SharePoint Server 2016 の更新


(この記事は 2015 年 4 月 16 日に Office Blogs に投稿された記事 SharePoint Server 2016 update の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

今回は、SharePoint チームのプロダクト マネージメント担当シニア ディレクターを務める Seth Patton の記事をご紹介します。

 

今年 2 月、マイクロソフトは SharePoint の進化に 関するビジョンを公開し、Office 365 の SharePoint による継続的なクラウド イノベーション計画の概要と、オンプレミス版サーバーの次期リリース「SharePoint Server 2016」の提供に向けて現在進めている取り組みの一部をご紹介しました。Ignite を数週間後に控え、SharePoint Server 2016 で実装されるイノベーションについて、さらなる詳細をご案内する用意が整いつつあります。それまでの間に、リリース時期の最新情報と、現在取り組んでいる 主要な機能強化と新機能についてご説明しておきたいと思います。

SharePoint Server 2016 の一般提供は 2016 年第 2 四半期に開始されます。それに先立って 2015 年第 4 四半期にパブリック ベータ版の提供が予定されています。また、当面の間はオンプレミス版 SharePoint のリリースを継続していくこともお約束します。今後何年にもわたり、お客様は引き続きオンプレミス、クラウド、ハイブリッドの展開オプションを自由に選択 していただけます。SharePoint チームは、Microsoft Ignite にて SharePoint への取り組みに関する情報をお伝えできることを楽しみにしております。以下のセクションでは、最も関連性の高いセッションをいくつかご紹介していますの で、今後の展望について関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

SharePoint チームでは、SharePoint Server の次期バージョンについて検討するうえで、コンテンツ管理、チームの共同作業、デバイス間での一貫したユーザー エクスペリエンスといったトレンドや、クラウドを新しい画期的な方法で既存のオンプレミス シナリオと融合させるにはどうしたらよいのかについて、細心の注意を払っています。特に、オンプレミス展開の一環としてお客様に価値を提供すると同時に、SharePoint Server Office 365 をハイブリッドに展開することでクラウドのイノベーションを簡単に活用できるようにするために、重点的に取り組んでいます。このような背景を基に、SharePoint Server 2016 では次の 3 つの主要分野において機能強化と新機能を提供します。

  • ユーザー エクスペリエンスの向上
  • クラウドの影響を受けたインフラストラクチャ
  • コンプライアンスとレポート作成

ユーザー エクスペリエンスの向上

どの企業でも、より大きな成果を上げるためには、意思決定を迅速に行い、常に連携を維持することが非常に重要です。また、ユーザーが外出先から情報 にアクセスできることは、現代の業務環境において必須条件となっています。SharePoint Server 2016 では、すべてのデバイスや画面サイズで一貫したタッチベースの操作性を実現し、コンテンツ、連絡先、アプリケーションへのモバイル アクセスが強化されているため、ファイルの保存やドキュメントへの共同作業がさらにユーザー中心の機能となります。ユーザー エクスペリエンスが向上するだけでなく、オンプレミス展開の一環として、または SharePoint Server 2016 と Office 365 のハイブリッド展開を通じて、Office 365 のイノベーションによって生み出された機能を活用できます。たとえば、Office Graph と Delve を利用すれば、オンプレミス環境とクラウド環境の両方に保存された情報やデータの中から、コンテキストに沿ったものをすばやく見つけ出すことができます。 その他に、Exchange と Yammer を高度に統合してコミュニケーションを合理化したり、Office 365 Video などとの統合によってアクセスおよび管理できるメディアの種類を拡張したりといった取り組みも進めています。

ユーザー エクスペリエンスの向上とハイブリッド展開の詳細については、次の Microsoft Ignite のセッションでご確認ください。

クラウド検索サービス アプリケーションを利用した次世代 SharePoint ハイブリッド検索の実装 (英語)

MVP パネル: オンプレミス版 SharePoint と SharePoint Online、その中間にあるもの (英語)

 

クラウドを活かしたインフラストラクチャ

SharePoint Server 2016 は、Office 365 で拡張性の高い SharePoint を実行する最初のオンプレミス サーバーのリリースです。マイクロソフト社内の投資をお客様のデータセンターに提供することで、パフォーマンス、信頼性、拡張性を向上させると共に、既存 のオンプレミス展開を充実させる真のハイブリッド シナリオを実現します。

また、ユーザー エクスペリエンスが向上および簡素化され、Windows Server の次期リリースや次世代 SQL Server、Exchange Server 2016 などの製品と統合されることにより、IT 部門によるエンド ユーザーのトレーニングやサポートも簡単になります。

さらに、標準化された API セットとオンプレミスとクラウドにわたるエクスペリエンスの提供を通じて、ソリューションやパートナーの広範なエコシステムを構築するために取り組んでいます。

SharePoint の変革に関する詳細は、次の Microsoft Ignite のセッションでご確認ください。

SharePoint の進化: 概要とロードマップ (英語)

SharePoint Server 2016 の IT プロフェッショナル向けの新機能 (英語)

 

コンプライアンスとレポート

データ損失防止 (DLP) は不可欠な機能です。情報を必要以上に広く公開すると、法的およびコンプライアンス面での影響が生じるおそれがあります。SharePoint Server 2016 では、DLP、データ暗号化を可能にする新しいシナリオ、オンプレミスのサーバーと Office 365 で共通のコンプライアンス ツールなど、機密情報を確実に保護するさまざまな機能が提供されます。また、ユーザーによるセルフサービスの実現と、企業ポリシーに準拠したコンテンツ利 用を両立させることができます。

コンプライアンスとレポートの詳細については、次の Ignite のセッションでご確認ください。

Microsoft SharePoint のデータ セキュリティとコンプライアンス (英語)

エンドツーエンドのデータ損失防止 (英語)

 

Technology Adoption Program (TAP)

SharePoint Server 2016 の初期バージョンに対してフィードバックの提供にご協力いただけるお客様は、ぜひ Technology Adoption Program (TAP、英語) にご応募ください。オンプレミスの TAP にご参加いただくと、SharePoint、Project Server、Exchange Server の今後のリリースに関する情報およびフィードバックを提供したり、製品チームとの緊密な関係を構築したり、SharePoint や Project Server、Exchange に関するリリース前の情報を入手したりと多数のメリットを得ることができます。

5 月 4 ~ 8 日にシカゴで開催される Ignite では、初期バージョンのデモを実施するなど、SharePoint Server 2016 に関する詳細をご紹介する予定です。皆様のご参加をお待ちしています。SharePoint Server 2016 についてお伝えできることを心より嬉しく思っております。皆様もぜひご期待ください。

—Seth Patton

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