Office 互換ソフトウェアを利用する前に考えるべき 3 つのこと

個人や組織の生産性を上げたり、創造力を上げるには、最新テクノロジーを駆使することが大きな助けになるはずです。それは個人や組織がドキュメントを作成、共有する場合にも当てはまります。Microsoft Office は元々、表計算やワープロを行うための文房具として始まりましたが、この 10 年で大きく進化しました。もはや当たり前となったインターネット接続やモバイルデバイスからの利用にも対応し、さらに効率的に文書作成と情報共有ができるようになっています。

今日では Microsoft Office 互換を謳うオフィス統合製品がいくつか市場に出回っていますが、「オフィス統合製品」と謳っていても Microsoft Office と同じように使えるわけではありません。これを知らずに採用してしまうと、かえって生産性が下がったり、情報共有がやりにくくなってしまって、Microsoft Office の古いバージョンを使っていたほうがまだマシだったということになりかねません。

この記事では、気を付けるべき 3 点のポイントについて、その概要をお知らせします。

 

1. 再現性

ビジネスでも、ご家庭でも、もっとも多くの人に利用されている Microsoft Office。だからこそ、作成したファイルを正しく閲覧できるかどうかは、各社オフィス統合製品にとって非常に重要な問題となります。Microsoft Office で作成したファイルを他社のオフィス統合製品で開くと大抵の場合、レイアウトが崩れたり内容が失われてしまいます。以下はその例です。

 

2. パフォーマンス

ビジネスの現場において頻繁に利用するワープロ、表計算、プレゼンテーションアプリケーションを選ぶとき、ぜひともこだわりたいのが「ストレスなく快適に」使えるかどうかです。たとえばアプリケーションの起動に時間がかかるのでは、スムーズな作業の開始を妨げます。また、アプリケーションのメモリー使用量も、日常的に使用するアプリケーションには重要なポイントです。Microsoft Office は動作が重いと思われがちですが、意外とそうでもありません。以下はその例です。

 

3. 操作性 & 機能比較

オフィス統合製品を選択する上で、操作性は無視できないポイントではないでしょうか。最終的にできあがる文書の内容は同じでも、そこに至るまでの作業を素早く進められることができれば、作業効率の向上につながるわけです。Microsoft Officeでは、操作性を向上させるためにさまざまな機能が組み入れられています。以下のように、同じ操作を行うのでも一番少ないステップで作業が完了するように設計されています。 

いかがでしたでしょうか。これらはほんの一例です。

より詳しい情報について知りたい方はこちら:
The Facts 2013: 比べてわかる Microsoft Office の実力