他の更新については、Office 365 ロードマップをご確認ください。