統合コミュニケーションからユニバーサル コミュニケーションへ


(この記事は 2014 年 2 月 18 日に The Official Microsoft Blog に投稿された記事 の翻訳です。なお、本文中にある Lync Online と PSTN への接続については、日本市場での展開有無・時期は今の所未定となります。)   

今回は、マイクロソフトの Lync および Skype エンジニアリング担当コーポレート バイス プレジデントを務める Gurdeep Singh Pall による記事をご紹介します。

Lync Conference (英語) は今回が 2 度目となるマイクロソフトのイベントで、今年はラスベガスで開催を迎えました。初日には、お客様、パートナー、IT プロフェッショナルの皆様など、約 2,000 名の方が来場されました。今回は、私がマイクロソフトのコミュニケーション ビジネスの責任者となってから初めて公の場に出る機会であり、また、Lync の提供開始段階 (英語) からかかわってきた者として、会場の熱気をじかに感じることができたのは大変嬉しい限りです。

2010 年に Lync を市場投入した際、私たちはあるビジョンを描いていました。それは、ソフトウェアによってビジネス コミュニケーションのさまざまな手段を統合し、人々が日常的に利用している Microsoft Office などのアプリケーションからコミュニケーションを簡単に行えるようにする、というものでした。本日、Lync をご利用いただいている Telefónica 社 (英語)、Cargill 社、Adventist Healthcare System 社をはじめとするさまざまなお客様の事例を検討してみて、私たちが掲げたビジョンは正しかったということがよくわかりました。このビジョンを信頼してくださっているお客様のおかげで、Lync は過去 5 年間で四半期ごとに 2 桁の増収を達成しました。これにより Lync は 10 億ドル規模のビジネスに成長し、世界中のどのテクノロジ企業よりも多くの統合コミュニケーション音声ソリューションを企業のお客様に提供するまでになりました。

コミュニケーション統合は、企業における最初のステップとして不可欠ですが、それだけでは十分とは言えません。マイクロソフトは今後数年でさらに大きな変革を起こし、あらゆる人々が仕事やプライベートでの重要なつながりのすべてで、リッチなコミュニケーション手段を利用できるようにします。既に Skype をご利用のユーザーは、お好きなデバイスやサービスから会社に簡単にアクセスし、必要に応じてチャットや音声通話、ビデオ通話、コンテンツ共有を利用できるようになります。IT プロフェッショナルも同様に、仕事で利用しているアプリケーションから世界中の同僚やビジネス パートナー、顧客とつながることができるようになります。マイクロソフトではこれをユニバーサル コミュニケーションと呼んでおり、その実現にあたって以下の戦略を重視しています。

· 仕事とプライベートで一貫したエクスペリエンスを提供: Skype と同様に、Lync では 1 つのクライアントから、インスタント メッセージや音声通話、ビデオ通話、会議といった機能を提供します。マイクロソフトは、こうしたエクスペリエンス間の距離をさらに縮め、仕事とプライベートの両方で人々のコミュニケーションを容易にしていくことを目指しています。

· コンテキストおよびアプリケーション インテリジェンス: マイクロソフトは、Xbox One、Office、Outlook.com、Bing、SharePoint など、人々がよく使用するオンライン上でのアクティビティを通じてコミュニケーションを行えるようにします。また、企業にエンタープライズ ソーシャルの価値をもたらす Yammer をコミュニケーション手段として投入します。

· あらゆるデバイスに対応: Lync は Windows Phone、iPhone、iPad、Android、Mac、Windows に対応しています。昨年は、このほぼすべてのデバイスに、四半期ごとに更新プログラムを配信しました。モバイル デバイスに関しては、ボイス オーバー IP とビデオ オーバー IP、会議コンテンツの閲覧、匿名での会議参加といった機能を追加しました。そして最近では、Windows Phone で音声コマンドが利用可能になりました。カンファレンスの初日には、今夏提供開始予定の Android タブレット向け Lync アプリケーションを初公開しました。Skype はこれらのプラットフォームに加えて、Xbox One と多数のスマート テレビにも対応しています。

· どこにいてもビデオ通話を利用可能: Skype では、どこにいてもユーザー間でのビデオ通話が可能になりました。そして Lync では、企業におけるインターネット経由での HD ビデオ通話と会議が実現され、コスト効率に貢献しています。また昨年は、音声通話とインスタント メッセージに関して Lync-Skype 接続が実現されました (英語)。既に 10,000 を超える固有のドメイン名が登録され、このサービスが利用されています。カンファレンスの初日には、これをさらに一歩進めて、Skype Lync 間でのビデオ通話のデモを行いました。この機能によって、一般ユーザーや企業はどこにいてもほぼすべての会話でビデオ通話を利用できるようになります。また、Lync と従来のビデオ会議システムとのネイティブな相互運用性を追加し、お客様が既存の投資から継続的に利益を得られるよう支援する予定です。

· クラウドから世界につながる: ユニバーサル コミュニケーションとは、あらゆる規模の企業がリッチなコミュニケーション手段を利用できるようにするだけでなく、Lync Online 上のすべてのユーザーが Skype、Office 365、PSTN のいずれを使用しているユーザーともつながることができるようにすることを意味しています。さらに、マイクロソフトのグローバル アライアンス パートナーが提供するプライベート クラウド サービスで Lync Server の能力をフルに活用したり、AT&T や Vodafone などが独自のサービスと Lync Online とを組み合わせた Office 365 を購入したりすることができます。

マイクロソフトのように人々をつなぐことができる企業は、世界に 2 つとないはずです。マイクロソフトの取り組みによって、コミュニケーションの境界線は根底からあいまいになりました。私たちは今後も人々のコミュニケーション手段について、技術革新と変革に取り組んでまいります。カンファレンスの後には、Lync および Skype チームの先頭に立ち、あらゆる人々にユニバーサル コミュニケーションを積極的に提供していきたいと思います。

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