Henkel 社、5 か月間に 40,000 名のユーザーを Office 365 ProPlus にアップグレード

(この記事は 2014 年 10 月 22 日に Office Blogs に投稿された記事 Henkel upgrades 40,000 users to Office 365 ProPlus in 5 months の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

今回は、Henkel AG & Company で統合ビジネス ソリューション、新規テクノロジ、Office 365 を担当するコーポレート ディレクター Markus Petrak 氏の記事をご紹介します。

Henkel では IT インフラストラクチャの近代化を非常に積極的に実施しており、当社のコンピューターを Windows 7 にアップグレードする作業が完了した後、生産性に関するすべてのニーズに対応するためにマイクロソフトの Office 365 を導入することを決定しました。Office 365 はクラウド ベースの生産性ソリューションで、Exchange Online、Lync Online、SharePoint Online、および Office 365 ProPlus クライアントが含まれています。以前は Lotus Notes と Office 2003 を使用していましたが、社内ではそのパフォーマンスに不満の声がありました。また、縦割り的な業務形態を打開すると共に、ほとんどのコミュニケーションを電子メールに頼る体制も刷新したいとも考えていました。

こうした理由から当社では、より生産性が高く近代化された業務環境をサポートできる、最新の統合型ツール群を求めていました。旧来のソリューションをアップグレードするのではなく、一足飛びに前進することを選んだのです。Office 365 は、常に最新の機能を提供し続けるという当社のニーズに完璧に合致していました。

このプロジェクトはたいへん大きな成功を収めたと言えるでしょう。わずか 5 か月の間に、世界各国 40,000 名以上の当社のユーザーを Office 365 ProPlus に移行することができました。多くの者が無謀なスケジュールだと考えていましたが、当社では新旧の環境を統合するために時間や予算を浪費するよりも、迅速に移行を推進することを選びました。移行後は、最新バージョンの Office で統合型プレゼンス情報などの新機能を活用できるようになり、また、ドキュメントの同時編集などにより利便性が高まったため、従業員には非常に好評でした。電子メール文化も着実に変化し、Lync はこれまでごく一部の従業員しか使用していませんでしたが、わずか数か月後には社内のほぼ 50% が使用するまでに浸透しました。

一般消費財製造の大手企業 Henkel 社が Office 365 ProPlus に移行した事例の全文は、こちらのページ (英語) でお読みいただけます。

 

– Markus Petrak