Sway のユース ケース シリーズ第 1 回: 教育現場での Sway の活用

  • Article

(この記事は 2015 年 3 月 12 日に Office Blogs に投稿された記事 Sway Use Case series #1: Educator Sways の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

Sway を使用して、多様なマルチメディアを含むインタラクティブなキャンバスを簡単に作成し、共有することで、さまざまなアイデアを形にすることができます。 教える人、学ぶ人、旅する人、趣味を楽しむ人、働く人などが、個性あふれる Sway を作成して、自身の体験や専門知識、情熱を傾けている関心事などについて共有しています。このブログ シリーズでは、毎回異なるシナリオの中から優れた Sway の例をご紹介します。

今回は、教育現場での興味深い Sway の活用方法を取り上げます。多くの教師は、クラスを活気づけ、授業を充実させるために、日々新しい便利なツールを求めています。Sway は、生徒、保護者、同僚の教師たちの関心を引くツールとして役立ちます。また、Sway の作成には時間がかからないので、時間を有効に使うことができます。それではいくつかの例を見ていきましょう。

インタラクティブな授業と学習ガイド

Alex Smilovitis (@mistersmilo) は、さまざまな数学の項目に関する Sway を作成し、新しい方法で表面積や体積、割合、収益と割引などについて指導しています。Alex が作成した Sway の中で特に優れたものを以下にご紹介します。これは二次関数のグラフの基礎を説明したものです。動く視覚要素を用いて、方程式の違いによる出力グラフの変 化を示したり、フラッシュカードを使用したインタラクティブな問題やまとめの練習問題を出題したりしています。

インタラクティブなフィードバックと投票用プラットフォーム

Andrew Fitz (米国、@AndrewNRoxanna) は、中学校で音楽とマルチメディアを教えています。Andrew は Sway を利用してデジタル マルチメディアをいち早く取り入れ、より充実した授業で生徒の関心を集めています。以下の Sway では、授業の課題で生徒たちが作成した音楽会のポスターを掲載し (Word Online にて埋め込み)、フィードバックを募ったり、人気のポスターに投票したりする自在なキャンバスとして使用しています。さらに、投票結果の Excel グラフも埋め込まれています。

 

授業の課題のまとめ

Ana Živković (セルビア、@teacherka) は、英語 (ESL) を教えています。Ana の学校とメキシコの協定校の 7 年生の英文学のクラスでは、同時期にアントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの『星の王子さま』を取り上げ、学習のまとめとして、それぞれのクラスで物語の 絵やアニメーション、劇のビデオを作成しました。そして、Skype を通じてお互いの学習体験について話し合いました。この Sway では、古典文学と最先端テクノロジを組み合わせ、楽しくインタラクティブな方法で異なる国の生徒たちをつなぐ取り組みを紹介しています。

音楽会をさらに盛り上げるインタラクティブな付録

Andrew Fitz は他にも、日常とデジタルの世界を融合してすばらしい Sway を作成し、生徒たちが主催するクリスマス音楽会の舞台裏を紹介しました。音楽会のプログラムに印刷された QR コードを読み取ると、保護者や観客のスマートフォン上に Sway が表示され、音楽会に向けて一生懸命に準備する生徒たちの姿を目にすることができます。

教育関係者のトレーニング

インターネットの安全性を理解することは教育者にとって重要なことす。3 ～ 16 歳を対象とした学校で IT マネージャーを務める Jeremy Pearson (英国、@jeremypearson) は、インターネットの安全性について同僚の教師たちに理解を促すために、Sway を使用してさまざまな資料を紹介しました。Jeremy が作成したガイドには、教育現場においてインターネットの安全性がいかに重要かを訴えている個人や団体の参考文献が一覧にまとめられています。デジタルの 世界での案内板となる Jeremy のデジタル ガイドをご覧ください。

今回取り上げたのは、教師たちが作成したすばらしい Sway のごく一部です。Sway を活用し、インタラクティブなコンテンツで教育現場にインスピレーションを与えている皆様を心から応援いたします。ぜひ引き続き Twitter (@Sway) まで活用例をお寄せください。皆様が作り出す新たな Sway を楽しみにしています。

—Sway チーム (@Sway)

Sway を入手　   | Sway の最新情報をフォロー