Lync Room System の機能を更新

(この記事は 2014 年 12 月 15 日に Office Blogs に投稿された記事 Lync Room System feature updates の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

編集メモ :
この記事は、今回の更新内容が Lync Room System (LRS) バージョン 15.12.01 に関連することが明確になるように改訂されました。

マイクロソフトでは、Lync の優れたビデオ エクスペリエンス会議室でも最大限にご活用いただくための継続的な取り組みの一環として、このたび Lync Room System (LRS、機械翻訳) バージョン 15.12.01 の提供開始を発表しました。また、この機能更新に加えて、管理性向上のために LRS Administrative Web Portal サーバー側アプリケーション (英語) を刷新すると共に、LRS Deployment Guide (英語) に構成関連の補足情報を追加しています。

この記事では、LRS バージョン 15.12.01 の機能更新のほか、LRS Administrative Web Portal アプリケーションと LRS Deployment Guide の更新についてご説明します。

 

LRS バージョン 15.12.01 の機能更新

LRS の販売開始からこれまで 1 年余りの間に、LRS チームでは、お客様が職場環境で LRS をどのようにご利用いただいているのかについてフィードバックを収集しました。その結果、会議の開催者が出席者を追加しやすく、また会議を開始しやすくするためには、最適化するべき 2 つの重要なポイントがあることがわかりました。

1. 会議内から電話をかける

既に進行中の会議 から公衆交換電話網 (PSTN) 経由の通話を行えるように、LRS のダイヤル パッドが最適化されます。これまで、エンタープライズ VoIP のお客様は電話番号を使用して電話をかけることもできましたが、Lync 会議が既に開始されている場合にはこの機能が利用できませんでした。また、ダイヤル パッドに手を加えて、ローカル ユーザーが連絡先を検索して追加できるようにしました。

新しいユーザー インターフェイス

2. LRS 内で Lync 会議を開始する

LRS の予定表タイルを 2 回タップするだけで、新しい会議を簡単に作成できるようになりました。また、会議への参加プロセスを最適化するために、Lync 会議への参加リンクを含むメールをゲストに送信する機能も追加しました。予定表の招待状に Lync 会議を追加し忘れたときでも、LRS から会議に参加できるようになります。この機能を利用すれば、わざわざ PC を開いて Outlook から Lync 会議を作成する必要はありません。

予定表タイルから会議を開始する

LRS Administrative Web Portal の更新

LRS Administrative Web Portal は、オンプレミス展開で LRS デバイスの監視や管理に使用する、サーバー側アプリケーションです。LRS Administrative Web Portal の新機能は、次のとおりです。

  • ログ収集機能の向上
  • ポータル上でのライブ通知
  • 修正プログラムのバージョン (15.xx.x) の表示
  • 管理者がポータルから更新プログラムを確認できる機能
  • アクセシビリティの向上
  • 自動ログアウトまでの時間を、最後の操作から 15 分後に延長

更新版の LRS Administrative Web Portal は、こちらのページ (英語) からダウンロードしていただけます。

LRS Deployment Guide の更新

さらに、LRS Deployment Guide が更新され、ハイブリッド展開を選択している Lync のオンプレミス環境で Exchange Online のメールボックスを構成する場合に役立つ補足情報が追加されました。また、マルチフォレスト展開での LRS の構成に関する詳細情報も記載されています。

更新版の LRS Deployment Guide は、こちらのページ (英語) からダウンロードしていただけます。

今回お伝えしたすべての更新内容は、既にご利用可能な状態になっています。LRS が導入されており、かつ自動更新が有効になっている場合は、Lync Room Systems バージョン 15.12.01 (機械翻訳) の更新が既に適用されているはずです。自動更新が有効になっていない場合は、IT 部門の方が更新を適用していただけます。

また、LRS Deployment Guide と LRS Administrative Web Portal アプリケーションは、上記の各リンクからダウンロード可能です。

新規のお客様の場合、マイクロソフトのパートナーである Crestron (英語)PolycomSMART (英語) が提供する、優れた LRS 製品/サービスの詳細をご確認ください。

LRS チームは今回の更新をお届けすることができ、たいへん嬉しく思っています。今後もさらに進化を続けてまいりますので、どうぞご期待ください。また、お客様の声を参考にさせていただくために、皆様からの貴重なご意見を引き続きお待ちしております。